バーチャル東京マラソン2021
2021年3月9日(火) 天候:晴れ
種目:ハーフマラソン 男子65-69歳以上
記録:1時間53分05秒
順位:男子65-69歳9位/97人 総合990位/4917人
3月第1週は東京マラソンが行われる時期だが、今年は10月に延期、さらに私は来年2022年の3月に参加延期申請をした。2月に大会事務局からバーチャルの大会開催の案内が来た。3月8日から1週間の間にハーフマラソンを走りましょう、という事だった。とりあえず申し込みを済ませて走る場所を考えた。
21キロ走るので、高滝湖の周回コースが適当だろうと、そこを走る事にした。事前に練習で2回ほど走ってみて、本番のコースを決めた。加茂運動公園をスタートして、なるべく坂の無いコースで、できるなら交差点も無いコースにした。周回数もあまり多くない様にして、1周3.8キロの小周回と4.8キロの大周回を合わせて5周、21キロほどのコースを作った。
天気予報を参考にして本番は3月9日、あまり気温もあがらず風も弱い予定だった。だいたい風速は2m気温は12℃くらいの予報だった。数日前からいろいろ考えると、少しは緊張してきた。10時にスタートできる様に、9時半頃家を出て15分くらいで到着、やはり軽くアップをした方がいいと思って、10分ほどのアップをした。予定どおり、10時過ぎにスタートした。天候は曇り、気温もそれほど高くなく絶好のマラソン日和だった。ウェアは暖かめの長袖シャツ、ハーフパンツにゲイターを付けた。補給は3周12キロほど走ってから車に戻ってレッドブル、ジェルを取る予定にしていた。目標はだいたい5分半ペース、1時間55分を切るくらいを目指した。
このレースはスマホのRunkeeperというアプリを使って結果を報告する仕組みになっているので、まずはスマホをスタートさせてから走り出した。スマホはウェストバッグに入れてしまうので、手元でタイムや距離などを見るために、ガーミンも一緒にスタートした。最初は運動公園をスタートして、橋を渡って東岸を走る。風は北寄りの風で、横風から向かい風というふうに変わっていく。あとは暫く向かい風、ダム湖なのでいくつかの橋を渡ってボート乗り場の先を左に曲がり、いちばん大きな橋を渡る。ここでは今度は右側からの風、やや強く吹きさらされる。600mほどの橋を渡ってまた左折、1.5キロほど走ってスタート地点に戻る。このコースは何度か練習で走っているし、過去にもここでマラソン大会を走っているので、よく分かっている。
天気はいいと思っていたのだが、スタートした10時過ぎに雨がポツリポツリと降り出した。空を見上げると雨雲は見当たらない。この程度の雨なら問題ないので、やめる事は考えず走り続けた。
周回は最初に小周回を2回、そして3周目に大周回を走っておよそ12キロ、それで給水、補給をする予定でいたのだが、気温がだいぶ上がり、ウェアも暖かめの長袖を着ていたので、かなり汗をかいていた。2周目の終わりくらいになって喉が渇いてきたので、予定を変更して、2周終わったところで駐車場に戻って、車に置いた給水ボトル、レッドブルとジェルを持ってまた周回コースに戻ってきた。2周終わったところで水だけを補給、レッドブル、ジェルは3周終わった時に取る事にした。この間も時計を止める事はなくレースの一部として走った。
3周目の大周回は、ボート乗り場の交差点を直進し、少しの坂を上ってから左側に入って行く。このコースは高滝湖マラソンのコース、もう一度橋を渡って旧高滝小学校へ向かう。この交差点は信号機もあり大きく、通過するのに注意が必要、そんな事で最初はこのルートは考えていなかった。しかし周回数を考えると、最小限の大回りを入れる事にした。
最初の予定からいくつか変わった事があるが、大回りと小周回の組み合わせも、最後に大周回で終わるつもりでいたのだが、4周目に大周回を入れて、最後は4キロの小周回でスピードを上げて終われる様に考えた。
その変更は気持ちの余裕もできて、最終周4キロはペースを上げて走る事ができた。ほぼ5分15秒から10秒くらいのペースで走れていた。不安だった右膝も最後まで痛みが出る事も無く、残りの1キロも気持ち良く走る事ができた。
最後の21キロ付近、そろそろ停止するためにスマホを取り出して見てみると、既に21.1キロを超えていた。そしてバッテリー低下という表示も出ていたので、慌てて計測を止めた。折角の記録もここで消えて貰っては困ってしまう。
スマホを止めてからスタート地点まで150mほど、そこまで行ってからガーミンを止めたら、スマホと同じ21.2キロを示していた。結局スマホの方が200mほど長い距離を計測していた。
正式タイムはどうやら21.1キロ地点のタイムを割り出して、それが記録として登録されていた。
(No.662)
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