第12回大山登山マラソン
1997年3月9日(日) 晴れ
コース:伊勢原駅北口~阿夫利神社下社 9Km
記録:47分05秒
順位:男子40歳代17位
| スタート | | 0:00 | 標高30m | 標高差 |
1Km | 3:24 | 3:24 | 38m | 8m |
2Km | 3:48 | 7:13 | 55m | 17m |
3Km | 3:55 | 11:08 | 80m | 25m |
4Km | 3:59 | 15:07 | 105m | 25m |
5Km | 4:22 | 19:45 | 160m | 55m |
6Km | 4:28 | 23:52 | 220m | 60m |
7Km | 5:02 | 28:54 | 300m | 80m |
8Km | 7:47 | 36:42 | 470m | 170m |
9Km | 10:22 | 47:05 | 680m | 210m |
先週の三浦に続いて2週連続、例年の様に今週は伊勢原、大山登山マラソン。起床5時45分。もち小4個、他にいつもの様にヨーグルトなど。7時のバスで大船へ。大船発7時15分。平塚には35分頃。バスで伊勢原駅へ向かう。いい陽気の中、うとうとすると、8時過ぎには伊勢原駅に着いていた。駅前で記録集の送付をお願いし、伊勢原小へ向かう。予定の8時半よりだいぶ早く着いた。今日はグランドでは知った人が居なかったので、体育館に行く。するといつもの場所にやはりATCの高城さんは居た。他に、平塚の長谷川、小宮、井出氏など、いつものメンバー、久しぶりに顔を合わせる。
トラックに載せる荷物を用意する。あとは暫く何もする事は無い。開会式もいつもの事。今年は土産に地酒を2本。1本はうちへ、もう1本はヤッホー向けに。あとはほんとに何も無し。今日は日食との事。アップをしている10時頃、少々周りが暗くなった。何となくおかしい。昔の人は大変な事だと思った事だろう。10時少し前に先発の50歳代のスタートを見物がてら、アップを始める。その次は30歳代、そして20歳代と女子、最後に我々40歳代は11時発。
スタート地点の伊勢原駅は、一の鳥居の真下からスタート。殆んど先頭からスタート。昨年は46分台で15位、今年はそれより記録を伸ばし、更に上位を狙いたかった。そのため、昨年のタイムを時計にセットし、それを基準に走る事にした。
とりあえず最初の1キロは3分30秒が目標。そのペースで走り出せば後は何とかなるだろう。しかし、きついだろうという事も分かっていた。周りを走っているのも、いつもならかなり先を走るランナーである。とりあえずの目標は長谷川氏に置いていた。彼は平地では3分30秒くらいで走るのだが、坂ではあまり強くない。この大山マラソンではいつも勝っている。7キロ地点でいつも追い付いている。6キロまで離されずにずっと付いて行けばかなり上位に入るだろうと思った。
スタートして暫くし、先頭集団が作られる。私の前におよそ20人、まずまずのところ。長谷川氏も前を走っている。やはり先頭グループだけに速い。たった9キロだから何とかなるだろうと思いながら付いて行く。1キロは3分24秒、まずまずのタイム、予定どおりといったところ。しかしやはり速い。徐々に先頭と離れていく。先頭集団はおおそ10人、殆んどダンゴ状態。その後ろに少しずついて、私は15位くらい。このまま行って前の5人を捕らえれば10位入賞だが…と思いながら走る。1~2キロは少し上っていて、高低差は17m。東名高速のガード手前。このラップは3分48秒、まだまだ速い。一生懸命付いて行く。しかしハイペースである事は事実。自分も息が荒いが、周りも荒い息づかいをして走っている。この先1キロずつがとても長く感じられた。そろそろ4キロだろうと思ったところが、まだ3キロ地点であったりもした。
前から少しずつ落ちてくるランナーもいれば、後ろからいい走りで抜いて行く奴もいる。後ろから来て、付いて行けそうなランナーにはしっかりと付いて行く。長谷川氏は50mほど前を走っていた。もう少しすぐ後ろを走りたかったが、やはり少々無理の様だった。しかし常に目標に置いていた。
何も考えず、必死で走ったせいか、辛かったが、6キロまではあっという間に来た様だ。ここまでは予定していたラップを常に上回っていた。6キロから先、走って上る様な坂ではないところまで来た。20分前に出発した女性グループも、ポツリ、ポツリ現れ出した。あの長谷川氏も遂に力尽き、私の後ろへと去っていった。あとは前を行くランナーを捕らえるだけ。しかし、私の方も目いっぱい。明らかに昨年よりもいい走りとはいえなかった。7キロ地点のバスターミナルが遠く感じられた。
このラップは遂に予定をオーバーしてしまった。5分02秒。しかしトータルではまだまだ大きく上回っている。28分54秒。あとは土産物店の並ぶ参道を通って山道に入っていくだけである。しかしここまでで全ての力は使い果たしてしまった様だった。いつもなら走って上れる参道の階段もところどころ歩いてしまうところもあった。力を使い果たした脚でも一歩一歩前へ走らせた。山道では遅いランナーの数もだいぶ増えてきて走りの邪魔になるのも多くいる。大山の水の給水を取り、頭にも掛ける。最後の給水。あとは残り1.5キロほど。山道は無くなり、殆んど階段になってくる。
8キロ地点は36分42秒。ラップも予定を大きくオーバーか。しかしまだ何とかトータルでは上回っていた。だが、走っている時点でもはやタイムなどはどうでも良かった。早くゴールに着いて欲しかった。10位以内に入れる訳でもなく、後ろから追って来るランナーもいなく、ゴールだけが目標となってしまった。
残り1キロは全て石段。およそ800段余りとの事だった。この1キロがとても長い。しかしどの様な1キロなのかはいつも分からない。残り500mを通過。しかし、この500mというのが理解できない。明らかに残りの方が少ない様な気がする。そのうちにあと残り130段?180段?という表示が出る。垂直に上る様な石段に見えてしまう。最後の力を振り絞り上る。すると、両足のふくらはぎがピクピク。ダメだ、力が入れられない。仕方なく歩く様な走る様なペースでラストの石段を上る。一歩無理すれば、その時点で足がつってしまいそう。石段を上りきっても走ることはできず、歩いてのゴールインとなってしまった。タイムも47分を少しオーバーしてしまった。入賞など及びもつかなかった。ラストの1キロは10分以上掛かってしまった。目標どおり走ったレースだったが、望む結果は得られない残念なレースとなってしまった。これもまたレースという事だろう。
ゴール後は甘酒、おしるこを戴いた後、再び走って下ってきた。石段は上るより降りる方がもっと大変。女坂が終わり、下りの道はあっという間、1時間ほど掛けてゆっくりと楽に走って下って来た。会場の小学校ではビール、焼きそば、豚汁などなど。美味しいアフターレースとなりました。
(No.251)
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