第11回大山登山マラソン
1996年3月10日(日) 晴れ
記録:46分42秒
順位:男子40歳代15位
| | LAP | SPL. | 標高 | 標高差 | | |
スタート | | 0:00 | 30m | | |
1Km | 3:28 | 3:28 | 38m | 8m | ほとんど平坦、やや上り |
2Km | 3:53 | 7:22 | 55m | 17m | 徐々に上り始め |
3Km | 4:06 | 11:28 | 80m | 25m | そろそろ山へ |
4Km | 4:08 | 15:36 | 105m | 25m | 比々多神社通過 |
5Km | 4:29 | 20:06 | 160m | 55m | ずっと坂道、たいへん |
6Km | 4:29 | 24:36 | 220m | 60m | 大山小を通過 |
7Km | 4:56 | 29:32 | 300m | 80m | 胸付き八丁 |
8Km | 7:25 | 36:58 | 470m | 170m | 山道、階段の始まり |
9Km | 9:44 | 46:42 | 680m | 210m | 女坂ピーク、ゴールは雪 |
起床は5時30分、家の出発は6時30分。いつもの月例マラソンと同じ時間、同じ電車で出かける。平塚まで20分弱、しばし特急電車の旅。平塚からは伊勢原駅行きのバスで終点まで。駅からは徒歩5分ほど、会場は伊勢原小学校。到着は8時少し前、もうだいぶ人は来ている。遅いくらいであった。すぐに受付へ、そして校庭の暖かいところに場所を確保。鉄人メンバーでは北澤さん、若林さん、県トラのいつもの高城さん、和泉さんなどもいる。平塚の住人などもあちこちにいる。懐かしい(?)人達と暫くは歓談。
ゴールに持って行って貰う荷物を準備し、預託する。あとは暫く何もする事が無い。私達40歳代のスタート時間はいちばん最後の11時、まだまだ余裕がある。10時に最初の20歳代のスタートを見物に行き、アップがてら帰って来る。私の11時のスタートに合わせ、再度アップを開始。スタート時間も遅いため、緊張感もあまり無い。女子のスタートを見送り、最後のスタートの準備をする。スタート地点は伊勢原駅前、スタート位置はいちばん前。一時通行を止めてスタートの準備がされる。
11時、最後の組が勢い良くスタート。滞る事無くスムーズに出て行く。すぐに右折して大通りへと出る。あとは大山を目指して一直線。先頭から20~30番くらいを維持する。前を行くランナーは、40代にしては皆速い。とても追い付いて行けない。先の事があるので、無理はし過ぎない様にする。
1キロ地点は246号の交差点、3分28秒で通過する。とても速い。たしか3回目のレースだと思うが、毎回この程度である。実力かあるいは距離違いか、いささか不明である。その後のペースはそれほど変わらず、そのまま続く。暫くして左折、大山に向かって行く。後は徐々に上って行く山のぼりコースである。まだまだ周りは飛ばしている。後ろからも抜いて行く。
2キロ地点は東名高速ガードの少し手前。3分53秒。トータル7分22秒。ペースは落ちたがこれが普通である。まだキロ4分は切っている。この後はただひたすら上って行くだけ。勾配も少しずつきつくなって行く。
3キロ、4キロ地点では少しではあるが4分を超えている。だいぶペースが落ちてしまった。力の無い選手はぼちぼちこの辺りから落ち始める。キロ表示は1キロ毎にきっちりとなされているが、確実に徐々にペースは落ちている。
それでもまだ何とかキロ4分半でペースは刻んでいた。5キロは20分06秒、ぎりぎりキロ4分平均というところか。ここまで来ただけでも立派。周りは息が上がってしまっている様だが、無理はしない。6キロを過ぎると最後の上りが始まる。前を行っていた速いランナーもかなりペースは落ち、みんな捕らえられそうである。小宮、長谷川、更に角野さんもいた。軒並み捕らえる。目標の20番以内にも入って来た様だ。
7キロ地点は最後の駐車場の少し手前。29分32秒。いちばん急な坂を歩く様にして上る。普通の道はここでおしまい。そしてみやげ物店、豆腐料理店の階段の間を通って山道へと入って行く。最初のこの階段も歩幅が合わずきつい。1段抜かしも飛び飛びになってしまう。
ケーブルカーの乗り口を過ぎると、山道に入って行く。最初はぐんぐん行ける。20分前にスタートした女子がたくさんいる。よけながら抜いて行く。山道の石段は走りづらい。道を選んで走り抜ける。まだまだ走っていく事はできる。給水は2ヶ所、2回とも水を取る。他にアクエリアスが置いてあった。
8キロ地点を過ぎれば残りは1キロ。かなり急な石段が続き、周りにも遅い人がたくさんいて、もはや走り抜ける事などできず、1段ずつ上る。時に走る事はあるものの、殆んど歩き。ラスト500mの表示が見えてくれば後はもうすぐ。その先で石山さんに追い付く。ひと声掛けて先を行く。その後は何本かの石段を上り、ラストのゴール。最後の石段は直角に見えて、真上に上る様である。そこへ鉄人の青木、声援を送ってくれていた。
フィニッシュ、時計を見るとまだ46分台。予想以上のタイムが出ていた。1回目に出場した時とあまり変わらないと思った。いい記録である。後ろから、長谷川、小宮など続けてやって来た。私のタイムは46分42秒、何と15位、大躍進であった。
(No.223)
受付会場は駅から5分ほどの伊勢原小学校。受付は7時半から8時半まで。9時から開会式、そして最初のスタートは10時。余裕がありすぎて、時間を持て余してしまう。40歳代の私のスタートは、さらに1時間後の11時。会場には人も居なくなってしまう。
スタート地点は、再び伊勢原駅前へみんなで揃って移動。各年代400人ずつなのでゆったりとしている。11時に定刻スタート。先頭から勢いよく出ていく。まわりもみな速い。よく知った顔が前を走っているので、無理はしない。
1キロ地点は国道246号の交差点。3分30秒を切り、速すぎるくらい。でも、以前と大して変わらないので、こんなものかと思う。コースは少しずつ登っているのがよく分かる。2キロ地点の東名高速ガードで、7分22秒。まだいいペース。しかし、勾配も徐々にきつくなってきて、ペースも落ちてくる。
3キロ、4キロと、ふつうのレースコースからいえばだいぶ山登りになるがここではまだまだ序の口。ラップも4分を超えた。5キロを過ぎると、かなり急勾配。そして、そろそろ7キロ地点ともなると、歩く人も出るくらいの急坂。前を走っていたランナーを、このあたりでだいぶとらえる。平地では私より速い人も、とらえることができた。その先は、もう大山の登山道。階段が始まる。20分前に出発した、50歳代、女性の部のランナーにだいぶ追いつく。
土産物屋を通り過ぎて山に入る。石段はとても走って登るために作られたところではないので、良い道を選んで進む。前の遅いランナーもよけながらで、大変。残り1キロの8キロあたりからは、とても走っては登れない。一段一段登り、息は完全にあがっている。まわりもみんな同じである。
ゴール500m手前では、先に出た石山さんに出会う。一声かけて、先に行く。ゴール直前には青木さんの応援。とてもそれに応える余裕はない。最後は、這いつくばらないと登れないような石段。ゴールが見えているので、なんとか頑張れるが、両足ともピクピクしている。
ゴールには、やっとたどり着く。タイムはなんと46分台。自分でもびっくり!! 46分42秒、15位という自分では申し分ない記録でした。きついけれども、やみつきになってしまうレースでした。また来年も出よう!!
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