第26回市原シティマラソン

2000年1月8日(土) 天候:晴れ
種目:21.1Km
記録:1時間22分18秒

 2回目の参加。家を6時半過ぎに出発、順調に進み8時頃到着。学校そばの駐車場はちょうどいっぱい。1キロほど離れたところにまわされる。送迎バスがあったので、歩かされずに済んだ。受付を済ませ、体育館に入る。まだあまり人は来ていない。小学生から一般の部まであるので子供もいる。中学生も学校単位でいる。賑やかだ。ハーフのスタート時間は10時。それほどあせることもないので、しばらく横になってのんびりする。9時近くなって目が覚める。体育館の中は人でいっぱいになっていた。

 9時頃から軽くアップを始める。割合に暖かく、走り易い感じがする。30分ほどアップをして戻ってくる。さっと着替えをしてスタートの準備をする。スタートの15分くらい前に小学校前のスタート地点へ向かう。ぱっと見てあまり速そうなランナーはいない。しかし、スタート時間が近づくと、ぽつりぽつりと速そうなランナーが出てきた。まあ、トップで走ることはなさそうだ。

 10時、予定どおりにスタート。コースは、昨年走って知っているので心配はない。どのくらいのペースで走るかの方が心配だった。今回は特に目標を持ってきたわけでもない。明日はバイクの練習もあるし、ということで、無難に走ろうかというところ。とりあえずは、1時間20分くらいで走れれば最高という目標。スタート時は皆それほど速いわけでは無いが、先頭集団というわけにはいかない。高滝湖の周回に出て、第2集団の先頭になる。ほぼそのままの態勢で進みながら、まわりのランナーと順位争いをする。

 高滝湖最南端まで行くとおよそ3.5キロ。昨年のペースまでは及びそうにないが、まずまず。1キロ、3分50~55秒くらいでは走れていそうである。黄色いランシャツのNiftyのランナーが前方にいる。最終的には抜くつもりでいるのだが、少しずつ差が開いてしまっているようだ。気になるランナーはそれくらい。あとはそのうち落ちていくようなランナーばかりである。やはり長年走っていると、どのランナーが抜けるか走りを見てわかってくる。自分でも大したものだと思う。

 後半少しのアップダウンを繰り返しながらスタート地点まで戻ってくる。1周27分を切るくらいを目標にしていたが、そこまでは及ばなかったようだ。スタート地点から1キロポイントからの一周が27分22秒。この調子だと、ゴールタイムは1時間22分ということになる。それほど無理をするつもりもなかったので、目標はそのままのペースで1時間22分とした。前方とのランナーの差は、前と比べるとだいぶ開いていた。100m近くになっていたか、次の周回で追いつくことを目標にした。

 前へ行く意識だけは持ち続けた。前にいた他のランナーが少しずつ落ちてきた。そして後ろからはやけに速いランナーが追いついてくる。明らかにペースが速い。付いて行こうとするが及ばず少しずつ離されていく。私を追い越し、前のNiftyのランナーにも追いつく。Niftyのランナーもやはりしばらくは併走する。そのまま二人で先へ行ってしまわないようにと願うだけだった。2周目もそんな調子で終わる。特に変わったことはない。

 2周目が始まったあたりがいちばん辛かったか。2周目も終わると、残りあと1周。1キロポイントの周回チェックでは、27分16秒、前回より少々速くなっていた程度で、ほとんど変わっていない。問題は無かった。まずまずの調子で、前との差はだいぶ縮まってはいたが、まだ追いついてはいない。残りの6キロで抜き去るつもりでいた。

 「あと5キロ」を過ぎ、しばらくしてこのコースで一番の上り坂。ここで皆力尽きてペースが落ちている。かなり前方にいたランナーも落ちてきていた。この坂で黄色いランナーに追いつく。そしてもうひとつの上りで追い越すことに成功。なんとか思っていた通りになった。あとは前に行かれてしまったランナーにどれだけ近づくかというところ。前を行くランナーのペースも落ちてきていたようで、以前ほどの速さは無くなっていた。差も広がってはいなかった。

 一度抜き去りもう力尽きていたと思っていたランナーが一人後ろから追いついてくる。息を吹き返したようでやはり速い。こちらは逃がすまいと追うがなかなか追いつかない。後ろの方はもう離れているだろうと思ってはいたのだが、応援の声から判断するとそれほどは離れていないようだ。負けないためには一生懸命走るだけだ。特に大きな目標が無かったので、それくらいの張りがなければだれてしまうようなレースで、なんとか最後まで気を張りつめ走りきる事ができた。

 ラスト1キロを過ぎ左折、田んぼの中ののどかな景色の中を走り、ダムの橋を渡る。そして3周目にやっと周回へまわらず、右に折れてゴール方向へと向かう。やっと落ち着くことができた感じがした。なんとかゴール、1時間22分18秒。まずまずのタイムというところか。悪くもなし、良くもなしというタイムであった。

 市原の地元でのレース、2年目のまずまずという結果であった。レース後は特に人を呼ぶための催しも無く、参加者は皆さっさと帰路についていた。あっという間に人はいなくなっていて、いかにも市主催のレースという感じだった。もう少しなんとかならないものかと思った。


  
home report