ツールドちば 2014

■第1ステージ・2日目
2014年4月27日(日)晴れ

牛久-養老渓谷-鴨川-長狭学園-平久里-岩井-金谷港(91キロ)…戸塚-久里浜(49キロ)(140キロ)

 起床は5時。昨晩は8時過ぎには寝たので、かなり早くから目が覚める。明るくなってから起き出した。早速着替えて朝食に出掛けるが、マックの営業は6時からに変わっていた。暫く隣のコンビニで待つ。

 マックでゆっくり朝食をとり、6時半に牛久を出発する。薄着だったのか、やや寒くスピードは上がらない。暫くはサイクリングのような状態。下り坂では寒さで震えてしまう。今日のルートは昨日とほぼ変わらない。牛久から小湊に向かうルートは養老渓谷経由にし、県道81号線で養老渓谷駅前を通り、県道178号線に入って小湊に出るルートを取った。距離的には殆ど変わらず、渓谷経由の方が山間部が多く山の標高がやや高い程度である。

 国道465号線との交差点の老川十字路に観光物産店が新しくできており、そこで最初のトイレ休憩。まだ20キロ程だが、1時間も掛かってしまった。トイレにだけ寄ってすぐにスタートする。ここから先は山間部に入りアップダウンの繰り返しが続く。上りが続き寒くはなくなり、ややペースも上がる。

 昨日通った県道177号線との交差点まで行くと、小湊の海岸も近い。小湊の海岸までの下りが始まる勝浦市と鴨川市の境の山中で2度目のトイレ休憩。ここでおよそ40キロ弱。少々小腹も空いてきたので、朝のコンビニで買っておいた羊羹を補給する。これで小湊のコンビニに止まらずに、国道410号線との交差点の長狭学園前まで行く事を決めた。

 小湊海岸まで下って40キロと少々。そして暫く国道128号線を走り、鴨川の街の手前から国道410号線までややショートカットする様に県道181号線を通り、県道34号線、長狭街道に入る。この県道は街道の名前も付いているくらいで、太平洋側の鴨川と東京湾側の保田を結ぶ重要な街道とみられ、車の通行量もかなり多い。路面も良くない為にあまり走りたくない道路である。その街道は6キロ程走れば国道410号と交わる。

 その横にあるコンビニで最初の休憩を取る。ここまでちょうど60キロ、今回は2時間25分で着いた。寒かったために出だしのペースが遅く、トイレ休憩もあったのでだいぶ時間が掛かってしまった。

 いつものレッドブルとおにぎりで腹を満たす。30分程休憩して、9時35分に出発する。この先、国道410号線の坂を上るが、標高は200mほど。高低差150mを上る程度である。細く山間部を抜ける山道を上り終わると酪農のさとというエリアを通過し視界が開ける。

 その酪農のさとの手前に、自衛隊駐屯地の看板があり、それに従って行くと千葉県の最高峰である愛宕山を上ることになる。一度行ってみたいと思っている。

 気持ちよく下って行くと県道89号線が左側から合流し、この先は昨日通って来たルートである。昨日は逆方向から県道89号線に向かって右折して行って、太海方面に向かって行った。この先は昨日のルートの逆コースであり、山の上り下りはあるものの次第に東京湾に向かって下って行く。

 平久里の交差点を右折し、県道89号線に進む。その先のピークを過ぎてしまえば、東京湾まで一気に下って行く。あっという間に富津館山道路の案内が出てくる。昨日ここを通るときには、帰りはここで食事と思っていたが、いざ通るとなると、それほど食欲も無い。とりあえず金谷港まで一気に行ってしまおうと思ったが、国道127号線に出た辺りから急に空腹感を覚えた。それならば、保田港のばんやで食事にするかと思って店内に入ってみたが、案の定大混雑。こんなところで時間をロスしてもつまらないと思い、さっさと金谷港を目指して再出発した。

 金谷港には10時50分に到着。ここまで91キロ、長狭学園からは31キロ、1時間15分の所要時間だった。フェリーの時間まではまだ少し余裕があるので、ターミナル内のそば屋でさっと食事を済ます事にした。以前、同じ様に食事に困ってターミナル内のレストランで食事をした事があったが、もう二度とここでは食べないと思った。そば屋なので多少違うだろうと思って食べてみたが、やはり同じ状態だった。もうここでは二度と食べない事にする。

 昨日往復の乗船券を買っておいたので乗船券の購入は必要無い。乗船の列に並ぶ。フェリーは11時20分に出港、久里浜港には予定どおり12時に到着した。久里浜からはいつも街の中を通り衣笠へ向かって行くが、千葉の状況と比べると格差が大きく、いつも閉口する。それならば、多少距離は延びるが三浦海岸経由の方が市街地を通らずに済むので良いだろうと思って、久里浜港から左折し三浦海岸に向かった。

 冬場など、三浦半島一周コースの場合に散々通るコースなので、良く知ったコースでルート自体は何の問題も無い。三浦海岸から引橋に向かってショートカットするイメージなので、楽をした感もある。引橋からは下り基調なので比較的楽でもある。信号もあまり多くなく走り続けられるコースなので、衣笠回りと比べて所要時間もあまり変わらない。なぜ今までこちらのルートを取らなかったかと悔やまれる。今後はこのルートで帰りたいと思う。

 久里浜から戸塚までちょうど50キロ、そしてちょうど2時間で戸塚の自宅に到着した。本日の走行距離は140キロだった。今回のツールドちばも無事に終了した。2日間の走行距離は266キロになった。6月のレースに向けていい練習ができた。

【ルート図】

  
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