第16回つくばマラソン
1996年11月24日(日)晴れ
記録:3時間00分27秒
| 計測ポイント | LAP | SPL. | Dis. (/Km) | | コメント |
5Km | 20:40 | 20:40 | 5Km (4:08) | スタート時もたつく |
10Km | 20:33 | 41:14 | 5Km (4:07) | ペースアップしたつもりが、あまり上がらず |
15Km | 20:35 | 1:01:50 | 5Km (4:07) | タイム変わらず、こんなものか |
20Km | 20:40 | 1:22:30 | 5Km (4:08) | 周りから少し遅れる |
25Km | 21:03 | 1:43:34 | 5Km (4:13) | 遅いつもりはないが、ややダウン |
30Km | 21:18 | 2:04:53 | 5Km (4:16) | 疲れも見えず快調、予定通り |
35Km | 21:42 | 2:26:36 | 5Km (4:20) | 問題なし、サブスリー確信 |
あと5Km(37.2Km) | 10:08 | 2:36:44 | 2.2Km (4:36) | まずまず問題なし |
あと4Km(38.2Km) | 4:35 | 2:41:20 | 1Km (4:35) | よしよし |
あと3Km(39.2Km) | 4:50 | 2:46:11 | 1Km (4:50) | あれ?おかしいぞ |
40Km | 3:48 | 2:49:59 | 0.8Km (4:45) | あと10分、だいじょうぶ? |
[ | 23:23 | 2:49:59 | 5Km (4:41) | ] |
あと1Km(41.2Km) | 5:39 | 2:55:38 | 1.2Km (4:43) | たいへんだー |
42.2Km | 4:48 | 3:00:27 | 1Km (4:48) | どうして? |
起床は4時45分。前日にタクシーを頼んでおき、5時20分に出て行く。朝食は同じ様に、前日にコンビニで買い揃える。大船駅は5時36分発、東海道・東京行き。東京には6時半前に着き、ゆっくりと丸ビルそばのバス乗り場へ。バスは7時発の予定。バスの中でゆっくりと朝食。出発は30分遅れの7時半。しかし、現地に着いたのは8時半頃だった。余裕の行動である。すぐに受付を済ませ、ゼッケンとTシャツを受け取る。Lサイズ、いつもながら冴えない。そのままいつもの場所へ。少々早すぎたせいか、まだ空いている。
場所を確保した後は、大学内のトイレを探して入り込む。案の定、誰もいない。ゆっくりとトイレも済ませる。トイレから戻ってきたら、もう周りは人でいっぱいだった。暫く、9時半までのんびりとする。9時半からアップを開始だ。30分やって、10時にスタート地点へ向かう予定でいた。ウォームアップ中にも誰もいないトイレを見つけ、済ませる。
ストレッチを十分に行う。着替えを済ませて10時にはスタート地点へ向かった。しかしここは早く並ぶ必要もなかった。5分前でも十分である。今年は気象コンディションは良く、暖かくて風も無い。気負いもなく、自分ではいい結果が出るのではないかと、などと考える。待ち時間もあっという間に過ぎ、いつの間にかスタート時間の10時30分になっていた。なるべく前の方へポジションを取った。
今年は陸連登録者が1,000人を超え、私達の前だけでも人がいっぱいだった。だいぶハンデがあるなと思う。仕方ないので流れに乗っていくとする。スタートは人が多くて遅い他は特に問題は無かった。スキがあればなるべく前に割って入る。私は左端を走っていたが、右側の方がスムーズに走れている様だった。
1キロも行くとスムーズに走れている様だった。初めのうちは自分のペースをしっかりつかむ事ができない。周りのペースに合わせて走る。私の前にゼッケン571番と568番、2人でペースを維持して走っている様だった。しばらく様子を見る事にした。走りは悪くないので、サブスリーを目標に置いているのではないかと思った。であれば、絶好の目標ができたわけだ。
筑波大構内をぐるりと回って5キロ、ラップは20分40秒。やや遅いとは思ったが、初めのロスを考えればいいペースだろうと思った。この後、20分の前半が出ていけば、全く問題無いと思った。スタート地点を通過し、大学内を出て国道(?)へ出る。たぶん北上しているのだろう。車の往来が激しい、いつも嫌なところである。この道路を7~8キロ走る。
途中10キロ地点。ここまであの2人のランナーの前になり、後ろになりペースを維持し走る。自分のペーストしてはちょうどいいか、やや遅いかなというつもりで走っていた。辛くはなかった。10キロのラップは41分14秒、この5キロは20分33秒。やはり遅いなと思った。しかし、昨年の事もあるし、この2人もいるし、このまま無理をしないで最後まで行けるのがベストだろうと思う。10キロを過ぎても暫くは北上が続いた。早く左折したかった。11キロ地点から給水が始まる。今日は晴れており、気温も高いので、水は十分に取る必要があった。今日の給水はゲータレードと水だった。悪くはなかった。
54分、およそ13キロ地点になるのだろうか、ラーメン屋の角を左折し、北部工業団地の中を行く。後ろから栄区の鈴木さん、今年初めての参加だそうである。しばらく並走した後、先行してしまった。調子は良さそうだった。私はあの2人と並走。そして15キロ地点、1時間01分50秒。この5キロは20分35秒、全くのイーブンペース、素晴らしいペースメーカーだった。これならば、付いて行って問題無いと思う。
15キロを過ぎ、南下するバイパスに出たあたりで、後ろからクラブランバードの高橋(?)さん。いつも月例で見る人である。それに女性を引き連れて、10人を超える集団が追い付いて来た。彼がペースメーカーを務め、女性を走らせている様だった。たぶん目標は3時間を切るくらいのタイムであろうと思う。これに付いて行くのがいちばんだろうと思った。しかし私よりも速かった。付いて行きたかったが付いて行けなかった。徐々に離された。結局元の2人がすぐ前方にいた。あまり無理せず、同じペースを維持する様にした。
今年は暖かいので、そろそろトイレタイムの頃ではあったが、今年は用を足す人もあまりいなかった。私も昨年ペースが乱れたので、用を足す事はよした。20キロは1時間22分30秒、5キロのラップは20分40秒。あの2人は数メートル前方にいる。彼らは20分35秒程度であり、素晴らしいペース配分だと思う。
中間点は27分。1.1キロが4分30秒、まずまずのペースである。同じペースで行ければ、ゴールは2時間54分。たぶんゴールも大丈夫だろうと思った。ランバード集団はもう見えなかった。昨年はこの辺りから徐々にペースが落ちてきてしまったのだが、今年は全く問題無い様だった。バイパスを左折するとややアップダウンのあるコースへと変わる。
25キロ地点は、1時間43分34秒。この5キロは21分03秒。自分ではラップタイムは殆んど変わらないだろうと意識していたのだが、ややダウンしてしまっていた。キロあたりでは、4分15秒くらいまで落ちてしまった事になる。しかしこの程度では全く問題無いと思った。徐々にではあるが、後ろからいいペースで走ってくるグループに追い付かれる。なるべく付いて行くように努力した。そのうちのひとつにちょうど自分のペースが合ったので、暫くはその集団の後ろに付いて行った。やはりひとりで走るよりも集団に付いて行き、それに合わせて行くのが楽であった。
そろそろ30キロになる辺りで追い付いたのが、オロロンにも一緒に行ったよしみさん。かなりハイペースだった様で、既にだいぶ疲れてしまっていた様だ。またそのすぐ前には、今年もまた川俣さん。今年も追い付いてしまった。私は特に悪いところも無く、そのまま先行する。
30キロ地点にはカスミグループの給水所。だいぶ汗もかいていた。やや下り坂の途中に30キロポイント。2時間4分53秒、5キロは21分18秒。30キロポイントのラップとしては全く問題無いと思った。更に2時間5分も切っているので、サブスリーの達成も可能だろうと思っていた。30キロを過ぎても、それほど脚にダメージが来ている様には感じなかった。ただ、やや辛いかなという感じで、私のいた集団も、給水ポイントなどで徐々にばらけてしまった。
32キロあたりで左折し再び北上。今年も風は無く、コンディションは最高である。既にバナナを1本貰って食べていたが、再び腹が空いてきた。私設エイドでバナナを1本貰う、感謝。状態もそれほど悪くなく、なんとか最後まで行きそうな気配だった。
35キロ地点は2時間26分36秒、21分42秒のラップだった。22分まで落ちていないので、十分期待がもてた。残りは7キロ、4分半のペースで十分だろうと思った。あと5キロの地点は、2時間36分44秒。2.2キロで10分08秒。そこを過ぎると陸橋を上って右折する。昨年は歩く様なスピードであったが、今年は違う。坂を下って残り4キロ。ラップも4分35秒。これで問題無いだろうと確信していた。
しかしその気の緩みが良くなかったのだろうか。大学構内へ向かう道で残り3キロ。ここでのラップが急に4分50秒に落ちてしまった。自分では落としたつもりは無かったが、確実に落ちてしまっていた。更に自分では立て直しを図ったつもりなのだが、落ちたペースは元に戻らなかった。
40キロ地点でもトータル2時間49分59秒。2.2キロを残してもはや猶予は10分しか残っていなかった。200mが余分だった。後ろから抜いて行くランナーに必死で付いて行くのだが、ペースは上がらなかった。残り1キロ、既に55分は過ぎてしまった。
3回目のスタート地点を通過し、ゴールの陸上競技場へ向かう。第1コーナーの時計は、2時間58分から59分になるところ。300mほどを1分では走れなかった。ホームストレートに入った時、ゴールの時計は3時間を超えてしまったところだった。あとは惰性でゴールへ向かうだけだった。がっくり力を落としてゴールイン。手元の時計は3時間00分27秒であった。
もう何もする気は無かった。と、そこへ栄区の鈴木さん。彼は、3時間の20秒前にゴールであったとの事。嬉しそうだった。私はそのまま荷物のところへ倒れ込む。暫く立ち上がれなかった。15分から20分くらいは横になったままの様だった。
起き上がってからは、ビール、うどん、おしるこ、などなど。やけ食いになってしまった。帰りはリムジンバスでゆったりでした。お疲れ様でした。
(No.241)
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結果だけから見ると、35キロまでは何とか4分半を切って走っているが、35キロ以降急激にペースが落ちている。当時の補給状況は憶えていないが、ハンガーノックに陥った事が考えられる。今さらながら、やはりエネルギー補給というのは重要だと思う。
35キロ地点で2時間26分36秒。残りの7.2キロを、4分30秒のペースで走ると、32分24秒。合計で2時間59分00秒。ちょうど目標とするくらいのタイムになる。普通ならこれくらいでは十分走る事ができる。走ろうと思ってもスピードが上げられないのは、やはりエネルギー切れ、ハンガーノックだろうか。
(2011年5月)
【レース報告】
気象状態は、河口湖と同じように絶好のコンディションで、暑いくらいでした。風もほとんど無く、好タイムが期待できました。しかし、私は結論から言いますと、残念ながら 『だめ!』 という結果でした。
つくばのスタートは、先頭に陸連登録者がいて、その後ろに一般ランナーが並びますが、今年はかなり多く、1,500人くらいが前にいました(登録上)。なるべく前の方に行ったつもりでしたが、横浜の時のようには行きませんでした。スタート後暫くはウォーミングアップのつもりでいましたが、やはりタイムロスはだいぶありました。25キロくらいまでやや遅いかなという気はしましたが、問題ないだろうと思っていました。30キロあたりでも、周りに合わせて楽に走れました。ダメージもないので、これなら今年は余裕でサブスリーだと思いながら走っていました。この慢心が結果として表れたのかも知れません。
残り5キロを過ぎ、陸橋を上って下って残り4キロ。ここまでは、問題ないと思っていました。しかし、大学構内に入るころからペースが遅くなっていました。自分では落ちているつもりはなかったのですが、スピードは落ちていました。おかしいなと思いながら、必死にスピードアップを計りましたが、だめでした。結局グランドに入り、ホームストレートに来たところで時計は3時間を超えてしまいました。ゴールしたあともがっくりで、暫くは立てませんでした。私の知人は、3時間の20秒前にゴールしたと、喜んでいました。1分も差がないのに、こんなに気持ちに差が出るのだなと思い、これが人生かな、などとひとり納得してしまいました。ちなみに、35キロ地点からのタイムは、昨年と全く同じタイムでした。これが私の限界でしょうか....。
結局、昨年との差は、前半のスピードの差がそのまま出ており、30キロ地点では2分ほど遅くなっていました。最後のゴール地点では1分の差です。昨年は30キロを過ぎてからがっくりきたので、今年はやや遅めに行ったのですが、それがよくなかったのでしょう。レース中は、二人できっちりペースを守って走るランナーに付いて行きましたが、20キロ過ぎから離されてしまいました。女子2位に入った「クラブランバード」の女性にも20キロ手前で追いつかれ先行されてしまいました。その女性ランナーには、しっかりと取り巻きがおり、同じクラブランバードの男性がペースメーカーを果たしていました。女性ランナーのタイムは、2時間55分くらいでした。付いて行きたかったところでした。やはりややスピードが足りなかったのでしょう。
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