ツールドちば 2014
■第1ステージ・1日目 2014年4月26日(土)晴れ 戸塚-久里浜(35キロ) … 金谷港-岩井-平久里-太海-鴨川-小湊-中野-牛久(91キロ)(126キロ)
昨年の7月以来、久しぶりのツールドちばになった。9か月以上も経っていて房総半島の印象も薄れてしまっていた。今ステージは、久しぶりという事もあるので、1日目、2日目とも同じ様なルートがいいだろうと思っていた。距離は短くもなく、長くもなくという程度、レベル的には高低差の少ないルートを選んだ。その結果、東京湾側から県道89号線で太平洋側に出て、鴨川から小湊に向かい、その先は慣れ親しんだ県道177号線で北上する事にした。
天気もいいので、比較的早めに起床。食事の前にバイクの準備を始めるが、いきなり後ろのタイヤの空気が漏れている感じ。どうやらパンクである。何を考えるまでもなく、さっさとタイヤを新しいものに替える。レースで数回走っただけなのでグリップがいい。これで安心して走れる。ちょっと手間取ってしまったので、朝食はさっと済ませる。それでも早起きしていたので、比較的早く予定どおり家を出る事ができた。
いつもの様に、鎌倉、葉山、衣笠そして久里浜。35キロ、時間にして1時間25分くらい。久里浜海岸に着くと金谷からのフェリーが港に着くところだった。余裕で準備ができるかと思ったが、連休で客も多いらしく、さっさと乗る様に促されてしまった。乗船券を買って慌ただしくフェリーに乗り込む。切符は往復割引で1,930円。ちょっと安い感じ。
連休のはじまりのためか、更に気候もいいので単車も多い。私にとっては大いに迷惑である。車もいつもより多く、客室内の乗船客も多い。私は船内ではおとなしくしていた。かなや丸は8時20分に久里浜港を出港し、金谷港には予定どおり9時に到着。
今日は金谷港から暫く南下して岩井まで走る。およそ10キロ、20分ほどの道のり。岩井のトンネルを抜けた先を左折、美味しいものがたくさんある道の駅方面に向かう。復路ではここで美味しいものを食べて帰るつもりでいる。ここから県道89号線で、鴨川へ出る。このルートは房総半島を横断するルートの中では比較的高低差が少なく、他よりも楽をして走ることができる。ただ、岩井側から鴨川に抜けて行った記憶は無い。鴨川市に入ってから少しだけアップダウンの繰り返しがある。
曽呂という英語のような名前の交差点で国道128号線と交わり、そのまま旧道の様な海岸線の道路に出る。暫く海岸線を走り、いつもの休憩地点である小湊のコンビニにたどり着く。ここまで50キロ、金谷港をスタートしてちょうど2時間、11時に到着した。晴れていて気持ちが良い。トイレを借り、いつものレッドブルを補給して牛久の街を目指す。
ここからは房総半島の真ん中を北上する。大した山ではないが、アップダウンの繰り返しが続く。最初に海岸からすぐに100m以上を上る。勾配的にはかなりきつく体感的には10%以上と思える坂が続いている。そこが最初で最大の難関で、あとはアップダウンの繰り返しが続くが、難度としてはあまり高くない。通行車両も少なく緑の中を走る山道なので、気持ち良く走って行ける坂である。
いすみ鉄道の線路を越えると上総中野の街、そこまでは県道177号線。その先は県道32号線、81号線と続き、比較的車両の数も増え路面もやや荒れてきて、それまでより走りやすさやや劣る。しかし慣れた道、車などに気を付けながら牛久を目指す。高滝を過ぎゴルフ場入口の手前、急な上り坂があるが、これを越してしまえばその先には牛久の街が広がっている。最後に上り終えて一安心、いつものコンビニ到着は12時45分、小湊からは41キロ、トータル126キロの行程だった。
養老渓谷を過ぎ、市原市に入った辺りから白地に赤ののぼりが目に付いた。何やら3月から市原アートミックスなどというイベントが開催されているとのことだった。季節も良くなり人の数も増えてきた様だ。地元の街が活性化するのは嬉しいことである。
【ルート図】
|