第23回横浜マラソン
2004年11月9日(日)
記録:1時間26分16秒
順位:総合178位/2492人 男子176位/2290人
来週の東京国際のために、今回の横浜は、あくまでも調整のためのレースという位置づけ。決して速いペースでは走らないという事にしていた。
朝はXAXの女性たちと一緒のため、8時関内待ち合わせ。そのままいつもの場所へ行って、さっさと受付を済ませる。10キロを走る初心者の女性にとっては待ち合わせが早すぎたかもしれない。私はいつもの通り、マイペース。9時頃からウォームアップを始める。体調は全く悪くなかった。絶好調といった感じ。ゆっくり走るのが勿体ない気がした。とりあえずは、ひととおりアップを済ませて着替えをする。準備をするにもだいぶ余裕がある。いつもならこうは行かないと思いながら準備を進める。
先頭に並ぶ人達に多少遅れて列に加わる。多少後から行っても前の方に並べるものだった。少しは遠慮して後ろの方へ並ぶ。開会式のセレモニーがあって、レースは始まった。10時20分、スタートの合図が切られた。
最初は無理にペースを上げない。暫くはまわりに合わせてゆっくり、いちょう並木が終わるあたりから少しずつペースを上げていった。最初のスローペースのためだろうと思ったが、1キロが4:14、まずまずと言って良かった。いちおう、キロ4分(マラソンペース)で走るつもりでいた。キロ4分ならば、いつもの横浜マラソンのペースからすると楽な方である。
1キロを過ぎ、高架下を走っていると、知っている顔に出会う。いつもなら私が先に行っているようなメンバーもいる。意識して、ペースを上げないように努めた。最後まで同じペースで行ければ良かった。2キロのラップは4:04、やや遅かった。もう少しペースを上げたい所だった。
3キロの関門は12:23、ラップは4:05。まだ遅かったが、本番でもないので、もうこんなものでもいいだろうと諦めた。結局、本番でもいつもこんなタイムになってしまう。これが私のちょうどいいペースなのかも知れない。
3キロまでの距離表示はいいのだが、この先がほとんどいい加減になってくる。おまけにトータルでは、500mほど長い。だから正確に言うと、タイムから見たマラソンの調整というのは難しくなる。走りのイメージをつかむということになりそうだ。
5キロは20:41で通過、ラップが良くないか、距離がいい加減か、分からない。前方に知り合いを発見、少しペースアップして追いつき、あいさつをする。余裕があるので意識してペースアップをすることができる。それは気持ちがいい。
心配された雨も降らず、曇りのため、走っている限りでは暑いくらいだった。6キロあたりに給水所、水を一杯。女性ランナーが見えてきた。いつもの癖で、負けず嫌いが出てしまう。少し追いかけるが無理はしないようにした。しかし結局は、11キロ過ぎの上り坂で抜き去った。
あとのラップは距離がいい加減なのでほとんどあてにならない。自分の走りだけが頼りだった。自分としては、ペースを上げようと思った時に上げることができ、上り坂でもペースが落ちることなく走れたのが確認できたのは良かった。今までの練習の成果だった。
2キロ手前から先行していた中村は、8キロあたりでとらえ、しばらく後方にいたようだったが、14キロあたりで落ちていったようだった。その間、特にペースは変わらず、一応、マラソンペースで走っていた。いつものレースペースからすれば、ずいぶん遅かった。
折り返しで、塚越、山口とすれ違う。あとは分からなかった。自分が折り返してからは、折り返しに向かうランナーを気にしていたが、それを過ぎてからは、少し気合いを入れ直し、ペースを上げた。しばらくはペースを上げて気持ちよく走っていると、後ろからいいペースで抜いていくランナーがいた。もう少しペースを上げてもいいかなと思っていたところなので、付いて行った。ゼッケンは私よりだいぶ大きい。結構しぶとく走っているので、どんなものか様子を見た。私が先行してもしっかりとついて来ているので、あまり無理をしないようにした。そのうちに先行されてしまった。
産業道路まで出ると、残り3キロ。多少はペースを上げてみたが、それも無理はしなかった。残り1キロで時計を見ると1:22、だいたいゴールタイムは1:26と予想した。まずまず当初の予定タイムどおりだったので、満足しつつ最後のゴールを目指した。陸橋は東京の38キロからの上り坂をイメージして上った。気持ちよく走れた。ゴール前も無理なラストスパートなどせず、そのままゴールイン。気持ちよく走り切れた。
ゴールでは、まみ、あさ、なみが待ってくれていた。みんなもなんとか元気にゴールしたようだった。いいレースだった。
当日はレース後、レストランで食事をし、XAXで軽く泳いで帰ったのだが、月曜日から2日間疲れが出たのか、体調を崩してしまった。ゆっくり休んだら、なんとか回復した。東京に向けて頑張ろう。
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