湘南藤沢市民マラソン
2011年2月27(日)天候:晴れ
記録:1時間6分3秒(グロス) 1時間5分55秒(ネット)
順位:総合104位/4140人 一般男子64位/1940人
参加費:5,000円
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ポイント | | ラップ | | スプリット | | スプリット(2) | | ラップ(2) |
第1折り返し(浜見山) | 17:13 | 17:13 |
第2折り返し(東浜) | 14:22 | 31:36 |
10Km | | | 40:55 |
第3折り返し(浜見山) | 14:32 | 46:08 |
第4折り返し(東浜) | 14:28 | 1:00:36 |
15Km | | | 1:01:34 | 20:39 | (5Km) |
16.1Km | 5:27 | 1:06:03 | 1:06:03 | 4:29 | (1.1Km) |
藤沢市の市制70周年を記念してのマラソン大会。ここのところのマラソン人気を反映して、大会エントリーから賑わいを見せていた。私たちは一般エントリー枠で、藤沢市民のエントリーが終わってから募集が行われた。無事エントリーを済ませ、大会を迎えた。
当日のスタートが朝早い8時30分。そのためか、受付は金曜日、土曜日の事前受け付け。当日の受け付けは無い。私の分は中村さんにお願いした。当日は風邪をひいたパン屋さんの代理で出場するツカさんの車に同乗させてもらい、片瀬東浜海岸の有料駐車場まで行く事ができた。お陰でだいぶ楽ができた。
江ノ島の会場では、かながわ女性センターが更衣室に当てられていた。殆んどの人が、島内の駐車場の方の会場に行ってしまい、建物に入ってくる人は少なかった。そのため、建物内の体育館には人がまばらだった。お陰で体育館内では快適に過ごせた。隣の部屋ではマッサージもやってくれて、とても6,000人も出場している大会とは思えなかった。
7時15分頃からアップを始める。アップの段階では背中に痛みがある。しかし練習でも、走り始めてしまうと痛みが消えていく事はわかっている。従って背中の痛みは気にしない事にしている。30分ほどゆっくりアップをして戻ってくる。
着替えを済ませて、8時頃スタートラインに向かう。スタート地点はかながわ女性センターのすぐ前。既にだいぶランナーは集まっていたが、さすがにいちばん前の1キロ3分以内のブロックには人が居なかった。普通は速くなくても先頭に並ぶやつがいるものだが、ここではみんな謙虚だった。私も少しだけ遠慮して、その後ろ、1キロ3分15秒のところに並んだ。それでも人はまばら、ゆったりとしていた。そのうちにスタート地点で開会式が行われ、市長や県知事の挨拶があった。
今日の私のランニングの出で立ちは、湘南の大会という事で、月例湘南マラソンのランパン、ランシャツ、それに厚手の手袋、アームウォーマー。更に待っている時のためにTシャツを着ていた。しかし予報とは裏腹に、陽も差し暖かくなっていた。手袋は要らないかと思ったが、汗拭きにもなると思い、そのままにした。
湘南という場所柄か、スターターはチューブのボーカル、前田さん。定刻どおり8時半にスタートした。スタート位置は殆んど先頭、スタート時のロスも殆んど無かった。スタート後、やや前を塞がれたが、江ノ島大橋を渡る頃には普通に走れた。気候は暖かく、気持ちよく走れる。最初はやや弱い追い風、暑いくらいに感じた。橋を渡り終わり左折、134号線に出る。ここから先はいつもバイクで走る道、馴染みの道路。ここを走らせて貰うのは嬉しい限りである。
水族館の前を通過し、鵠沼方面に向かう。いつもの月例マラソンの公園前を通過して松波の交差点。本当にいつもの道、気持ち良く走って行く。
最初の折り返しは辻堂・浜見山の交番前、そこまであっという間である。先頭で折り返して来るランナーは2人、他を突き放しぶっち切りで走っている。その後ろに5人くらいの集団。月例のランナーもトップグループにいた。20人くらい見送ったところで女性ランナー。とても速く素人とは思えない。プロのランナーの様だ。暫く後にもうひとり、こちらも速い。2人とも胸のゼッケンには名前が書いてあり、招待選手だった。
第1の折り返しで17分13秒。距離がはっきり分からないのでどの程度のタイムか分からない。--4.3キロほどと見ると、ちょうど4分ペース。しかしまだ前半とすると、ちょっと遅い。-- ペースはよく分からなかったが、それほど遅いとは感じていなかったので、周りのランナーに取り残されない様に、前のランナーを追う。
周りには知ったランナーは全く居なかった。私のライバルのいつもの月例ランナーも、エントリーはしていたが、当日顔は見かけなかった。-- しかし結果を検索すると、ちゃんと走っていた。中村の少し前を走っていた様だ。
折り返して暫くすると、塚越と中村。並走している。塚越は代理出場という事からか、まだゆっくり走っていた。きっとそのうちに追い付いて来るだろうと思っていた。
江ノ島方面に向かうになって、追い風となる。多少はペースも上がるだろうと期待する。折り返しまで一度走ってしまうと、次の折り返しまでも気分的には近い。松波の交差点を過ぎ、鵠沼海浜公園の前を過ぎると、右手に江ノ島が見える。ちょっとだけ上りの部分を走って、江ノ島水族館の前を通る。広い道路の3.5キロはあっという間である。パラパラとトップグループが通り過ぎるが、先頭は1人に変わっていた。黄色いシャツを着てトップを走っていたランナーはその後ろにも見えなかった。彼は9キロのランナーだった。
トップのランナーは依然としてダントツ。暫くして4人の集団が追っていた。私は江ノ島入口を通過して、その先、東浜交差点まで行って折り返し。向かい風が吹いてきた。今までは追い風だった。このタイムが14分22秒、4分を少々オーバーしている。距離が中途半端だけに、ペースの計算ができない。来年も開催されれば、少しは記録の更新ができるだろう。キロ4分で走れば、3.5キロは14分になる。
1周目よりもやや風が強まり、2周目に向かう。時折り後ろから抜いて行くランナーがいる。追い付いて行きたいが、なかなかそうはいかない。目標としてなるべく付いて行くようにする。江ノ島入口の手前で塚越、中村とすれ違う。1回目の折り返しの時と私との差はさほど変わっていない様な気がした。塚越はとりあえず、中村と並走している様だった。折り返しの手前、やや塚越が先行していたので、これから独走になるのかと思った。そうであれば、次の折り返しまでには私に追い付いて来るだろう。
今回は月例のランナーをあまり見かけない。来週が月例マラソンだからだろうか。走らない理由としてはあまり考えられない。それとも参加費の5,000円が高過ぎか。それはあるかもしれないが、日頃の練習コースを走ってみるのは気持ちがいいだろうにと思う。何人かは月例マラソンのシャツを着て走る私に声援を送ってくれた。こちらからも良く知った顔である。挨拶をして通過する。
3回目の折り返しに向かって行く私たちと、最初の折り返しをして江ノ島を目指しているランナーとの距離がだんだん近くなってきた。私たちはキロ4分、遅いランナーは7分から8分。当然追い付いてしまう。一番後ろのランナーには、ちょうど3回目の折り返し地点で追い越した。その前にもランナーはいる。これからどんどん増えていき、そのランナーをかき分けながら4回目の折り返しに向かう事になる。
3回目の折り返しのラップは、14分32秒。向かい風の分、前のラップより少し遅くなったようだ。途中、鵠沼公園の前あたりで10キロの表示。10キロが40分55秒というタイムだった。とんでもなく遅い。しかし地図上からいうと、50m程度は長いので、驚くほど遅いタイムではないだろう。
折り返しに近づくに連れ、前にいるランナーが増えてくる。前に人のいないコースを選んで走る。あるいは前のランナーの後ろに付いて、人をかき分けて行く。月例マラソンなら、折り返しの後暫くすれば走り易くなるのだが、今回はそういうわけにはいかなかった。主催者は第1回目のマラソン大会と言っていた。ならば、第2回もあるという事。市長も開催に積極的だった。来年も開催するならば、走行区分を分けるような配慮が欲しい。
最後の復路は追い風。4回目の折り返しは14分28秒。前回より6秒ほどの遅れ。殆んど落ち込みは無かったと言える。ややのぼりとなった折り返し地点を回り、下りながら江ノ島入口へ向かう。もう最後の周回部分を走って、江ノ島へ入って行く。江ノ島入口に15キロ地点。スプリットは1時間1分34秒。10キロからのラップは20分39秒。だいぶ遅い。
江ノ島大橋に入ってから向かい風が強くなってきた。2周目に入る頃から比べるとかなり強い。朝方から比べれば、強風になっていた。思うようにスピードも上がらない。周りのランナーとラストの争い。負けたくはない。若い者にも負けるわけにはいかない。若者は年寄りには負けまいと思っている事だろう。橋の真ん中辺りで、谷川真理がみんなを応援していた。ランナーは喜んで近付いて行っている。私は顔を見る程度で通り過ぎた。
江ノ島の中に入ると残りは500mも無い。9キロの部のランナーがまだまだ走っているので、目の前にはランナーがたくさんいる。それをよけながら少しだけラストスパート。後ろからは最後に競って来ていた若者が付いている。ほぼ同時くらいにゴール。少し遅れて時計を止めると、タイムは1時間6分。遅い。それだけの感想だった。もう少しいいタイムを期待したのだが、残念だった。
134号線上の折り返し区間。地図で計るとちょうど3.5キロある。2往復すると14キロになる。橋の入口から計ると、女性センターの前あたりが1キロ地点になる。ゴール地点は更に50mほど先だったので、明らかに距離は長かった。ゴールまでの最後の1キロのラップが4分30秒という事はないだろうと思う。4分程度では走っているだろう。
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1マイルとは、1.609344キロという事だ。10マイルにすれば16.093キロ、約16.1キロである。という事であれば、15キロ地点からゴールまでは1.1キロという事になって、最後のラップが4分30秒という事も、納得がいくかな。一応最後は頑張りましたから。
ゴール後はぐるっと遠くまで歩かされて、ランニングチップを返し、Tシャツを貰って戻って来た。メイン会場の方に行ってみたが何も無い。風が強く、さっさと建物に戻った。建物内に戻って来ているランナーはまだ少なく、体育館内はまばら。更衣室を覗くとシャワーが付いている。お湯の蛇口をひねると暑いお湯が出てきた。さっとシャワーを浴びて着替えた後は、再びマッサージをお願いして、みんなの帰りを待った。まだ早く10時を過ぎたくらいだった。
レースの終了は10時半。早々とマラソン大会は終了した。江ノ島内は走り終わったランナーと観光客であふれていた。帰りの江ノ島大橋は更に強い風が吹いていた。
(No.536)
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