第5回栄区民ロードレース大会
1995年1月22日(日) 曇り/雨
種目:健脚コース/10Km
記録:36分08秒 第3位
| 栄プール | | (2.4Km) | | 9:09 | | 9:09 | |
第4公園 | (5Km) | 8:53 | 18:03 | (18:03) |
栄プール | (7.1Km) | 7:56 | 25:59 |
第4公園 | (9.7Km) | 8:52 | 34:52 |
桂台小 | (10Km) | 1:16 | 36:08 | (18:05) |
祝! 3位入賞!!
どんよりと曇った天気のもと、朝8時40分頃会場の桂台小学校へ向かった。小学校に到着した9時頃からぽつり、ぽつりと雨が降り出した。受付を済ませて暫く待機。
ゼッケンは「161」、50音順の様である。そのうち佐藤、萩原、西山などがやって来る。竹山は何の連絡も無く来なかった。石山さんは首の捻挫と風邪のため欠場。
9時15分頃から本郷小のブラスバンド演奏があり、その後、9時半より開会式。周りを見渡すと強そうなメンバーはいない。鈴木氏も見えなかった。ただ、高校生が3人。しかし、鈴木はスタートの時にはしっかりと来ていた。結局私の前には4人いそうであった。開会式が終わる頃から雨が降り出し、10時のファミリーの部スタート時にも降り続いていた。
5キロの部はファミリー3Kmが終了後、10時30分から。そして10キロ、健脚コースは10分後の10時40分にスタートとなった。小雨の降る中でのスタート。寒くはなくコンディションは悪くない。レース日和といったところだった。昨日の土曜日はレースに備え休養。今日はウォーミングアップから体が軽く、なかなかのコンディションの様に感じていた。
スタート直後、鈴木が飛び出し、その後を高校生3人と私が追う形となった。第4公園からの上りでほぼ形勢は決まり、私の後ろにも何人かが付いて来ていた。坂を上り切り、右折して矢沢小へ向かう下り坂あたりで前との差は付いてしまい、もう勝負は決まってしまった様な気がした。しかし、飛ばし過ぎの鈴木は高校生に捕らえられ、4位に落ちる。
ペースとしては、かなり速い。目いっぱい走っている様に感じた。しかし、なるべく離されない様に、悪くても5位までには入る様に務めた。---5位までに入ると翌年のプログラムに記録が掲載される。今年も昨年4位の私の記録はしっかりと掲載されていた。(36分11秒)
矢沢小学校先の第1公園の上り下りを過ぎ、栄プールへ向かうやや平坦な道路へ出ると、後ろからの足音がよく聞こえてきた。ひとりいいペースで抜いて行く。6位に落ちる。このまま落ちていくわけにもいかず、ピッタリとマーク、すぐ後ろに付く。平坦では速い様だが上りがやや弱い様であった。上りでは私がリードする。前の4位の鈴木との距離もあまり広がってはいない様。離されない様2人でペースを上げる。5位争いは熱くなってきた。
野七里小をぐるりとまわり、大通りに出て床屋の角を曲がると、ややきつい上りを上がる。ここで少々引き離すが、下りになったところで再び追い付いて来る。なかなか面白く、どうなるか判らないレース展開となってきた。矢沢小横の下りでは逆にリードを奪われる。しっかりと付いて行く。ペースも速い。
第4公園手前の折り返しは6位で通過。タイムは18分03秒。速いつもりが、やはり昨年と同じ様なタイムとなっていた。高校生のひとりは、ペースが落ち、鈴木に抜かれ、既に4位に落ちていた。その4位も時間の問題で6位になりそうだった。
公園からの上りで再び私は5位に上がり、後ろも少々離れる。右折して下りになり、小学校へ向かうところで、前方でアクシデント。鈴木が腹を押さえうずくまる。前の高校生もすっかりペースが落ち、小学校の角を曲がったところで鈴木、高校生と次々にパスする。3位に浮上し入賞が見えてきた。ここで4位に落ちるわけにもいかず、3位をキープする。上りはもちろん下りでも気を緩めない。
平坦になりすぐ後ろに足音が付いて来るが更にペースを上げるつもりで前は譲らない。栄プールそばの折り返しは3位で通過。それに続く下りも辛かったが、ペースは落とさない。平坦ではなかなか差が付かないので、勝負どころは公園手前の急な上り坂と見た。そこで一気に引き離す作戦を取る事にした。
後ろも息はめいっぱいで走っている様である。この坂で引き離せば、何とかなるだろうと思った。床屋の角を曲がって一気に出る。後ろから付いて来る気配は無かった。そのままのペースで駆け上がる。徐々に離れている様であった。公園の角を曲がったところで後ろを確認、20mくらいは離れた様だった。少々楽になるが、安心はできない。コーナー毎に後ろをチェックする。徐々に離れていった。
第4公園に向かう直線の下り坂、追い付いて来るとすればここしか無い。自分も必死で駆け抜ける。直線の終わりに西山。後ろを確認して貰うと遥か後ろの様、やっとひと安心。気持ち良く最後を走り切る。
公園をぐるりと回って小学校へ。グランドをひと回りして気持ち良くゴールイン。堂々3位、一般ではトップ、36分08秒、立派な記録であると思う。
鈴木は何とか最後まで走り切った様である。但し横浜マラソンへの出場権は残念ながら得られなかった様である。表彰式では賞状と3位の銅メダル、3年ぶりの入賞。やはり気持ちのいいものであった。
(No.194)
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