ツールドちば 2013

 1年4ヶ月振りのツールドちばを実施する事ができた。今回は6月のアイアンマン・ケアンズのために、バイクのロングライドという目的で、通常は2日間のステージのところを4日間のステージとした。

 数年前まで春分の日の頃に、春合宿と称してエアロビクスセンターで合宿を行っていたので、それに時期を合わせ、今年は2日間の休暇を取って4日間の個人合宿を行った。可能ならば4日間ともバイク練習とする予定だったが、天候の都合と休養のためもあって、3日目にはランの日を設けた。これは身体的にも大いに有効だった。無理をしない事が最優先されるツールドちばである。

■第1ステージ・1日目
2013年3月16日(土)晴れ

戸塚-久里浜(35キロ) … 金谷港-上総湊-粟倉-久留里-牛久(65キロ)(100キロ)

 今回は千葉の自宅での作業は無いという事、そしてまだ若干寒いという事もあるので、いつもより2時間ほど遅い8時15分頃に戸塚を出発した。乗船するフェリーも2本遅い。戸塚から久里浜まではいつものコース、何の問題も無く久里浜港に到着する。時間が遅いせいか、乗船する自転車、単車も多い。それに混じって、10時20分出港のしらはま丸に乗船する。

 海上は穏やかで定刻に出港し、定刻11時に金谷港に到着した。牛久の自宅までのコースは、この合宿も先が長いので比較的短く楽なルートにした。

 フェリーを降りて金谷港を出て左折、国道127号線を北上して上総湊を目指す。そこまで距離は10キロも無い。ウォーミングアップ程度のつもりで走る。湊の交差点を右折し県道93号線に入り、鹿野山方面に向かう。車は少なく走りやすい。まだ走り始めて15分程しか経っていなかったが、トイレに行きたくなったので、その先の鹿野山への分岐点にあるコンビニで急遽休憩にする。トイレだけでなく、ついでに補給も済ませる。ここで休んだので、もうこの先牛久までは休憩は取らない。

 この先はよく通るルート、観光地などがあるわけでもなく、道路も空いていて走りやすい。以前工事中だった道路もでき上がってきていて、走りやすくなっている。鹿野山の裾野を10キロほど走って、粟倉の交差点で鹿野山から下りてくるルートと合流する。これを右折し、房総スカイラインの入口方面に向かう。この先房総スカイラインの手前で、左折をして久留里方面に向かう予定をしていたが、今日のコースはやや距離も短いので、一旦右折して国道410号線に向かい、少しだけ遠回りする事にした。

 ここもよく使うルート、コースはよく憶えている。細かいアップダウンを繰り返しながら、5キロほどで410号にぶつかる。この先は国道とは言うものの、山間部の細く曲がりくねった道路で、ここもアップダウンを繰り返している。きつい勾配のところも時々現れる。無理をせず、ゆっくりやり過ごす。

 大坂という場所で、亀山方面と久留里方面に分かれる。直進すると今日の経由地の久留里の標識。以前に直進して、その急な坂に苦労した憶えがある。ここは右折して上総松丘を経由して行くのが無難なのだが、1年以上経っているので、道路も少しは良くなっただろうと思って、久留里方面に直進してみた。しかし今時は公共事業は進められていないのだろう。以前と全く変わっていなかった。再びきつい坂を苦労して上った。判断を誤ってしまった。

 その先が久留里。久留里まで来てしまえば残りは20キロほど。もう先も見えている。しかしそこも、それなりのアップダウンがあって、峠を越えて市原市へ入る。市原市との市境を通過すれば、もう下り基調、だいぶ気も楽になってくる。久しぶりの市原市だ。

 その先、月崎と大久保との分岐を右折して上総大久保方面に向い、ここでも少し遠回りをする。暫く走って県道81号線、清澄養老ラインに入って行く。あとはもう地元の道、高滝湖を通過すれば、すぐ先は牛久の街。13時40分、ほぼ予定したとおり到着した。走行距離は戸塚からちょうど100キロ、3時間50分の走行時間だった。

 今回のツールドちばは、4日間の実施。そのため着替えの荷物や空気入れ、タイヤ等も用意した。宅配便で荷物を送っていたので、ひと休みした後、兄の家に引き取りに向かった。本日はこれで終了、夕方からゆっくりビールを頂いた。

【ルート図】

  
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