1996 東京港国際トライアスロン大会

1996年7月14日 日曜日 天候:晴れ
種目:Swim 1.5Km、Bike 40Km、Run 10Km
コース:お台場・臨海副都心トライアスロン特設会場
参加費:¥15,000
記録:2時間33分06秒 総合51位/308人 男子40歳代4位

 Swim1.5Km 33:24 (134)
Bike40Km1:15:48 (75)
Run10Km43:54 (21)
Total51.5Km2:33:06 (51)

 朝からいい天気、起床は5時40分。連日暑い日が続き、今日も暑い1日になりそうだった。横横・首都高速で8時半過ぎには会場の臨海副都心に着いてしまった。あっと言う間、高速道路のお陰。三浦半島へ向かう車はたくさんいたが、逆方向へはあまりいない。会場はお台場。少しは期待していたのだが、全く無駄でした。きたないところで泳がされそう。

 11時から競技説明会、立派な水上ステージの上で始まったが、すぐに終わった。第1ウェーブは、12時ちょうど。グレン・マンガムなどのエリート部門、石山さんは、女子が全員いる第2ウェーブで、12時30分。私は、第3ウェーブで13時ちょうど。石山さんを12時15分頃送り出して、私も準備をすすめる。ニベア、ワセリンを塗り、ウェットスーツを着込む。15分くらい前にスイム会場へ。石山さんの言っていたとおり、水はきたなく、普通ではとても泳ぐところではない。一般には、遊泳禁止ということである。横須賀の海よりもひどかった。

 軽くウォームアップをしてスタートを待つ。前から5列目くらい。年齢が皆同じ様なので、なるべく前の方に出た。スタート5分くらい前になると、ぼちぼち第2ウェーブの先頭もゴール。石山さんの姿を探したが、見つからなかった。35分くらいで上がったらしい。私達、第3ウェーブが出たあとだった。

 スイムは外側から出ていく。130人ほどなので、バトルも殆ど無い。外から内側へ徐々に入っていく。水はきたなく、手の先も見えない。水温はちょうど良い。コースは1辺が250mの逆正3角形、750mを2周する。1周目は少しだんご状態といった感じだったが、1周目の終わりくらいから、ほぼ1列になる。1周目を終え立ち上がって、再びスタート地点へ向かう。時計は16分、少々遅い! しかし、まずまずこんなところかというところ。それなりに頑張ったつもりだったのだが....。

 2周目ペースを上げ、数人をとらえる。ほぼ1列になっており、人の後ろについて行く。左回りなので少々苦労したが、頑張ってスイム終了。32分台で1500mを終了した。バイクラックまで200mほど走る。トランジッションの前で計時。ウェットを脱ぎ捨てバイクに移って、スタート地点へ向かう途中で35分を過ぎていた。

 バイクでは、すでに陽は高く、とても暑い。なるべく日陰を選んで走る。また風も出てきており、少々苦労させられる。コースが全くイメージできず、どのようなところを走っているのかも分かっていない。ただし周回数は6回。臨海副都心というところで、まわりはみんなコンクリート。頭の上には、「ゆりかもめ」も走っており、なにか、横浜の海の公園を思わせる。景色の代わり映えもなくつまらなく、応援もほとんどいない。

 レースは自分なりにハイペース、まずまずのスピードで行っているのだが、まわりがとても遅い。従って、どんどん前をとらえることができる。後ろからきて抜き去られたのは一人きりだった。それも年代が違っていた。途中、石山さんとは、3、4回顔を合わせる。いきなり、周回チェックの時、目の前にいた。声を掛けて抜いていく。あとは離れるばかりだった。

 バイクの始まった直後から腹が空いてきた。エイドには水しか無く、腹の足しにはならなかった。ハンガーノックを心配したが、行くしかなかった。割合にいいペースでバイクを終了し、トランジッションへ戻る。まだバイクも数えるほどしかなく、気持ちよくランへ移る。

 この頃には暑さもピーク。プロムナードを経てコース上に出ると、へばったようなランナーがたくさん走っている。水が欲しかったのだが、どこにも無い。ただ、ボトルを持って走っている人もいるので、どこかでくれるのだろうと思った。ランコースは遊歩道の様なところで、レンガ敷きであり、足にはあまり負担はなかった。ただし、日陰などは全くなく、暑いばかりだった。

 石山さんとは、1周目にすぐすれ違う。走り出したところのようだったが、2キロ近い差はあったと思うが、結局、ゴール手前1キロほどで追いついた。ランは、前方から来てすれ違う中に同じ様なゼッケンを見つける。2、3人はいるようだった。また4位ではつまらないと思い、必死で前を追った。2周目になると周回遅れが出てくるのでだれが前か後ろか分からなくなった。たぶん、40代では3位くらいではないかと期待する。結局ランは、43分台で走っていた。この暑さでは45分くらいかかると思っていたのだが、意外に速かった。

 ラストは、日本テレビの増田アナウンサーの実況の中、ゴールテープを切った。そのあとしばらくして、石山さんのゴール。約30秒差、ウェーブスタートのお陰で(?)、ほぼ同時のゴールでした。とても暑くて苦しいレースでした。優勝は、グレン・マンガム、2:00:11という立派なタイムでした。私の順位は、また4位、「お疲れさまでした」です。


  
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