ツールドちば 2010
■第1ステージ・2日目 2010年6月13日(日)曇り 牛久-養老渓谷-小湊-鴨川-岩井-浜金谷(90キロ) … 久里浜-戸塚(40キロ)
初日は家での作業があるので最短ルートを取って来たが、本日はやや長めのコースを取って、トレーニングに重点を置いた。しかし、まだ地理に不慣れなところもあるので、なるべく分かり易いルートを選んでコース設定した。養老渓谷を経由して小湊・牛久間のコースは何度も走行している。しかし今回のルートとは逆コースであり、牛久から小湊というルートは初めてである。とは言うものの、既知のコースであり沿道の景色も見慣れたもの。
早朝、6時15分に牛久のコンビニをスタート。夏の陽気ではあるが朝早いので爽快である。この辺りを朝早く走る事は今まで無く新鮮に感じる。養老渓谷まで適度なアップダウンを繰り返し、養老渓谷駅を過ぎると、ややきつめの坂が現れてくる。
県道81号線から老川十字路で県道178号線に変わり、粟又の滝、別名養老の滝を目指す。十字路から滝の展望台までは3キロほど。いつもここを通過しているのに粟又の滝を見た事は無く、時間的にもちょうど良かったので、ひと休みして記念撮影。牛久からちょうど1時間ほど。
滝を過ぎると小刻みなアップダウンを繰り返して徐々に上っていく。粟又の滝は大多喜町にあり、勝浦市に入るとあとは小湊の街まで下っていく。途中県道との合流地点で、合宿の時いつも休憩するバスの折り返し場で小用と給水で小休止。36キロほど、8時過ぎ。
その先、勝浦市と鴨川市の境に少しの上り。その先は一気に海岸まで下る。ここまでの間ほとんど車は通らない。ゴルフ場もあまり無いので、通るのは地元の人だけの様子。小湊の街に出るにはまっすぐ国道へ出ずに、国道の手前、JR外房線のガードの手前にある旧道へ右折すれば通行量の多いトンネルを通らずに国道に出られるので、そちらがお勧め。
外房側を走る国道128号線に出てから暫くはそのまま走行する。鴨川市内を通過し、やや長いトンネルを過ぎてすぐに十字路、それを岩井方面に向かう県道89号線に右折する。交差点の名前は曽呂十字路、何となく外国語の様な発音。89号線に入ると再び山道に入り、暫くは上りが続く。それほど高い山ではないがいくつか峠を越え、道幅も細いところがあるため、交通量も少ない。トレーニングとしては最適なコースと言える。
峠を2つほど通過すると、一旦国道410号線に突き当たる。これは館山方面に左折する。右折すると木更津方面、やや上っている。右折しても、東京湾側に出られる県道と交差するので、間違えても問題はない。
国道410号を2キロほど下ると、岩井方面への分かれ道、右折して再び県道89号線に入る。この近辺は、房総半島でも高い山が連なっているところ。しかし、高いと言っても千葉県内の山は、精々300mを超えて400m程度まで。
この分岐を過ぎてしまえば、あとは間違うような所も無し。いくつか峠を越えるが、岩井に向かって徐々に標高を下げていく。内房側を走る国道127号まで1キロ程手前の所で高速道路が上を通る。県道と交わるところにPAが有り、道の駅とも兼ねている。私が行った時期はちょうどびわの盛りの時の様で、びわを買い求める客で溢れていた。美味しいものも揃っている道の駅だった。ちょっと早かったが、ここで昼食にする。大休止。80キロ、10時。
道の駅を出れば、浜金谷まで10キロほど。この日も追い風に恵まれ、最後の国道を北上する部分は、気持ち良く走り切ることができた。フェリーターミナル到着は11時少し前。約90キロの道のりを休憩も含めて4時間45分。実走行時間は4時間弱、平均時速約25Km/hでした。フェリーの出発時刻は11時20分。乗船にもちょうどよい時間に到着した。
久里浜港着はちょうど12時。道の駅で食事も済ませていたので、下船してそのまま戸塚の自宅を目指す。千葉県内に比べて久里浜の街に出た途端に車が多く、車と一緒に走行するのに嫌気が差した。ここでも追い風が吹いていて、さっさと帰る気持ちになっていた。
葉山の湘南国際村への上り口を過ぎたところにひとつ大きな坂があるが、車と一緒に走るのも嫌なので、左折して坂を迂回し、御用邸手前の国道134号線に出る。鎌倉では混雑する八幡宮前を避け、やや空いていていつも利用している大仏前を通って、手広交差点に抜ける。あとは戸塚までいつもの道、10キロほどで自宅到着。
久里浜・戸塚間は、往路と比べるとやや遠回りしているので、久里浜からの走行距離は40キロほどになった。1時半到着。無事に第1ステージは終了した。
【ルート図】
|