第15回湘南マラソン大会

1994年3月13日(日) くもり
種目:10Km
記録:35分00秒
順位:総合5位

 2.5Km 9:01 9:01
5Km8:2617:27
7.5Km8:3125:59
10Km9:2135:00


 いつもの月例マラソンのつもりで出掛ける。受付は8時半から。出掛ける時間は月例より1時間くらい遅くてもよい。7時45分頃自転車で出掛けて行った。会場も同じプールガーデンであった。参加費は200円。それも保険費用だった。ゼッケンは当日適当に決定。いかにも…という感じであった。当日申し込みも可能との事。まさにローカルという感じ。

 開会式が9時過ぎ。スタートは10キロ10時、5キロは10分後。竹山はこのレースに4年前に出場した事があるとの事。上位入賞しても何も出ないらしいとの事である。入賞できる程の事は無いだろうと思い、どうでもいいと思っていた。レースには月例に来る人達もずいぶん来ていた。川俣氏も来ていた。

 主催者の時計で10時ちょうど--私の時計では2分程遅かったが--予定どおりスタートした。気象コンディションは曇りで風もあまり無く、良いタイムが期待できた。36分くらいで走ろうか、などという冗談も出た。

 スタートから勢い良く飛び出す。殆んどいつもの月例大会の様な雰囲気であった。久しぶりに来たサイクリングロードは舗装も新しくなり、道幅も広くだいぶ走りやすくなっていた。しかしそれもスタートから1キロほどで、その先は以前と同じだった。ただこれから距離が延びていくのか、距離表示だけが消されていた。その為ラップの確認はする事ができなかった。しかしレースの方がかなりのハイペースで進んだので、いちいちラップを気にして走る余裕など無かった。

 後ろからいつも月例で走っている人が必死で付いて来ていたので、こちらも抜かれるわけにもいかず、必死で走った。お陰で5キロの折り返し地点となる2.5キロでは9分01秒、なかなかのタイム。このまま行けば36分も夢じゃないなどと思った。この先どこまで続くか不安ではあったが、とりあえず行ける所まで行くつもりでいた。

 川俣氏はかなり前方にいた。相変わらず速かった。折り返し手前、折り返しまでまだかなり距離がある所でトップとすれ違う。先頭は確か、西湘トライアスロンクラブのトライアスリートだと思う。名前は分からないが--古沢氏といったか?--年齢は40歳前後だと思われる。後ろをだいぶ引き離し独走していた。

 折り返しは茅ヶ崎海岸の木道を少し行ったところ。もうここで折り返し?と思う様な所だった。案の定タイムはだいぶ早く、17分30秒までいっていない。この2.5キロは8分26秒でクリアしてしまった。少々速すぎる様である。これならば、36分というタイムも出せるかな、などと考えてしまった。折り返してから後ろから来たランナーが何回か私の前に出たり下がったりしたが、そのうち付いて来なくなり、後方へ下がって行った。10キロのランナーは500人ほどで、多少多いという程度でいつもの月例といった感じで、それほど走りにくいという事は無かった。

 少々道が狭く、抜く事ができなくて、後ろで少々もたもたした所もあったが、少々休憩をしたと思って我慢していた。ちょうどその分位(?)帰りの2.5キロ地点までのタイムは遅くなっており8分31秒。往きよりも5秒遅くなってしまった。しかし本当に走りにくかったのはその後だった。てっきり5キロの部のランナーなどはとっくにいなくなっているだろうと思ったのは大間違い。まだまだ折り返しに向かって走るランナーもいるし、更に多いのが折り返したばかりのランナーである。私の前には先行する人がいたので、私にとっては楽だったが、それでも5キロの遅いランナーを追い越していくのに、右側を開けて貰う様に声を張り上げながら、必死で前に離されない様に走った。結局その状態はゴールまで続いていた。

 残り1.5キロくらいのところで、前方にスピードの落ちた川俣氏を発見。そしてラスト1キロくらいでほぼ並び抜き去る。相手は必死に抵抗してきたが、勢いの違いで私に軍配が上がった。私のスピードは結局最後まで殆んど落ちず、スタートから全く同じスピードでラストまで走り抜けてしまった。

 ゴールタイムは35分00秒、時計を見てびっくり。やや距離は短いとはいうものの、こんなにいい時計が出るとは思ってもみなかった。月例でもこれくらいのタイムが出ればと思うのだが、なかなか思うとおりには行かないものだと感じた。結局ラストの2.5キロも9分01秒。これは初めの2.5キロと全くの同タイムであった。久しぶりに“爆走”の10キロレースでした。非公式ながら10キロのレースにて35分00秒というタイムが出たのは初めてである。お疲れ様でした。

(No.176)


  
home report