2017 IRONMAN CAIRNS
 
2017年6月11日(日) 天候:曇り
種目:Swim 3.9Km、Bike 180Km、Run 42.2Km
記録:12時間41分19秒 総合632位/1032人 60-64男子18位/38人

スイム1:29:26(29)1:29:26
T18:581:38:24
バイク6:23:23(25)8:01:47
T26:318:08:18
ラン4:33:01(12)12:41:19


レースデイ | 出発~帰着 |

■6月6日(火)
・出国

 今年の同行者は、順子、川島、なみ蔵さん、岳どんさんと私の5人。皆さんは横浜から、私は牛久から成田へ向かう。昨年は千葉まわりで成田に向かったが、今年は圏央道の茂原まわりで向かうことにした。こちらの方が高速道路が少なく緊張感も少なくて良い。家を2時15分に出発、途中コンビニで買い物をして、3時45分頃に成田の駐車場に着いた。成田空港の第2ターミナルには4時10分頃に到着、ちょうど横浜からの女性2人に空港で出会う。いいタイミングだった。待ち合わせていた順子と一緒に第3ターミナルに向かう。早く着いたお陰で、搭乗手続きなどもスムーズに進み、6時には全て終了していた。あとは待合室でビールなど飲みながら時間がくるのを待った。搭乗手続きも早く開始し、8時過ぎには搭乗を開始した。定刻よりも少々早く8時20分頃には離陸体制に入った。

■6月7日(水)
・ケアンズ着

 ケアンズ空港着4時20分、予定より30分ほど早く着陸。今年はまだアイアンマンの選手も少なく、到着後の始末もスムーズに終わり、5時過ぎには到着ゲートを出ていた。そこへちょうど松岡親子も迎えに来てくれて、しばらくは久しぶりの再会を喜んだ。私は今年はレンタカーを予約していたので、車の手配を済ませてから市内へ向かう。

 朝早く、まだ宿のチェックインのできる時間ではないので、ひとまず荷物はなみさんの勤め先に置いてなみさん宅に向かう。市内からちょっと離れた郊外の住宅地、落ち着いた静かなところだった。そこで朝食兼昼飯を頂いてから宿泊先のアパートに向かう。夜はそのアパートで皆さんの再会のお祝い、ずいぶんアルコールが入った。

■6月8日(木)
・選手登録

 起床6時、1時間くらい前から目が覚める。朝食は早起きした女性が作ってくれる。朝食後にバイクを組み立てる。皆さん無事に完成、ひと安心。

 9時過ぎに松岡一家がアパートまで来てくれて、全員で泳ぎに出掛ける。パームコーブ手前のトリニティビーチというところで泳ぐ。なみさんのいつもの練習コースだそうである。ひと泳ぎした後は、キュランダへおいしいソーセージを食べに行く。その後ケアンズに戻り、アイアンマンの受付を済ませる。5時までの受付だが意外に混んでいて、かなり待たされた。

 夕食は再び女性の作る「マーボ茄子」本格的だった。明日はパームコーブで泳ぎ、ポートダグラスまで行ってリゾートをしに行く予定。

■6月9日(金)
・ウェルカムイベント

 起床は5時。今日の予定はパームコーブでのスイム、その後ポートダグラスに移動して観光、昼食。ケアンズに戻ってきてバイクをセッティングして、夕方5時からウェルカムパーティ。パーティと言っても一堂に会したものではなく、ケアンズでは各自でレストランに出掛けるようなプログラムになっている。そのために35ドルのバウチャー券が支給されている。参加人数が多く、パーティの準備ができないので、昨年からこの様な仕組みに変更された。

 6時過ぎに松岡一家が迎えに来てくれるので、朝食はおにぎりで済ませる。7時過ぎにはパームコーブに到着して、泳ぎ始める。波はそれほど無く、まずまず泳ぎ易い。私は10分ほど泳いで終わりにする。シャワーを浴びるなどして、8時過ぎには終了。8時半頃には私たちはポートダグラスに向けて出発。パームコーブからポートダグラスまでは40キロほど。予定どおり10時頃にはポートダグラスに着いた。

 ポートダグラスはお金持ちのリゾート地の様で、のんびりしたいい街だった。しばらく海岸などを散歩して、食事にする。11時半から食事の時間だったので、食事ができる時刻まで飲みながら待っていた。ケアンズにあったコートハウスがここにもあったので、そこにする。チーズバーガー、チキンバーガーを取ったが、両方ともおいしかった。

 食事を済ませて、1時前には出発し、予定どおり2時頃ケアンズに到着。それから再びバイクのセッティングをして夕食に出掛ける。夕食はエスプラネードのラトゥル&ハムというお店、以前から何度か行ったことがあるところだった。ピザ、パスタ、ポテトなど、他にはビールやワインを頂いた。おいしかった。ビールとワインで50ドルほど、よく考えると日本のレベルで思うと高いかな。でもこちらではどこでもそんなもの。

 今日の行事は予定どおりすべて完了。アパートが街に近いと用事もすぐに終わる。明日はまたパームコーブまで行って、バイクをチェックインしてくる。

■6月10日(土)
・バイク預託
・レースギア預託

 起床は5時。今日の予定は、バイクのセッティングとトランジッションバッグのセット。ケアンズのT2にはランギアをセット、パームコーブのT1にはバイクとバイクギアをセットする。

 朝食後、9時15分頃にT2に向けて出発。バイクは車に積み込んで行く。パームコーブもハイウェイもだいぶ慣れてきて、ケアンズから30分ほどで到着。まだそれほど混んでいないので作業はスムーズに進む。11時過ぎには全て終わり、残りの女性陣の面倒を見て終わりにする。

 パームコーブを出発したのは12時少し前。ケアンズに到着したのは12時半頃だった。お腹がすいたので、いつものオーキッドプラザで昼食をとる。おにぎりのお店で、焼き肉のお弁当とおにぎりを1個。

 その後はレンタカーを戻しに行く。それで今日の仕事はおしまい。夕食はまた女性がご飯を作ってくれた。ひじきの炊き込みご飯、絹さやの味噌汁、その他サーモンのソテー、チンゲンサイの炒め物、オ二オンスライスなどなど。おいしく頂きました。

 9時頃に就寝、起床は3時半の予定。

■6月11日(日)
・レースデイ

 起床は3時半、まずまず気持ち良く起きる。こちらに来てから雨は降っていない。今朝も天候は雨が降る様な様子もなく、まずはひと安心。いつもの様にレースの朝は餅。フライパンにシートを敷いて焼く。国内とはちょっと様子は違うが問題はない。さっさと食べて、他にフルーツやヨーグルトを食べる。納豆が欲しいところだが、それは仕方がない。

 準備はスムーズに進み、5時前にはアパートを出発しバス停に向かう。5分ほどでバス停に到着、すぐにバスに乗車し出発する。30分ほどでパームコーブまで行ってしまう。車で何度か通った道なのでよく分かっていて不安は無い。一緒に来た連れも慣れたもので良く心得ている。今年はその連れにも仲間がいたので私も安心していた。

 すぐにバイクの準備を進める。昨年はパームコーブに着く前から強い雨が降り出して参ったが、今年は雨が降っていないがどこで降り出すか分からないので、一応チェーンに注油しておいた。6時前には準備も終わり、トイレの列に並ぶ。しばらくトイレの列に並んで、その後はウェットを着込んでスイムエントリーの場所に戻った。連れはそこで待っていてくれていた。その後は鉄人のメンバーと行動を共にした。しばらくウォームアップをしてからスタートの位置に付く。その頃には70.3の選手が続々と海から上がって来ていた。

・・・・・

 ゴール後、連れの姿を休憩所から見付けてひと安心。一緒にバイクを引き取って宿まで帰った。私はもうこれでおしまい、動きたくなかった。しかし連れは鉄人の応援にまた出掛けて行った。ご苦労だった。とりあえず私はビールといつものカップヌードル、それがレース後のご褒美かな。みんなが帰ってくるのを待っていた。いつの間にか日は変わり、そして帰ってきた。意外に元気で、結局その後みんなでお祝いのビールを飲んでいた。

■6月12日(月)
・アワードパーティ

 月曜日、レースの翌日は目が覚めるのが早い、昨日寝たのは1時を回っていたが、今日起きたのはまだ暗い6時前だった。お腹が空いて目が覚めたが、食べる物は無い。しばらくはビールを飲んで空腹を満たす。午前中はバイクのパッキングを済ませる。

 午後からアワードパーティ、昨年と同じソルトハウス。今年は早めに出掛けて行った。今年は料理もおいしかった。夜は道を挟んだ向かい側のナイトマーケットにテイクアウトの食品を買いに行く。内容は中華料理。今日もよく酒を飲んだ。

 おっと、大事な事を忘れていて書き逃すところでした。ソルトハウスでの表彰式で私も表彰されました。記録が良かったからとか、そういう事ではなく、連続出場を表彰してくれました。このアイアンマン・ケアンズは6年前に始まり今年で6回目、私の友人はその初回から6回連続、私は次の年から5年連続5回出場という事です。さすがに6回連続の日本人は彼ひとり、全員でも10人くらいでした。5回出場も同じ様な人数でした。記念には5回出場と書かれたキーホルダーを頂きました。大事にします。

■6月13日(火)
・帰国

 朝早くから帰りの支度を進める。9時頃松岡一家が来てくれて、帰国の手配をしてくれる。空港には9時半頃に到着。日本人が多いかと思ったがそれほどでもない。スムーズにチェックインも進み、何も問題は無かった。

 12時離陸予定はやや遅れて12時20分頃に離陸開始。後の飛行は何の問題も無く、夕方6時40分頃に成田着陸。成田は雨だった。到着後も何も問題は無く、8時前には解散となり、各自自宅に向かった。私は帰りの途中でコンビニによってひと休み。10時頃には家に着いた。

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 このレポートをまとめている今は6月17日。レースから1週間が経った。まだ体の疲れは抜けきらず、日中でも眠くて仕方がない。まだまだ練習などする気にもなれない。

(No.622)


  
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