第11回栄区民ロードレース大会

2001年1月14日(日) くもり
種目:10Km(健脚コース)
記録:37分29秒

 朝からとても寒い。どんな格好で走るか迷っていた。長袖か、ランシャツか、しかし、スタートは11時近くだし、陽も差しているので、ランシャツで問題なさそうだった。

 9時少し前に家を出て会場の桂台小へ向かう。受付を済ませ、いつもの体育館下の更衣室に入る。少々のんびりして、9時半からの開会式に出る。その後は、10時スタートの3キロの部に合わせて、ウォームアップをする。昨日、ややスピードを上げて走ったためか、左足のすねが痛い。だが、特に問題は無い。軽く汗をかく程度にジョグとストレッチをする。あとはスタート時間に合わせて着替えを済ませる。参加者は100人よりやや少ない程度か、いつものように、上郷、金井、山手学園の高校生がたくさんいる。他には一見速そうな人もいるが、何とかなるだろうという感じ。あとは、いつもの鈴木。だいたい順位は10位くらいと予想できる。スタートラインの後ろで、久しぶりに小倉さんに会う。特に変わりは無さそうだった。スタート地点は陽も差して、暖かく、特に何の問題もなかった。いつもの感じで、特段の緊張感もない。

 前列からスタートする。まわりはいつものように、高校生に合わせて速い。あっという間に先頭集団は高校生で形成される。あとは鈴木がその後方に居るくらい。私の前方には20人くらいいるが、ほとんどはそのうち落ちていくと思われるランナーだった。公園を過ぎて、長いだらだら坂でほぼ様子は見えた。先頭に5~6人、いちばん後ろに鈴木、あとはぱらぱらと何人かいて、私。ほとんど高校生が残ったが、一人だけ大人がいた。しかし、これもそのうちに捕らえられそうだった。

 いちばんてっぺんから右折し坂を下る。いくつかのカーブを曲がって、もう一つの公園のてっぺんに行く。この辺りで、ひととおり抜き去る。あとは、徐々に落ちてくるランナーを拾っていくだけの感じである。いつもは2~3人のグループがいるのだが、今年は、トップ以外は最初からみんなばらばら。あまりおもしろいレースとは言えないが、これの方が無理しないので、楽で良い。

 プール手前で折り返し、すぐ前方のランナーに追いつきそう。小学校へ行くあたりの下りですぐ後ろまで追いつき、その先のだらだら下りで一人抜く。いちばんきついのは、バス通りの信号を左折して公園横までの上り坂、半分までがややきつい。その後も坂はゆるいが、状態としてはきついところだ。公園まで上ってしまえば、あとは次の公園の折り返しまで、1キロほどずっと下り。気がゆるまぬよう、前を追ってスピードを上げる。

 折り返しでは、後方は、すぐには順位が変わらないくらいに開いている。すぐ前に高校生がひとり。しばらく抜きつ抜かれつを繰り返しているが、息が荒く、そのうち落ちていくのは想像できた。長い登りでとどめをさして、下りで差を付ける。次は前方の高校生、50mほどひらいているが、その差も変わっていないので、追いつけそうな感じはしている。小学校わきのだらだら上りから、公園横の上りで差をつめ、下ってプールへ向かう唯一平坦と思われるところで、すぐ後ろに付く。

 プール手前の折り返しからは、しばらく向かい風。体の大きな高校生のすぐ後ろについて、しばらくは風よけ。しかし、すぐに持て余し、小学校の角で抜き去る。あとは次の上りで差を付けていくだけだった。最後のきつい上りが終わった後、カーブで差を確認すると、10mほどか、思ったよりは広がっていなかった。あまり近いとラストでやられると思い、なるべく差を付けておくように、下りで頑張った。

 公園を過ぎて、後ろの高校生もペースを上げてきているのがわかった。最後、小学校の入り口に向かう時、まわりの応援につられ追い上げてきた。こちらも小学校の校庭に入り、最後と思いラストスパートをかける。半周回ってしまえば、あとはもうコースも狭い。なんとか抜かれずにゴールインとなった。

 記録、順位等はその場では何も判らず、あとから送られてくる記録表に頼るしかなかった。とりあえず、いつもと大して変わらない結果であった。

 入賞は、10キロの部は、いつものように高校生と大学生。去年優勝の大学生は、3位に落ちていた。5キロの部では、新たに警察学校のメンバーが参加しており、1、3位に入賞していた。これからは10キロの部にも進出して来そうで、強力なライバルになりそうだ。閉会式後は、いつものように、西山さんとそば屋で一杯やって終了となった。

 昨年、2000年の結果が37分28秒、そして、それより前の98年のタイムは、今年と全く同じく29秒。昨年のレースパターンは今年と大差ない。98年は、やはり競り合いのない単独のレースだった。36分台の出ているレースは、高校生との競り合いがあってきつくなったレースのようである。多少は競り合い、きつくならないといい記録は出ないようである。実力としては、ここ数年変わっていない。よく言えば、記録が落ちずに、維持できている事になるのだろうか。


  
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