第11回三浦遠泳大会

1994年8月21日(日)
種目:4Km 30歳代
記録:1時間29分47秒
順位:総合106位

 1.5Km30分
3.5Km(2Km)1時間15分(45分)
4Km1時間29分47秒


 朝方大雨が降り、実施できるのか心配したが、現地に行ってみると殆んど雨は降っていなかった。7時過ぎに家を出て、三浦海岸には8時半頃に到着、すぐに受付。なるべく水を取る様に努めた。「オーシャン」という海の家を指定される。既に対馬氏が来ていた。後に園田、塚越が来る。悪天候の為か、予定が30分ずつ遅れ、開会式は9時半、スタートは10時半になった。

 コースは、スタート地点から30m沖へ、そこから右へ450m。折り返して久里浜方面に向かって1Km。再び折り返して、三崎方面に550m。これで1周2Km。このコースを2周、合計4Kmという距離である。陸上から見る限りではそれほど距離は無いなぁという感じがした。波も風もあまり無く、コンディションとしては上々の様である。

 私のスタート位置は少し前の方から。ゴールもそれくらいで入りたいというくらいの位置--100位以内というあたりだった。スタート直後に右へ曲がるので、なるべく近い右側から出た。その為か、ややトライアスロンのバトルの様になってしまった。しかしトライアスロンほどではなく、殆んど混乱は無かった。いま考えれば、左側の方がずっと楽だったのではないかと思った。右折の後、少々人込みの中、450m先の折り返しを目指した。

 潮の流れが右に向かって有るようで、割合に楽に泳げた様だった。折り返しの辺りからは殆んどばらけてしまい、周りにも数人が泳いでいるだけであった。そういう状況なので、自分がどの辺に位置しているのか不明だった。ひょっとしたらずいぶん前の方ではないか、などと考えながら泳いでいた。

 折り返して1Kmの直線を泳いで1.5キロ。だいぶ長い1Kmだった。とりあえずここでタイムを見ると、ちょうど30分。なかなかいいところを泳いでいると思い、気を良くして次の折り返しまでのもう1Kmへ向かった。この辺りから海での泳ぎのコツをつかんだ。右に寄っていく癖があるので、時々前方を見て修正するが、一度泳ぎを止めて方向を見定めるのではなく、泳ぎながらブイの方向を確かめ、ブイが連なっていれば良し、それが左側の視界から消えると少し左へ修正しもう一度確認、といった繰り返しで、後半は殆んど泳ぎを止める事なく泳ぎきれた。

 1.5キロを過ぎるあたりから脇の下が擦れてきて、ヒリヒリする様になった。そのうち肩の方にも同じ様な痛みが出てきた。明らかにウェットスーツによる擦れであった。しかし今からでは直しようが無いので、我慢するしかなかった。

 折り返して残りは1.5キロ。だいぶ疲れも出てきて「かき」も思う様にはいかなくなった。そんな中、最後の1Kmを泳いで3.5キロ。ここでのタイムがおよそ1時間15分。1.5キロから3.5キロの2Kmに45分もかかってしまった。少々ダウンしすぎだと思った。残りは500mほど、10分程で泳いで、1時間25分くらいでは上がりたいと思った。しかしとても長く感じられた。

 中間点の黄色い旗がなかなか見えてこない。三浦海岸の海の家を右側に見ながらゴールを目指す。中間点の旗まで行ってしまえば残すは岸までの30m。そのうちに黄色い旗のゲートがかすかに見えてくる。いつもの癖か、岸に上がると駆け出し、ゴーグルを外し、キャップを取っていた。何とか1時間30分は切り、1時間29分47秒、106位のゴールインであった。

神奈中バス天神橋 - 上大岡220円×2.5(子供2人)
京浜急行上大岡 - 三浦海岸380円

(No.184)


  
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