ツールドちば 2013
■第3ステージ・1日目 2013年7月13日(土)晴れ 戸塚-久里浜(35キロ)…金谷港-湊-粟倉-亀山-養老渓谷-鶴舞-牛久(77キロ)(112キロ)
6月のレースから一度もバイク練習に行っていない。7月の上旬に梅雨が明け、既に暑い日が続いている。そんな中でのツールドちば2013、距離は短く、高低差があまり無く更に涼しい山中を通る様な楽なコースを選んだ。しかし、練習不足は何ともし難く、暑い中の辛い第3ステージ1日目となってしまった。
なるべく涼しいうちにと思って、6時過ぎに戸塚を出発した。この時間に出掛けると、久里浜港を8時20分に出港するフェリーに乗船する事になる。もう1本早いフェリーに乗るには、家を5時半に出ないと間に合わない。ちょっと出発する時間が早過ぎるので、8時20分出港のフェリーにして、久里浜港でのんびりする事にした。
久里浜までは毎回同じルート。フェリーに乗船する事を目的にしているので、まっすぐ久里浜港に向かう。3連休の初日だが、まだ時間が早いせいか乗船客はあまりいない。バイクは2台だけだった。
海は荒れる事もなく、予定どおり9時5分に金谷港に着岸。すぐに下船して出発、国道127号線を上総湊方面に北上する。久しぶりのバイクだが、若干の追い風に乗り気持ち良く乗ることができる。上総湊駅近くの湊交差点まで来て127号線を右折、国道465号線に入る。曇りがちで日差しはあまり強くなく、比較的涼しく感じる。まだまだスタートしたばかり、多少の余裕はある。
三差路の関尻、土砂を取っている山間部を通過し、鹿野山から下って来た粟倉交差点を房総スカイライン方面に右折する。目の前に房総スカイラインの料金所が見えるところまで来たらもう一度右折、国道410号線との交差点を目指す。日差しも暑くなってきて、水が欲しくなる。
山間部の中にも小さな家並みが現れる。1時間ほど走ったところで、酒屋の店先に自販機があったので小休止。空腹も感じてきたので、パワーバーをひとかじり。この先の山間部分を乗り越えるためにも、補給をしておく。この先にはコンビニなどあるわけも無く、自販機さえなかなか見当たらない場所に入っていく。計画では日陰で涼しいだろうと思ったのだが、ペダルを漕いでいればどうしても暑くなる。山から吹いてくる風と、下り坂の風が救いになる。
暫くは国道410号線を走り、久留里方面と亀山方面の分岐点の大坂交差点で右折、亀山方面に向かう。ここから465号線は、何度か走っているが、いつも道に迷ってしまう。今回は本来の465号線を走ってみようと、細かな地図を印刷して持っていた。細かい国道を走っていると更に細い道路。どこが国道だか分からない。松丘小学校、中学校の前をわざわざ通ってみると急な上り坂、そして下り、走るんじゃなかったと思う。 学校を通り過ぎたところの三差路で、ランナーが坂道を上ってくる。亀山方面の道を聞くと右折との事。左折しても行けるのだが、左の方は通行止めになっていると言っていた。そのまま坂道を上り、後は案内板の示すとおりに亀山方面に向かった。
結局、465号線のトンネルが通行止めになっており、迂回ルートは久留里街道に向かっていた。以前に410号線からの道を間違えて走った事があったところだった。久留里街道・県道24号線を暫く走り、亀山ダム方面に左折。そして亀山ダムを経由して目的の国道465号線に再び戻った。
465号から七里川温泉を経由して、県道81号線との交差点を左折、養老渓谷方面に向かう。この先が今回の最後の峠、山間部の森の中を通過する。無理せずにゆっくりと上る。この峠を越えると大多喜町、そろそろ市原市も近くなってきた。以前は厳しい山道だったが、昨年の夏にいいトンネルが開通していた。楽をして養老渓谷に入ることができた。そろそろお腹も空いてきた。
養老渓谷の温泉宿が点在するところ、老川交差点に出る。休憩するには都合のいい場所、ひと休みする。交差点のそばにこの地区で取れた野菜などを売る売店ができていた。トイレもあるのでそちらに移動する。ソフトクリームや弁当も売っていて、今の私には都合が良かった。冷たいソフトクリームを食べ、地元の太巻寿司の弁当を食べてひと休みする。そろそろ12時、昼時だった。
ここから牛久までまっすぐ行くと20キロほど。多少遠回りしても1時間ほどで到着する。暑い中、もうひと息だった。この辺りからは、いつも県道81号線で牛久に入るが、今回は鶴舞を経由して入る事にした。鶴舞から牛久まで気持ち良い下り坂が続いている。
鶴舞に入るには、81号線の高滝湖から国道297号線に向かう。圏央道のICの近くを経由する。その影響で、通行量も増えている。高滝から297号に出るにはひと山越えなければならない。少しだけなので頑張って上り、気持ち良く坂を下る。交通量の多い297号線を暫く走り、県道171号線に入って鶴舞の町に向かう。ここもかなりの勾配の坂が暫く続く。これが最後と思って上る。この上った分を最後に下って牛久に入る。
下りは気持ち良かったが、牛久の街は暑かった。1時少し前、ようやく目的地に到着した。トータル112キロ、千葉県内の走行距離は77キロ、走行時間は約3時間だった。暑かった第3ステージ1日目でした。ゴール地点のコンビにでは、ポカリスウェット、ガリガリ君が美味しかった。
【ルート図】
|