ツールドちば 2013
■第3ステージ・2日目 2013年7月15日(月)晴れ 牛久-養老渓谷-小湊-鴨川-保田-金谷港(85キロ)…戸塚-久里浜(39キロ)(124キロ)
14日は牛久の旧友たちと旧交を温めるために休息日。1日置いた15日が第3ステージ2日目になった。朝方、日差しは無く曇りがちで、走るには都合が良さそうだった。いつもの様に朝食を近所のマックで済ませて走り出す。走り出しは7時、今日は遠回りするつもりも無く、いちばん走りやすいルートにした。
出だしはいつもと同じ県道81号線、養老渓谷に向かって走り、安房小湊へ出る。小湊に行くには、中野経由の県道177号線を良く利用するが、今回はその西側を通る県道178号線で、養老渓谷、粟又を経由する事にした。こちらの方が山の中を通るので涼しいだろうと思ったからだった。
養老渓谷の旅館街を過ぎた老川交差点は1日目に休憩したところ。そこからまっすぐ178号線に入る。入口は狭くそして急な上りが暫く続いている。しかし反対側から、1日目に休んだ売店の前を通る道路の工事が行われていた。数年後にはここも通りやすい道路になるだろう。
178号線を暫く走ったところの粟又の滝は牛久から20数キロ、ちょうど1時間ほどで到着する。一昨年だったか、滝のすぐ上にある旅館に一泊した事があった。渓谷地区ではこの旅館だけは盛況らしい。そんな事を考えながら、山間部を通過して行く。まだ朝方で日差しも弱く休む必要も無い。小湊の街までは休憩無しで行くつもりである。
市原市から大多喜町、勝浦市を通過して、小湊は鴨川市。海沿いにあるコンビニまで来たところで小休止。8時45分到着、41キロ走行。コンビニで買ったおにぎりを食べていたところ、異物を感じた。異物混入かと思ったら、私の虫歯の詰め物だった。連日の暑さで疲れも出たか、今まで暑くて疲れた時に取れた事がある。
9時10分、次の休憩地、保田に向けて出発した。保田の目的は、漁港直営の食堂「ばんや」で昼食を食べる事だった。安くて美味しい魚料理を食べさせてくれる食堂である。以前は漁港のおばちゃんたちが細々とやっていたそうだが、TVで取り上げられた後、人が押し寄せる様になってしまったらしい。今では大きな店内が常に満席状態の人気の食堂である。
小湊から保田に行くには県道34号線を経由する。この34号線・長狭街道は東京湾側と太平洋側を結ぶ重要な街道である。私も何度もこのルートを使用している。小湊から海岸線の国道128号線の旧道を通り、鴨川市街が見えてきた辺りで県道181号線に入る。その先が県道34号線につながっている。アップダウンは繰り返すが、平坦基調の道が続く。
国道410号線との交差点、長狭中学校前を過ぎると徐々に山間部に入っていく。コンビニはここしか無いが、小湊からはまだ20キロ程、1時間も走っていないので休むには少し早過ぎる。ひと山越えてしまえば東京湾に出るので、丘陵部分は耐えて走る事にする。1日置いたけれども、2日目ともなれば、体も自転車走行にだいぶ慣れてきている。
最後の横根峠を越えれば鋸南町、保田の町までは10キロも無い。東京湾に向かう下り坂を気持ち良く下る。館山道のICが見えて来れば保田までもう少し。ばんやの昼ご飯を目指してペダルを回す。いつの間にか日差しは強く、暑い中ばんやに到着。
まだ11時前、空いているかと思って店内に入ったら、待っている人達でいっぱいだった。しかし店内は広く、すぐに席に着く事ができた。今日の昼食は近くの人が食べていたアジ天丼、840円にした。量は多くなさそうに見えたがとんでもない。どんぶりが大きいので、量が少なく見えただけだった。
少々早い昼ご飯をたっぷり食べ、休憩を取ってフェリー乗り場の金谷港に向かった。フェリー乗り場までは5キロ程、約10分。あっという間に着いてしまう。千葉県内の走行は金谷港で終了。気持ちのいい道路とは言え、暑さはどこでも同じだった。連休の最終日のためか、フェリーに乗るバイク、2輪、4輪ともいつもよりだいぶ多かった。
12時20分発のかなや丸で対岸の久里浜港に向かった。久里浜港には1時ちょうど。神奈川県内は一層暑く感じられた。戸塚までは40キロほど、やはりいつものコースで帰路に着いた。2時40分、無事に到着した。
千葉県内85キロ、走行時間は3時間30分程。今日の走行距離合計は124キロだった。第3ステージ2日間で236キロの走行距離となった。
【ルート図】
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