鶴見つばさ橋開通記念マラソン
1994年12月4日(日) 晴れ
種目:ハーフマラソン
記録:1時間49分25秒
先週のつくばの後だが、一度しか走る事のできないコースであるので、ハーフマラソンを走る事にした。朝は早く、7時に川崎駅に集合。家は6時15分のバスに乗って出掛けた。大船駅から東海道線に乗って川崎へ向かう。川崎駅では、石山さん、竹山、勝倉、西山、佐藤(竹山の友人)という顔ぶれだった。川崎球場まで歩いて10分。そこからバスに30分ほど揺られて、会場の川崎マリエン(川崎港湾振興会館というところ)へ。10時スタートというのに8時前に着いてしまいゆっくりとする。
今日は私と同じ様につくばも走った石山さんと一緒にのんびりと走るつもりなので、初めから緊張感というものが無い。のんびりと過ごす。9時半までゆっくりとし、それから着替え。やや風があるものの、暖かくて気持ちが良い。ランパン、ランシャツにする。
15分位前には少し離れたスタート地点へと向かう。開会式などがあり10時にスタートとなる。周りの人達も1回きりのマラソンという事でか、のんびりとしている。緊張感など無く和気あいあいとしている。最初は周りに合わせてやや速めのスタートになってしまうが、石山さんのペースに合わせるとどんどん後ろから抜かれて行ってしまう。しかし走っていて気持ちはいい。ペースはほぼキロ5分~5分半くらいのペースであろう。
車専用の道路なので、道路の勾配や長さが走るにはややきついかなという程度。高架の上の方まで上がって来ると横浜方面やベイブリッジなどが良く見渡せる。やや雲が掛かっていて、富士山までは見えなかった。鶴見つばさ橋はベイブリッジと同じ斜張橋で、吊り方は1本吊りであり、なかなかスマートな橋である。橋の上まで行くと随分上った様である。遠くの方まで見渡す事も出来た。
つばさ橋を渡り終わって折り返し。8キロ地点あたり。もう一度橋のてっぺんまで上がって行く。周りはNKKの大きな工場ばかりであった。往路の橋の手前あたりで会社の磯崎さんに出会う。陸連の役員として派遣されている様である。
復路、やや疲れが出始めたか、少々ペースダウンしてしまった様である。石山さんの体のあちこちに少しダメージが出てきた様である。しかし何とか励ましながらペースを維持して走った。途中の10キロ地点では53分くらいで走っていた様である。
全く同じルートを帰って来て、スタート地点まで戻って来るとおよそ16キロ。1時間20分を過ぎていた。ゴールの方を見ると既に勝倉はゴールしてしまっている様であった。こちらの方はあと残りが5キロほど。川崎航路トンネルというトンネルを行って帰って来る様だ。海底25mまで下るらしい。こちらも片側3車線の大きなトンネルだった。長さは2,000mほど。走っていてもなかなか出口が見えて来なかった。トンネルを出るとすぐ折り返し。ひと休みしてまたトンネルに入って行った。
折り返しには給水、サントリーの「おいしい水」の提供があった。残りは2キロほどなので俄然元気になってきた。それまでに抜かれたランナーを次々と抜き返し、気持ち良いフィニッシュを切る事ができた。タイムは1時間49分25秒。目標2時間に対し十分クリアしたタイムだった。
タイムチェックは無線タグを使っており、最新式のシステムであった。あっという間に記録が発表になっていた。レース後は川崎の街へ出て皆で忘年会をし、盛り上がった大会となりました。
(No.192)
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