ツールドちば 2013

■第1ステージ・3日目
2013年3月18日(月)晴れ・強風

牛久-鶴舞-高滝-牛久(ラン17キロ)

 前の夜は疲れていたので早々に寝てしまい、朝はいつもの時間に目が覚めた。今日は強風で天候も思わしくないので、バイクの休養日にしていた。朝食は近所のファミレスで、久しぶりにのんびりと取った。平日だけに8時半を過ぎると私の他には誰もいなくなった。

 東京湾のアクアラインからつながっている圏央道は、牛久から7キロ程離れた鶴舞地区の国道297号線にインターチェンジが作られており、4月下旬に開通する予定と聞いていた。天気は晴れてはいたが風が強く、バイクに乗る天候ではなかった。ランニングの用意もしてきたので、午前中は近所をランニングする事にした。どうせならばそのインターチェンジまで行ってみようと思った。

 10時少し前にスタート。通行量の多い国道を走るよりも、遠回り、坂道でものんびり走れるコースを選んだ。県道284号線は国道から分かれて、南総中学校の手前からゆるやかな上り坂が延々と続き、鶴舞の街中まで上っている。鶴舞は城下町、静かないい街である。時期が少し早かったが、桜の名所でもある。桜が咲くにはまだ少し早かった。

 突き当りまで行ったところで、国道に向かう方に下って行く。ゆっくり上って来た道路は、急な勾配を下って国道に合流する。その先暫く行ったところに工事中のインターチェンジがあった。将来を見越してコンビニができていて、そこでひと休みする。

 インターチェンジの手前から、いつもバイクで通る高滝湖に向かう道がある。市原象の国の前を通る道であり、このルートは以前にバイクで一度走行している。上って下るだけの道だった。てっぺんからは新しい圏央道がよく見えた。高滝湖まで下って、湖の周りを走ってひと休み。高滝湖は市原市を縦断する養老川の一部だった。

 高滝湖から牛久に向かう道は県道81号線、いつもバイクで利用している道である。高滝地区から牛久地区との境の上り坂は、バイクで走るのに苦労するが、走って上るにも苦労する坂だった。そこから牛久まではあっという間、気持ち良く走って牛久の街に着いた。

 走行時間は1時間35分ほど、距離は17キロ程だった。自分の故郷を自分の足でこれだけ走ったのは初めてかも知れない。いいランニングができた。

 ランニングは午前中で終わった。地元で仕事をしている幼なじみの顔を見に事務所を訪ね、ひとしきり話が弾んだ。また来る事を約束して家に戻った。午後からは自宅の庭の作業をして過ごした。家の周りが少しすっきりとした。

 朝から風が強かったが、夕方からは雨もぱらつき、荒れた天気となった。夜には更に風も強まり、雨も本格的に降り出した。風の音が気になる夜だった。

【ルート図】

  
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