ツールドちば 2011
■第6ステージ・1日目 2011年11月3日(木・祝日)曇り 戸塚-久里浜(35キロ) … 金谷港-保田-安房鴨川-安房小湊-上総中野-大多喜-長南-牛久(93キロ)
今年最後のツールドちばを実施した。千葉の地図を見ると、県南部の国道、県道はほぼ走行している。しかしその中でまだ走行していない区間もあるので、今ステージではそれを走行しようとルートを設定した。
1日目のルートは前回、第5ステージの1日目とほぼ同じルートを走行する。安房鴨川、安房小湊を経由して上総中野までは全く同じコースを通る。その先、中野から大多喜を経由して、長南町を抜けて牛久へ向かう。その中野から大多喜へ向かうルートが今回初めてのルート。途中にゴルフ場もあるので、山間部を通る事は容易に分かる。また大多喜の街では、大多喜城の近辺を通り、大多喜駅前も通って目的地へ向かう。
いつもの様に準備を進め、6時半頃に戸塚を出発する。11月というのに暖かく、バイクに乗るにも苦労は無い。いつもと変わらない時間で久里浜港に到着した。久里浜港からは8時20分出港のしらはま丸に乗船、9時5分に金谷港に到着した。
金谷港からは前回第5ステージと同じく保田に向かい、安房鴨川、安房小湊、上総中野まで走行する。前回と同じ様に休憩場所も約40キロ、1時間半ほど走ったところの安房小湊のコンビニで休憩する。途中のルートでも特に変わった事も無く無事に走り抜ける。1ヶ月半ほど前に走行したルートなので、コースも良く憶えており、走行時間は5分ほど早かった。ただ天候は曇り。雨は落ちてこないものの海岸沿いでも雲は広がり、気持ちとしては晴れやかとは言えない。
20分ほど休憩して、前回と同じコースで上総中野に向かう。前回のレポートにもあるが、県道34号線長狭街道の横根峠の他は、安房小湊からの上りがいちばんきつい。海岸から内陸に向かって、3キロほど走って急激な坂を上る。標高は70mほどしかないが、それでもかなりきつい勾配の箇所が暫く続く。そこをクリアすると、田んぼの中を更に山間部へと向かって走る。100m程の標高まで上って、あとは徐々に下って上総中野の街まで出る。朝方雨でも降っていたのか、路面は湿っており滑りそうな場所もところによってあった。
中野から大多喜に向かうルートが今回初めて走行する区間。今までいすみ鉄道沿いの国道を経由して大多喜、中野間は走行した事はあるが、中野から大多喜まで山間部をショートカットする今回のルートは今まで走った事は無い。そういうルートがある事は知っていたので、一度行ってみたいと思っていた。
安房小湊方面から走ってきて国道465号線に入って左折し、すぐに右折して大多喜に向かう市道に入る。どんな道かと思ったが、思いの外走りにくい。中野、大多喜間の抜け道として利用されている様で、車も多く路面も荒れている。山間部だろうという事は認識していたが、坂がある事が問題ではなく車の交通量と路面状況が問題だった。もう二度と走りたくないと思ったコースのひとつである。
ひと山越えて大多喜の街に入ると、小さいながらも城下町という風情で、のんびりした街だった。ゆっくりと街の中を走りながらその先を目指した。大多喜の街の中を国道297号線が通過していて、その国道を横切る形で長南に向かう県道27号線に入る。この先のルートは長柄町のエアロビクスセンターで合宿をする際には必ず通っていたコースであり、懐かしい。昔を思い出しながら、長南町、国道409号線を目指した。
県道27号線を5キロほど走行すると、茂原方面と分かれて左に入りながら上っていく県道147号線が始まる。この147号線は長南町を抜けて8キロほどで国道409号線と交差する。この区間も良く走ったところ。合宿の時の事が思い出される。
409号線に出れば、牛久までは10キロも無い。笠森観音の前を通り過ぎて市原市に入れば、内田地区の先はもう牛久の街に到着する。安房小湊のコンビニを10時50分に出発し、12時45分に牛久に到着した。千葉県内の走行距離は93キロ。小湊からは51キロだった。ほぼ計画通りの行程となった。本日の走行距離は合計128キロになった。
【ルート図】
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