ラフウォータースイム in 鎌倉 2013
2013年7月7日 天候:晴れ・強風
種目:1.5Km
記録:29分44秒
順位:総合110位 男子50歳代18位
先週予想したとおり、荒れた海の大会になった。鎌倉・材木座海岸は南風が吹くとうねり、高い波が押し寄せてくる。土曜日に予定されていた本来の大会は、日本海沖合いの梅雨前線の影響により強い南風が吹き荒れ、中止になった。その代り、日曜日にはまだ強い風が吹いていたものの、特別に1.5キロが開催される事になり、それに参加できる事になった。
第1日曜日は月例マラソンが開催される。本来ならこのRWS大会は土曜日に開催され、日曜日は月例マラソンだけの予定だった。しかし土曜日が中止になったので、日曜日に特別開催の1.5キロには、月例マラソンが終わってから駆けつけた。朝早くからバイクで鵠沼海岸に出掛け、5キロのマラソンを走った後は、やや眠かった。
この日も土曜日同様、太陽は照り付け、強い南風により熱風が吹き付けていた。真夏の様な陽気だった。天気予報では熱中症に気を付ける様に、しきりに言っていた。運動を行う様な陽気では無かった。しかし、やはり海辺に来れば涼しかった。指定された海の家に場所を確保して、スタート時間になるまでのんびりとしていた。
既に先週、逗子で3キロを泳いでいるし、今日は走って来ているし、そしてこの波、気持ちは盛り上がらない。目の前で「エキデン」で頑張っている選手を見ながら、少しずつ準備をしていた。今回も時計など付けない。自分の気持ちのいい様に泳げればいい。しかし、波にもまれて気持ちがいいわけが無い。ウェットスーツを着用するので、安全であるのが救いである。
いつもの様に、社長のアナウンスで説明があり、スタートの準備が進む。スタート地点に着くまでにだいぶ時間が掛かる。予定の11時からは、たぶんだいぶ遅れてスタートが切られた。私は無理はせず、左側の人の少ないところから沖に向かって歩き始める。周りはみんな歩いている。潮がだいぶ引いており、100m地点に設置されたブイの辺りはまだまだ浅い。この辺りまでは周りの殆んどが歩き。でも右側から出て行った速い選手は、だいぶ先の方を泳いでいる。
前の選手が泳ぎ始めたのを見計らって私も泳ぎ始める。左の外側から右側に見えるブイを目指して泳ぐ。まだまだこの辺りは波が崩れ落ち、泳ぎにくい。その中を何とか沖に向かって泳ぐ。一緒に泳ぎ始めた私のコーチは、あっという間に先に行ってしまう。速い人間は、どんなところで泳いでも速い。感心する。
2番目のブイの辺りまで来てしまえば、うねっている程度で崩れる波は無い。だいぶ泳げる様になり何とか進み始める。たまに大きなうねりに体が持ち上げられ、そして落とされる。これがいちばん辛い。泳ぎも乱れる。3つ目のブイは300m地点か。それを右に曲がって、4つ目のブイを目指す。もう距離など分からない。ブイを目指して泳ぐだけである。4つ目のブイまでは、沖からの風で比較的楽に泳げる。遠くに見えていたが、いつの間にか着いていた。まだまだ周りには選手もいる。それに合わせて泳ぐ。前方はあまり確認せず、周りの選手を頼りにする。
一応、1周750mを2周して1500mということ。4つ目のブイを回ったら、元の1つ目のブイを目指す。この3角形で1周750m。距離がどんなものかは良く分からない。長い様な気もする。元のブイまでも、流されながらあっという間に来てしまった様な気がした。この辺りは浅い。みんな歩いてブイを回っている。2周目にもみんな自然な流れで向かっている。やや波も落ち着いて来た様な気もした。
それ程難無く1周が終わったので、2周目も気が楽だった。コースからやや外れてしまったのが残念だった。前方を確認してもブイは良く見えるわけでも無く、それなら周りの選手を見ながら、気持ち良く泳ぐ方がいい。
2周目、4つ目のブイを回った後は最初のブイまで行くのかと思っていたら、そうではない様だった。周りはみんな岸を目指していた。左側に流されない様に、なるべくゴール地点を目指して泳ぎ続けた。だいぶ浅くなるところまで泳ぎ続け、いつの間にか底の砂に手が付いていた。ゴール地点は、だいぶ右の方にあった。
周りの選手に遅れない様に浅いところを走った。ゴールの時計を見ると、もうすぐ30分になるところだった。泳ぎ終わってしまえば、楽しいスイム大会だった。
終わってもまだまだお昼頃、海岸は暑い。日陰でのんびりしながら、海で泳いでいる人たちを眺めていた。帰りはバイク。暑い中、大汗をかきながら戸塚まで帰って来た。今日は長い1日だった。
(No.574)
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