ツールドちば 2011
■第1ステージ・2日目 2011年4月17日(日)晴れ 養老渓谷-小湊-鴨川-岩井-金谷港(68キロ) … 久里浜-戸塚(40キロ)
今年のツールドちば第1ステージ2日目は、粟又・滝見苑から金谷港を目指す。ゆっくり朝食を取ってから出掛けるつもりだったので、今日の走行距離はいつもより短め。昨年何回か通ったルートを帰る事にした。しかし所々、新しいルートも入れてみた。
粟又から小湊までは、逆ルートは何回か走っているはずだが、南下していくのは初めてかもしれない。緩やかだが100mほど上って、勝浦市に入る。峠のピークにはトンネルがあり、そこが市境である。これはどこに行っても変わらない。粟又の滝の前の県道178号線を10キロほど走ると、上総中野から南下してくる県道177号線と合流、暫くそのまま進むと県道82号線と合流し、更に南下して勝浦市から鴨川市に入る。
5キロほどで小湊の街に入り、海沿いの国道128号線に合流する。海沿いは風が強く走りにくい。じっと我慢の走りが続く。小湊の隣町の天津まで行くと、バイパスが通っている。ここは散々通っていて、バイパスは走りにくいので、街の中を通る旧道を行く。車もいなくて走りやすい。整備されているバイパスよりカーブの多いこちらの道が好きだ。
天津の街の次が鴨川。海沿いの整備された道路になる。車の通行量も一気に増える。鴨川シーワールドの前を通過し、再びバイパスと旧道との分かれ道がある。迷わず旧道を選び安房鴨川駅前を通過する。観光客が多く利用するからか、小綺麗に造られていた。
鴨川駅の先で、国道から県道34号線・長狭街道に右折する。長狭高校、鴨川陸上競技場の前を通過し、国道410号線を目指す。この間はおよそ9キロ。平坦地が続き、あっという間に到着する。粟又からおよそ36キロ。ここのコンビニでひと休み。次の山上りに備える。10時に到着し、さっと補給・休憩して10時15分には出発した。
国道410号線には入らず、県道34号線をそのまま直進する。5キロほどで右手に県道88号線の入口がある。これは、鹿野山方面へ向かう道。更に1キロほど行くと、今度は左側に再び県道88号線。これを左折して、平塚地区に入る。このルートは今回が初めて。200m近くまで上る峠を通る。初めて通るルートはどんなコースだか楽しみがある。
ここは総じてなだらかなコースだが、峠の直前あたりにちょっと急な坂道があった。唯一、ここだけがきついところで、下りも路面は良く走りやすかった。下りきると県道89号線に合流する。合流してすぐに右手は89号線、左手に88号線と分岐して行く。89号線は岩井方面、88号線は館山へ向かっている。今日も89号線を岩井方面に向かい、道の駅・とみやまを目指す。ここでの海の幸の昼食が楽しみである。
89号線に入ると、少しだけ上ってあとは下りだけ。気持ち良く坂道を下って行く。金谷港からのフェリーは12時20分に乗船予定。道の駅から10キロほどなので、道の駅は11時半には出たいところ。食事をするには、道の駅には11時までには着きたい。そんな事を考えながら時計を見ると、11時までもう少し。坂道を懸命に下ると道の駅の標識、ほっとして道の駅の駐車場へ入っていく。ちょうど11時だった。
食べるところは決まっているので、さっさと目的のお店を目指して行く。まだ空いている店内で注文してほっとひと息、安心する。今回も美味しい海の幸を食する事ができた。すぐに食事も終わり、出発時間も予定より5分早い11時25分。もうこの先、安心して進む事ができる。
南からの追い風が吹いていると思ったら、逆向きの風が吹いていた。最後の10キロ、ちょっとペースは落ちたが、慣れた道。車に気をつけながら金谷港を目指した。金谷港には余裕の11時50分着。乗船手続きをして、久里浜行きのフェリーを待った。
金谷港発12時20分、久里浜港には13時ちょうどに着。久里浜に着くとその車と信号の多さに嫌気が差すが仕方ない。こちらは車に気を付けながらのマイペース、戸塚まで40キロ程度、無事たどり着いた。
【ルート図】
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