ツールドちば 2010
■第2ステージ・2日目 2010年7月25日(日)曇り 牛久-上総中野-小湊-鴨川-館山-浜金谷(106キロ) … 久里浜-戸塚(40キロ)
起床は4時半、同行者が居ると起床も早い。空が白み始めたところで起きる。まるでキャンプに来ている様だ。コンビニで朝食を取り、今朝の出発は5時45分、前ステージより30分ほど早く出掛ける。
今ステージはやや長めのコースにした。養老渓谷の手前までは第1ステージと同じルートを取り、海岸線に出てからは、国道を通って館山を経由して浜金谷まで向かうことにした。
養老渓谷に向かう県道81号線は上総大久保駅近辺で県道32号線と合流し、養老渓谷温泉街方面と中野方面との三叉路で、再び32号線と81号線に分岐する。今ステージは32号線へ進み、上総中野駅前まで走行する。この付近は何度も走行しているが、このルートは初めてのコース。
上総中野駅を通過したところで、郵便局の角を右折、県道177号線に入り小湊方面に向かう。前ステージで走行した県道178号線とはほぼ並行して走っていて、10キロ程走行すると県道82号線の手前1キロほどのところで2本の県道が合流する。178号線は山間部を走る道路だが、177号線は生活道路に近い。沿線にゴルフ場もある事から、やや道幅も広く整備されていて走り易い。
178号線と合流した後、小湊の街までは前ステージと同じルート。合流した先の自販機で小休止。スタートから35キロほど、まだ7時、朝は早い。
休憩場所から小湊の街までは5キロほど、およそ40キロ地点。海まで出てしまえば、あとは国道128号線、館山まで続いている。天津、鴨川の街ではバイパスが作られていて、通常はバイパスを通る。しかし、車用に作られた道路だけに、山の中腹を直登してトンネルを通過する。海岸に沿った旧道で、小さなアップダウンを繰り返しながら通過するルートもある。バイクには旧道の方が似合う。
鴨川の市街を通過してしまえば、あとは128号線で館山を目指すだけ。ひたすら国道を走る。日も昇ってきて、車の通行量も格段に増え走りにくくなり、ストレスが増してくる。このあたりには車以外で来た事は無く、地理には疎い。そのため国道以外は走行しなかったが、国道から千倉方面に向かうあたりから海岸沿いに県道、通称フラワーラインが通っている。急ぐのでなければフラワーラインを推奨する。館山の市街に入る手前、9時過ぎ、77キロ地点で大休止。
館山まで来ておよそ80キロ。ここで国道128号線は終了。この先は国道127号線に変わる。127号線は館山バイパスと呼ばれ、片側2車線の車用の道路に変わっている。道幅が広くなっているので、交通量は多いものの、それほどストレスにはならない。しかし暑かった。
館山バイパスが終わると、旧国道に戻り、片側1車線となる。市街を過ぎてしまえば、千葉方面へ向かう有料道路も完成しているので、国道の通行量は減って走りやすくなる。館山から先、道路脇の距離表示ポストに館山からの距離が出ている。浜金谷は、「館山から25キロ」地点。
保田駅まで来れば、浜金谷まであと少し。気持ちも楽になる。保田の街中のクランクを通過してすぐ、小さな川の手前に、あまり綺麗とは言えない食堂が1軒、名前は「夢のカレー」、ドライブインという事になっている。噂によると、旨いカレーを食べさせてくれるらしい。話の種にも、一度は食べて見る価値はあるかも知れない。
浜金谷まではあと少し。鋸山のふもと、海岸線との間で狭い道とトンネル、悪い路面に苦労する。浜金谷に近付くと、東京湾を通る船が良く見える。浜金谷港着は10時50分、およそ106キロ。
港に着いて、11時20分のフェリーに乗れると思って乗船券を買いに行くが、この日は特別ダイヤで11時20分発の便は休航だった。丸々1時間待たされ、12時20分発の久里浜港行きに乗船した。
久里浜港着は13時。前ステージと同じルートを辿って、自宅まで戻った。この日の走行距離は合計で約150キロ。第2ステージ2日間の走行距離は、240キロに達した。
【ルート図】
|