第5回千葉・富津オープンウォータースイム大会
2019年6月9日 天候:曇り
種目:3000m
記録:1時間11分55秒
順位:総合14位 男子60歳代2位
天候は曇り、いつ雨が降ってきてもおかしくない天候だった。朝会場に向かう時にはパラパラと雨も降っていた。
初めて行く大会、会場はどんなところだろうと思ったが、参加者は80名ほどでのんびりしたものだった。会場には8時半頃には到着してしばらく待って受付が始まった。
会場ではまだセッティングをしている状況で、コースのブイを設置していた。今日の種目は750m、1500m、3000mの3種目で、それぞれのレースが完了してから次のレースのスタートが切られることになっていた。私のスタートの予定は11時50分だった。肝心の水温はかなり低いようで、気温も水温も20℃以下という事で、持ってきた人はウェットスーツを着用する様にと推奨していた。
9時半から開会式が始まったが、主催者側の判断で、10時に3種目とも一斉スタートという事が決まった。これから風も強まりうねりも出てくるだろうとの予想からの判断だった。私はまだまだ先のスタートだと思っていたものが、急にあと20分後にはスタートという事になってしまった。慌ててウェットを着込みワセリンを塗り込み、スタートの準備をした。連れ合いの手助けもあって何とか準備は間に合った。
コースは1周750m、1周の選手、2周の選手、3000mで4周の選手の3種類のレースが一斉にスタートした。私は後ろの方からゆっくりスタート。前の方では勢い良く出て行く選手もいたが、1周か2周かどの種目かは分からない。ただ私としてはビリにはならないだろうという程度の期待は持っていた。しかし泳ぎ出してみればかなり後ろの方に残されてしまっていた様だった。後ろには数人しかいない感じだった。
私の周回は4周、周回数を間違えるのは悲惨なので、回数を間違えない様に周回数を気にしながら泳いでいた。1周目は周りにもスイマーがたくさんいて、選手を目標にしてまずまず泳いでいた。しかし岸で状況を見守ってくれていた連れ合いは、1周目は20分ほど掛かっていたと言っていた。ちょっと時間が掛かり過ぎだろう。
1周で終わりの人もいるので、そこでスイマーの数も減った。2周目に入ったら、前のスイマーは何となく減った様な気がした。当然1周だけの人は私の前を行っていただろう。
2周目からはスイマーも減ってきて自分で目標のブイを見つけて泳ぐ様にした。水温が低いので用を足したくなってきた。朝からどうもトイレが近かった。2周目の最後のブイを回ってから用を足すのもいいだろうと思って、出そうと思ったのだがなかなか出ない。ライフガードのボードにつかまって用を足そうとしたがやはり出なかった。仕方ないのでそのまま再スタートした。
2周目も終わると周りには誰もいなくなってしまった。残っているのは4周の選手だけである。そこへ後ろからかなり速いスイマーが私を抜いて行った。何で今頃こんな速い人がここを泳いでいるんだ?と不思議に思った。しかし泳ぎながら考えていたら、そのスイマーは4周目だったという事に気が付いた。そのスイマーが何位だったかは分からないが、かなりの上位だった事だろう。
その後も何度か尿意を催したのだが、何度トライしても出なかった。4周目のブイを回ったところで、足が底に着いたのでここだと思って用を足す事にした。地に足が付いていれば用も足しやすい。少し出てしまえば泳ぎながらでも出す事ができる。少し止まってからまた泳ぎ出した。岸にいる連れ合いはここで終わりにするのかと思ったそうである。私はそんなつもりは全く無かった。やっとあと残り1周で終わりだと、元気も出てきた。しかし周りにはスイマーは誰もいなくなっていた。
最後のブイを回ってしまえば残りは200m、そう思って頑張ったが、どうも潮の流れがある感じで、内側へと入ってしまい何度もコースの修正をした。最後のブイの前でもなかなかたどり着かなかった。
4周終わって岸に近いところで歩き出したが、波が押し寄せてなかなかゴールゲートまで着かなかった。最後まで苦労してしまった。後ろを見ても誰もいないのでのんびりとゴールに入った。中途半端な位置なので誰も迎えてはくれなかった。連れ合いだけが待ってくれていた。
レースも終了して記録はどんなものだろうかと思ったが、なんと1時間12分も掛かっていた。そして年代別の順位はどうだろうかと思ったら、私の前に60歳代がいて、年代別は2位だった。全参加者は20名で総合は14位、年代別の参加者は2人だった。年代1位は私と10分差、全く届く範囲ではなかった。
レース後はお腹も空いたので、おいしい海鮮料理を食べさせてくれるお店で穴子を頂いた。東京湾は穴子が名産だそうだ。来年も出てみたい気がするが、来年はまたアイアンマンに出る予定で、参加は無理かもしれない。
(No.644)
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