第7回全日本ショートトライアスロンin伊豆大島
1995年6月11日(日曜日) 天候:曇り/晴れ
種目:Swim 1.5Km、Bike 45Km、Run 10Km
記録:2時間42分08秒 総合59位 40-44歳男子6位
| Swim | | 29分16秒 | (186) |
Bike | 1時間 | 33分00秒 | (61) |
Run | | 39分52秒 | (20) |
■6月10日(土)
9時10分、熱海港発の東海汽船にて、一路大島へ。11時30分、元町港着。トライアスロン参加者では最後の上陸だろう。早速、受付、車検を済ませる。今年のスポンサーはアイアンマンの「ゲータレード」。大島もついに!?アイアンマン並みか....。車検場で先発の、園田、加藤、松野各氏とばったり。加藤氏のバイクがトラブルのようで、メカニックが修理中。今までの不調はこのバイクのせいだったのだろうか....。車検の後は、説明会と開会式。その前にスイム会場でひと泳ぎ。
■6月11日(日)
起床は4時。4時半に食事をとり、準備を始める。大会慣れのせいか(?)、あまり緊張感が無い。天候は曇り、なんとか雨のないレースができそうだ。
エリートの部は、6時45分スタート。われわれ一般の部は、そのあと21分後の第3ウェーブから。40歳代は、第5ウェーブで7時12分にスタート。昨年はいちばん右からスタートしたが、今年はコース配置と、私の右へそれていく癖を考慮して、一番左から泳ぎだした。
全く混乱もなく、スムーズにスタートする。海もそれほど冷たくなく、波もなく泳ぎやすい。途中、先にスタートした青キャップ、赤キャップを追い抜き、また、後ろからの緑キャップに追い越されながらも、なんとか30分を切り、29分16秒で計測地点を通って、トランジッション。あとの話では、すぐ後ろに松野氏がいたらしい。そして、バイクは松野氏が先にスタートしていったようだ。私は、自分の場所を間違え、うろうろ。手間取る。
前半の小刻みできついアップダウンに悩まされながらも、少しずつ前をとらえる。いつもはレース用のホイールを持ってくるところを、今回は、23Tのついた練習用のホイールにしたのが良かったのか、筆島からの上りもそれほど苦労することなく、なんとかクリア。距離的には半分ほど過ぎたところだが、気分的にはそれ以上終わった気がする。
アップダウンを繰り返しながらも、下りのコースをたどる。あと10キロの地点で、1時間42分。スイムが遅かった分、昨年より少し遅れていたが、毎日のバイクの朝練のお陰か、腰も痛くならず、ラストの下りも快調にとばして、バイクフィニッシュ。2時間を少しオーバー。スムーズにランに移った。但しここでも場所を間違え、うろうろ。少々ロスしてしまった。
ランに入ってからは快調。多少両足に張りはあったものの、疲労はなく、順調に順位を上げた。空は晴れ渡っており、日差しが暑い。往路は、向かい風で気持ちよく、ロケーションも最高だった。
そろそろ折り返しが近づいてきたところで、我が鉄人クラブは、園田氏とすれ違う。こちらも快調そう。やや遅れて加藤氏。少々重そうか。その後に、加藤氏の同僚の鈴木氏。往路では抜かれることもなく、前をとらえる。折り返してからは、バイクで同時にゴールした同年の選手にものすごいスピードで抜き去られる。あまりにも速すぎ、ついて行きようがなかった。結局、この選手とは、ランスプリットの差1分、トータルで2~30秒の差が付いてしまった。
その後、更に上をいくスピードで抜いていくランナーが1人。結局、抜かれたのはこの2人だけ。途中アクシデントもなく、10キロを走りきりフィニッシュ。ランスプリットは初めて40分を切る39分52秒。トータルは2時間42分08秒。昨年より数10秒ダウンのフィニッシュタイム。しかし、バイク、ランをとれば、昨年をだいぶ上回る成績でした。総合59位、40~44歳代では6位。気持ちの良い'95第1戦を飾ることができました。
最近出場するレースでは、それほど緊張するという事があまり無い。余裕が出てきたのか、あるいはただの慣れだろうか…。ただその中にも多少の張り詰めた感は持っている。そんな中、6つのグループに分けられたスイムウェーブスタートが、ひとつずつスタートして行く。第7回大島トライアスロン大会はスタートした。
■6月10日(土)
早朝、熱海へ向けて出発。紀子、玲子も早起きして付いて来る。5時15分頃家を出発。相模川も難なく越え、7時頃には熱海港に到着。まだ駐車場もたくさん余裕があった。乗船手続きは8時半から。だいぶのんびりとする。 船は9時10分出港。11時半には大島・元町港へ。早速受付、そしてバイクを組み立て車検。難なく終了。現地には既に園田、加藤、松野などは来ていた。宿はいつもの甚の丸、申し分ない民宿である。
お弁当を食べた後、3時までスイム会場で水遊び。3時半から説明会、開会式。今年のスポンサーはゲータレード。大会も盛り上がった。夜9時半には寝入っていた。目覚ましは4時にセットした。
■6月11日(日)
4時起床。心配された雨も全く無い。やや曇り、風も無く波も静か。受付は5時45分から6時45分。私のスタートは第5ウェーブの7時12分。6時過ぎに会場へと向かう。最終受付でゼッケン記入と非接触式のタグを取り付ける。徐々にテンションが高まり、レース準備を整える。
6時45分、エリートの組は既にスタート。はるか遠くを泳いでいた。徐々に気持ちを高めていく。30代の第4ウェーブの後、我が40代の第5ウェーブがスタート。状況を判断した結果、いちばん左側から泳ぎ出す。全く混乱は無かった。スムーズに泳げる。何の問題も無い。水温も昨日より高い気がした。人の後ろに付いて行こうとするが、ちょうどいいペースメーカーがいない。殆んどひとりで泳いでいた様な気がした。
1周目から第4ウェーブの青キャップに追い付く。2周目には更に第3ウェーブの赤キャップにも追い付いた。逆に第6ウェーブの緑キャップにも抜かれてしまった。後ろに付いて行きたいところだったが、とても速く、あっという間に離されてしまった。
自分ではまずまず満足のできる泳ぎだと思っていた。最後のブイを回ってラストスパートをする。しかし桟橋を上がり時計を見た時は28分台、昨年よりかなり遅れてしまっていた。自分ではもっと良いだろうと思っていたのだが…。後で松野とほぼ同じタイムと聞いてガックリ。更にトランジッションでは先を越されたらしい。バイクで私が抜いて行ったそうである。またまたガックリ。
バイクは毎朝練習し、調子も良さそうなのでどんどん行った。バイクに不安は全く無かった。ホイールも23Tの付いた練習用を持って来たので、上りでも安心だった。やはりそれが良かったのか、順調に順位を上げた。このコースではやはり上りが勝負の分かれ目である。筆島から5~6キロ上りは続いた。下りも積極的に飛ばして、少しずつではあるが、順位を上げた。いつも後半に痛くなる腰も問題は無かった。
バイクは1時間33分。総合のタイムでも68位と問題ないタイムであった。昨年と比べるとスイムで出遅れた分を少しカバーできたバイクパートだった。トータルでは2~3分遅い。
バイクで腰も痛くならず、タイムアップし、ランに移ってからも思いきり走り出す事ができた。とりあえずの目標は10キロ、40分を切ることだった。なかなか良い走りができた。たちまち何人かを抜き去る。
ゴール横を過ぎると、女子の上位は既にフィニッシュしていた。昨年よりだいぶ速い。昨年はちょうど女子トップがゴール前で競り合いをしていたところだった。こちらもスピードアップ。但し右足すね、左足ふくらはぎの辺りは張っていた。しかしそんな事には構わず、前を追った。400番台のランナーが何人いるかだけが興味のある事だった。
果たして40代前半のクラスでは何位か!? 3位入賞を狙っていた。往路もだいぶ走ったところで1人来た。かなり速く、とても追い付ける相手ではなかった。しばらく置いて、1人、2人と同年代のランナーがいた。結局折り返すまでに7人いた。結局8位か、と思っていた。直前の2人は何とか抜けそうな感じはした。
折り返しで水をかぶり、勢いを付ける。前の2人を抜いて、6位には入りたかった。直後、後ろから勢いのいい420番、あっという間に離されてしまった。バイクで先行されていたと思っていたのが、ゴール直前で一緒になり、トランジッションで先行、これで私の勝ちだろうと思ったが、それも間違いだった。あれほどランが速いとは思わなかった。50mほどの差を付けられてしまった。9位に落ちた。
ランの調子は良く、気持ち良く飛ばす。先行の2人をとらえ、昨年と同じ7位に上がったと思った。420番はとらえられそうになかった。ランは気持ち良く走れ、最後はダッシュ。フィニッシュは2時間42分08秒。昨年(2時間41分51秒)より少々悪いタイムではあったが、ランは39分52秒と初めて40分を切るラップを出す事ができた。気持ちの良いレースだった。結局年代別の順位は6位。3位までの入賞はならなかったが、満足の行く結果だった。
閉会式はいつもの様に長根浜公園。帰りは16時10分の熱海行きで帰ってきました。お疲れ様でした。
(No.206)
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