第3回栄区ロードレース大会

1993年1月17日(日) 晴れ
種目:10Km
記録:37分11秒 5位

 栄プール 8:52 8:52
第4公園9:0617:58
栄プール8:1626:15
桂台小学校10:5637:11

 昨日までの雨はすっかり上がり、朝から晴れ上がっている。8時15分頃竹山が佐藤、萩原を連れて我が家へ。それから会場の桂台小学校へ向かった。今年の参加者数は昨年よりもだいぶ増えている様な気がした。小学校の校庭で受付を行い、そのまま日当たりの良い校舎の前に荷物を置く。時間的には十分余裕がありのんびりとした。開会式は9時半から、ファミリー3キロは10時、ジョギング5キロは10時30分、そして健脚10キロの部は5キロの10分後、10時40分のスタートである。10キロは私と佐藤、他は5キロである。

 全て定刻どおりスタート、10キロは校庭からのスタートである。100人ほどが出場。それ程速い人はいない様に見えた。ただ上郷高校の生徒がひとり居た。スタートしてすぐに先頭集団は私を入れて5人になった。ひとりは鈴木さん、昨年私に続いて4位になった人である。今年も何とか勝てるだろうというつもりでいた。それで4位。もうひとり抜かなければ3位入賞とはならない。そんな事を考えながら第4公園横を抜け、だらだらな坂道を上った。

 てっぺんまで行ったところでは高校生ともうひとりは既にだいぶ前の方へ行ってしまう。3位争いは3人に絞られた。その中からひとり抜け出し、4、5位争いになってしまった。……それぞれのゴールタイムは、1位は32分半、2位の高校生は33分半、そして3位が34分台であったらしい。たぶんこの3位が昨年の優勝者の様である。……その4、5位はまだそれほど差は無く、接戦という形で最初の折り返しを過ぎた。しかし、野七里小学校を過ぎ、バス通りへと出る辺りから少しずつ差が付いてきてしまった。

 1、2位は既に全く視界から消え去っていた。ちょうど差が付き始めた為か、このコースの中では商店街から野七里公園までの上りが一番きついコースの様な気がした。前半ややオーバーペースになっていたのか、いつもの得意の上りでも走りにキレが無く、非常に辛いレースとなってしまった。この辺りではもう既に前の4位と50mくらい差が付いてしまっている様だった。しかし、住宅街の中を走るコーナーの多いこのコースでも、まだ何とか前を行くランナーを時々見る事ができた。

 横浜環状道路の予定地をずっと下って来て1周目が終わり。第4公園横を折り返して、再び今下って来た道を上って行く。このあたりのレベルのランナーは数少なく、ポツリ、ポツリしか居ない。前を行くランナーも2人は既に視界から消えており、やっと3位のランナーが前の方に小さく見え、中間に4位のランナーがいるだけだった。後方もやはりぽつり、ぽつりという程度であった。6位との差も私の前との差と同じくらい開いている様である。しかし、どういう事態が起こるかも分からないと思い、とりあえず現状維持をするつもりで走る。

 矢沢小、野七里公園を通過。プールへ向かう川沿いのゆるやかな上りを行き、折り返しとなる。この時点では前との差が更に開いてしまい、もう完全に視界から消えてしまった。折り返しで後ろからのランナーが見える。今度は後ろとの差がつまって来ている様な気がした。

 野七里小をぐるりと回り商店街へ。もう完全に周りにランナーは見えない。まるでひとりでレースをしているか、あるいはトップを走っている様な状態である。コーナー毎に居る係員の応援がパラパラとあるだけ。辛い気分だった。

 野七里公園に向かう上りを上り切ってしまえば、あとはずっと下り。しかしそんな楽な気分には全くならなかった。前のランナーははるか遠く100m以上200mくらい、あるいはもっと遠くだろうか、離れてしまっていた。これは調子が良い、悪いという程度のレベルではないだろう。全く力の差の様な気がした。完敗であった。

 第4公園が見えてくるとゴールまでもう少し。このくらいで帰って来るランナーはまだ少ないので、周りの応援もいまひとつパッとしない。この大会は3位以内に入らなければ何も面白くないレースである。少々照れ気味に、しかし走りは一生懸命。ゴールの桂台小学校の門をくぐりグラウンドへ入る。ぐるりと4分の3周、我がメンバーの応援の前を通り過ぎゴールイン。やはり順位は5位であった。

 完走賞は手袋とミズノのシューズバッグ、毎年変わる様である。感謝しながら受け取った。終了後は我が家まで帰って来てゆっくりとくつろいだ。のんびりとしたローカルレースでした。

(No.146)


  
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