ツールドちば 2011

■第3ステージ・2日目
2011年7月17日(日)晴れ

牛久-上総中野-亀山-大坂-関尻-県道182号線-長狭街道-金谷港(88キロ) … 久里浜-戸塚(37キロ)

 いつも出発はコンビニだが、夏のこの時期、宿泊は近所の旅館。朝食もコンビニで用意したものだが、宿でゆっくり食べてから旅館を出発する。今回の第3ステージは、アイアンマンのレースから2週間しか経っていないので、コース的にも距離的にもあまり無理をしないコースを選択した。

 出発は6時15分、既に日は高く上っている。まずはいつものコース、県道81号線を養老渓谷方面に向かう。養老渓谷と中野方面の分岐では、今日は養老渓谷には向かわず県道32号線を直進し、少しでも楽な上総中野方面へ向かう。上総中野駅の手前から国道465号線に入り、老川交差点を経由して山に入って、七里川温泉方面に向かう。

 ここを抜けていくルートはかなりな山道で、勾配もきつい。標高も200mを超えるくらいまで上る。七里川温泉の地区まで下ると、山間部に小さな村が開けている。静かな山の中の温泉の雰囲気がある。一度はのんびりと訪れてみたいところだ。山の中の村を通り抜けて亀山。亀山湖の間を走り抜ける。この先は何度も走ったコース、間違えることも無い。

 国道465号線から国道410号線に入るのがまた難しい。上総松丘駅近辺を抜けて410号線に入るが、着工したままのバイパスが完成していないので、かなり入り組んでいる。いちばん簡単な、スポーツセンターの横を抜けて410号線の大坂交差点に出る。ここまで来て、ひととおり先も見えてきたので、自動販売機の横でひと休みする。時刻はちょうど8時、1時間45分間、44キロ走っていた。

 15分ほど休憩し、8時15分に出発。国道410号に入ると、ひとしきり山を上り、再び465号線に入って鹿野山方面に向かう。房総スカイラインの入口から先は、昨日の走行コースの逆向き。ここも何度も通過している。大きな山をひとつ通り越して行く。

 民家が増えてくるといつもの関尻交差点。本日のコースではこの先休めるようなところも無いので、スーパーの前で休憩する。9時10分。ここまで20キロ、55分を要した。食料と水分をたっぷりと補給する。ここでは20分ほど休憩した。

 9時30分、再出発する。この先は、1キロほど走って、県道182号線へ左折する。このルートは昨年の夏、8月末の暑い中、第4ステージ2日目で通っている。その時は鹿野山を上って来た後であり、距離感を間違えていた事もあって、とても辛く感じたコースだった。今回はまだ走行距離も短く、距離もはっきり把握していたので、辛く感じる事はあまり無かった。ただカーブの多さとアップダウンの繰り返しはやはり走りにくかった。

 県道182号線は国道465号線から県道34号線=長狭街道までを結ぶ約11キロほどの県道。緩やかな坂を上り続け、比較的新しいトンネルを抜けて、県道34号線保田への道路標識が出てくるとひと安心する。34号線まで出ても、ピークまではもう少し上る。ここのピークは横根峠、富津市と鋸南町の市境となっている。この峠を通過すれば、海岸沿いの国道127号線までずっと下り。気持ち良く走っていく。フェリー乗り場の金谷港までは10キロほど、あっという間の距離である。

 時刻はまだ10時過ぎ、フェリーに乗る前にどこかで食事をしたいと思っていたが、時間も早く、お店はまだどこも開いていない。仕方なく金谷港まで直行した。金谷港には10時20分、走行距離は24キロ。50分を要した。

 フェリーはちょうど出て行ったところ。次の便は11時に久里浜から到着する。それまで暫くの間ゆっくりと休む事ができた。たまたま自販機の前で君津から来たという年配のトライアスリートが休憩していた。千葉県内のトライアスロン事情やバイクショップの事など、お話を伺う事ができた。

 久里浜から来た便は、まだ午前中という事もあってか、たくさんの車両を載せていた。反対に金谷から乗っていくバイクや車両はまだ少なかった。定刻11時20分に金谷港を出港し、久里浜には予定通り12時に到着した。

 あとはいつもの帰りのルートで戸塚を目指した。千葉で気持ち良く走った後、久里浜から再び走り出すと、車の多さと嫌がらせをする車に辟易とした。千葉は気持ち良く自転車を走らせてくれた。戸塚には午後1時半に無事到着。本日の走行距離は125キロだった。

【ルート図】

  
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