ツールドちば 2014
■第2ステージ・1日目 2014年7月12日(土)晴れ 戸塚-久里浜(35キロ) … 金谷港-上総湊-粟倉-久留里-大久保-高滝-牛久(60キロ)(95キロ)
市原・牛久での仕事を考えて、いつもより1時間早く出掛ける事にした。4時半に起床、前日に買い求めておいた朝食を食べて5時20分には戸塚を出発、久里浜港を目指した。
今まで鎌倉から葉山に抜けるには海岸線を通過していたが、どれくらい短くなるのか試すために、山側の県道を通って逗子の街中を通り抜けた。結果的には500m程しか変わらない。ただ商店街の中を通過するので気持ちのいいものではない。鎌倉から逗子に向かう県道も、暗いトンネルが多く走り易くはない。
葉山に入った辺りで前方に5人のロードレーサーの集団、スピードは比較的速い。いちばん後ろに小柄な女性が付いていた。葉山大道の交差点は下り坂、赤信号。小さな段差があったのか、突然前方の女性が大きく前から一回転、派手に落車した。前を行く仲間が気が付き戻って来て暫く様子を見たが、起き上がる気配無し。処置は彼らに任せ私は先を急いだ。通り過ぎる際に様子を見ると顔面から出血、痛々しかった。何という事も無い場所での落車、気を付けようと思った。
走りながら原因を考えてみたが、緩い下り坂、小さな段差という事を考え合わせて、前ブレーキを掛けながらややスピードが出ていたところで段差に乗り上げ、後輪が持ち上がり一回転したのだろうという結論に達した。ブレーキの掛け方にもやはり技術は必要である。横浜の某トライアスロンクラブの女性の事を思い出した。女性だけに、怪我の跡が残らなければいいが。
早く出発したので、フェリーの乗り場でも余裕があった。暫く待ったところで7時20分出港のかなや丸に乗船する。時刻が早かった為に久里浜では暑さは感じなかったが、金谷港に着いてからは、暑く感じた。南からの追い風だったからかも知れない。
8時5分に金谷港に着岸して下船。暫く国道127号線を北上し、8キロ先の上総湊の街を目指す。本日は距離は短め、なるべく楽なコース設定にした。上総湊から鹿野山方面に右折、鹿野山には上らずそのまま麓を走る国道465線で粟倉に向かう。
その先は久留里に向かう最短距離、県道92号線を暫く走行して、県道93号線で本日いちばんの坂を上って久留里に下る。この上りは木々に囲まれ日陰が多く、ほど良い勾配で私の好きなコースだが、ダンプカーが多く通る道だけに、路面が荒れている箇所があり、ややストレスも感じる。
久留里の街に着いたときはもうだいぶ暑くなっていた。水分と糖分の補給、更に冷たいアイスキャンディーで体を冷やした。残りは1時間ほど、久しぶりに久留里の峠を通って市原に入る。大きな坂は2つほど、最後の峠が君津と市原の市境である。
この先はもう下り基調の一本道、県道81号線を北上して牛久に入る。10時50分、いつもの牛久のコンビニに到着した。本日の走行距離95キロ、およそ4時間の走行時間だった。
【ルート図】
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