ツールドちば 2013
■第1ステージ・4日目 2013年3月19日(火)晴れ 牛久-小湊-鴨川-長狭中学-保田-金谷港(92キロ)…久里浜-戸塚(40キロ)(132キロ)
4日間の合宿も今日が最終日。金谷港まで行ってフェリーに乗り、久里浜から戸塚を目指す。久里浜に渡った後は車が多くて嫌だが仕方がない。体調もいいので、千葉県内でできるだけ距離を延ばしておこうと思う。
やや早めの5時45分に起床。帰り支度をして朝食に向かう。戸塚から送ってきた荷物を今度は戸塚に送り返さなければならない。大きな荷物を背負って出発する。
朝食の後、街外れにあるヤマトの営業所へ荷物を託しに行く。10時までに依頼すれば、関東地区ならば当日中に届けてくれるという事である。何と便利なことか。営業開始が8時という事で、少々待たされてしまったが、荷物を託してから金谷港に向かって走る。牛久を出発するのはいつもより1時間ほど遅くなった。明日も休日なので、それほど焦って帰る必要もなく、寒くなる前に戸塚に着ければ十分である。
いつもの県道81号線を下り始めたのは8時15分頃だった。まずはいつものルートで小湊に向かった。天気予報では曇りと言っていたが、小湊へ着いてみるとよく晴れていた。1時間半ほどで小湊に到着、牛久からはちょうど40キロ。晴れた空と目の前の海からの磯の香りが気持ち良かった。20分ほど休憩して出発した。
今日の目的は保田漁港の食堂ばんやでの昼食。合宿の締めとして、ばんやの昼食に決めていた。ここは一昨年の最終ステージで一度訪れている。漁港に上がった魚を食べさせてくれる。休日は観光客でだいぶ混むが、今日は平日、たぶんスムーズに食事に付けるだろうと思っていた。
鴨川を経由して長狭街道、県道34号線で保田の町までまっすぐに向かう。このルートも、もう何度も通っている。日常の道の様に通っていく。あちこちのルートを通るが、やはり自分の好きな道ができていく。ここもそのうちのひとつである。割りあいに平坦であり、山間部はそれなりに上りも控えている。しかし一度上りきってしまえば、あとは海際までずっと下って行く。金谷港も近くて気も楽である。
保田の町に着いたのは11時半頃。国道に出て、金谷方面に右折する。ばんやの場所が定かでなく、金谷方面にあると思っていた。保田のクランクを過ぎ、「夢のカレー」屋を過ぎて、鋸山の入り口まで来てしまった。もうこの先は金谷港である。ばんやは国道に出て左折だった。今日の目的はばんやであるのですぐに引き返した。保田漁港は県道34号線の出口からすぐ先だった。
ばんやには11時45分着。フェリーは毎時20分に出港するので、1時間くらいはゆっくり食事の時間がとれる。やはり平日なので、それ程の混雑も無くすぐに席に通された。メニューをじっくり見て、周りの人の食べているのを見て、イカかき揚げ丼、アジの煮物の2品を頼んだ。イカのかき揚げは2人前くらいの大盛り、アジは3匹も盛られていた。ひとりで食べるにはちょっと多過ぎた。お腹いっぱい食べ過ぎて、暫く休んでいたい気分だった。両方で1430円、料金に値する昼食だった。
ばんやにはちょうど1時間。12時45分に出発して金谷港を目指した。13時ちょうど、金谷港着。ちょうど久里浜からのフェリーが到着したところだった。走行距離は牛久の街で行き来をしたのと、ばんやまでの引き返しも含めて92キロになっていた。ほど良い走行距離だった。そしてフェリーの中は良い昼寝場所だった。
フェリーは予定どおり13時20分に出港、久里浜港には14時に着いた。海は南からの風でややうねりがあったが、フェリーの航行には何の問題も無かった。少々横揺れが大きい程度だった。
久里浜港から久里浜の街に出ると、いつもの様に房総半島と比べてその車の多さに閉口する。仕方ないと思いながら、車に気を付けて戸塚を目指す。葉山の町の手前、下山口の坂は上らず、左に迂回して御用邸の方へ向かった。海岸通りを通って鎌倉の街に向かうと、往路よりも5キロほど長くなる。戸塚まで40キロ、よく考えてみると長い。牛久、小湊間の距離がある。信号待ちが多かったのか、あるいは疲れていたのか、1時間50分ほど掛かっていた。
15時50分戸塚到着。いつもより遅くなったが、無事にツールドちば2013 第1ステージ、春合宿を終了する事ができた。本日の走行距離は132キロ、そして今回の走行距離の合計は、427キロになっていた。
【ルート図】
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