第9回栄区民ロードレース大会
1999年1月17日(日) 晴れ
記録:36分39秒
順位:8位
| 5Km | 18:20 | | | (18:20) |
栄プール | 7:55 | 26:15 |
第4公園 | 9:08 | 35:23 |
10Km | 1:15 | 36:39 | (18:19) |
昨年は雪が降り(と主催者は言っていた)、2月中旬に延期となったが、今年は雲ひとつ無い晴天の元、やや風があったがいいコンディションで実施された。10キロは10時40分スタート、受け付けは8時半から9時半であり、家から歩いても15分程なので、今年はのんびりと9時少し前あたりに出掛けて行った。お陰で、会場に着いてからは、場所を確保するのに苦労した。今年はタツノのメンバーもいたので、そこに間借りする。
開会式の後、10時少し前からアップを始める。軽く坂を上って来ておしまいにした。調子は悪くなさそうだった。予定どおり3キロ、5キロがスタートし、10キロも10時40分にスタートした。参加者は100人ほど、例年どおり。この人数からすると、普通だいたい順位は1ケタ台という事になる。目標は入賞したいところだが、1ケタ台という事にする。
スタートして時計を確認していると、周りがドッと出て行った。慌ててペースアップ、よく見ると遅い連中がたくさんいる。冷ややかな目で見る。公園をぐるりと回って長い上り坂に差し掛かるとだいぶ減ってきた。しかしそれでもまだ10人以上は前にいた。落ちて来るのを待つ事にする。少し前にひとり、あまり見掛けぬ年配者がいた。私よりも年上の様だった。鈴木には負けてもこいつには負けられないと、とりあえずのターゲットにした。
2キロも行くと高校生はだいぶ落ちてきて、10位くらいには上がった。しかしあの目標はまだ落ちてはいなかったが、とりあえず並走状態になっていた。しばらくはそのまま。相手の様子を見ながら走る。そこそこ強そうな相手で、簡単には落ちそうに無かった。相手の様子を見ながら揺さぶりを掛けてみるが、しっかり付いて来る。野七里小学校を回ってバス通りに出るカーブで少し先行する。それをきっかけに少しペースアップすると少しずつ離れていった。何とか振り切りに成功した。
次は前にいるランナーだった。第1公園に続くきつい上りで追い付き、更に順位を上げる。あとは第4公園の折り返しまでしばらく下りが続く。少々楽にはなるが、安心してはいられない。第4公園の折り返しは、5キロ、18分20秒という結構速いペースだった。予定より30秒程度速い。先ほどの年配ランナーは100mくらい離れていた。ひと安心、もう追いつかないだろうと思う。後で調べたところ、彼は栄消防署の所属だった。手ごわいはずだ。後ろを気にしつつも、更に前を狙って行く。
スタート直後、第1集団で5人ほどいたので、以降のトップを狙っていく気持ちでいた。2周目も矢沢小学校脇の緩やかな上りで前に追い付く。しかし、高校生も易々とは抜かせてくれない。荒い息をしながらもしっかりと付いて来る。普通だったらとても付いて来れなさそうな息づかいだった。スピードがあるのか、下り坂では速い。上りでは勝つが、下りで離される。後半不利な状況だった。
2周目の第1公園への上りで勝負を掛ける。ついでに更に前のランナーに追い付いて行くつもりでいた。しかし前との差はさほど詰まらず、更に競り合いにも負け、下りで5m程離されてしまった。次の緩やかな直線の下りで追い付こうとするが縮まらない。相手も必死の様だった。更に前のランナーもスピードは変わっていなかった。一気に逆転を狙おうとするがダメだった。相手もペースを上げてきていた。
第4公園まで戻って来たところでやや縮まり、3mの差。しかし何とかしようとするのだがどうにもならない。結局グラウンドに入っても変わらず、そのままゴールインとなった。相手はそのままダウンしてしまった様だが、結局負けてしまった。タイムは36分39秒。昨年よりだいぶいいタイム。また前・後半ともほぼ同タイムといういい結果となった。
鈴木はトップと競り合いの結果、数秒差で敗れた様だ。しかし、タイムはトップが33分43秒。鈴木は48秒。見事な結果だ。また速くなった。
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