第16回横浜国際元旦マラソン
1993年1月1日(金曜日) 快晴
種目:10Km 一般男子
記録:36分57秒 総合40位
| 1周 | 12:00 | | 12:00 |
2周 | 12:20 | 24:20 |
3周(10Km) | 12:36 | 36:56 |
元旦の朝、やや寝坊してしまったが、6時半に起床。今回は初めて車で出掛ける事にした。7時半頃家を出発。会場付近では皆歩いて来る中、申し訳無いと思いながら8時少し前に到着。遠慮して会場より少しは離れた場所に車を置く。会場の南永田小学校にはだいぶ人も集まって来ていた。体育館も3分の1くらいは既に埋まっていた。
8時20分くらいからエアロビクスも始まった。今年は三四子と玲子がファミリー、紀子は写真班、私は10Kmという事になった。ファミリーは9時スタート、1マイル。コースは団地の周りを一周。後ろの方に並ぶ。トップグループはかなり速いが、三四子-玲子グループはのんびり派といったところだろうか。11分台でゴールした様だ。
10Kmのスタートは10時30分。1時間ほど前からウォーミングアップ。軽く体が暖まる程度にした。出場者の中には、鉄人クラブの松野、松岡、奈良島、山口。他に県トラの高城、横田氏などの顔が見えた。スタートラインではほぼ最前列。高城氏も同じ場所に居た。スタートは10秒前よりカウントダウンで始まる。
10時30分、勢い良くスタート。いい位置でスタートを切る事ができた。まずは上り、ゆっくりだが力強くスタート。周りも速く、すぐにばらけて走り易い。勢いのいい中、上りでしっかりと付いて行く。とりあえずスタート時に前に出た高城さんを追い掛ける。団地内を抜け、道路まで出ると、暫くは下りの続くコースである。メインの道路までは急な下り、その先は消防署までダラダラの下り。コースの中ではここがいちばん走り易い様である。殆んど平坦、距離も数百メートルはある。とりあえずマイペースで前の高城さんを追う。
エッソのスタンドが見え、消防署の角を左へ曲がると上り坂。ここから得意の上り坂が始まる。じわりじわりと追い上げ、前のランナーをとらえる。高城さんもここでとらえる事ができる。更に前に女性ランナーが見えてくる。とりあえず女性に負けないつもりで追い掛ける。一周目はずっと後ろに付く。スタートまで戻って来たところでタイムのチェックを忘れる。通り過ぎたところで、12分を過ぎたところ。およそ12分くらいで戻って来た様である。13分くらいで走れれば十分と思っていたので、なかなか速すぎるペースと思う。
再び学校前の上り坂、女性には完全に追い付く。各ポイントに女性の応援がいる。横浜銀行の「吉川」と分かる。下り、平地ではやや速いが、上りでは明らかに私の方が上を行く様だ。しかしやはりスピードはある。離されない様にしっかりと付いて行く。2周目に入ってからやや辛くなるが、それに耐えて何とか付いて行く。2周目はややペースも落ち、脚にも少々疲労が出る。
3周目も同じ様なペースでとりあえず行く。吉川もやや疲れが出たか、同じ様にペースダウンした様だ。コース上のコーチから腕振りの指示が出ると、しっかりと腕を振り、ペースが上がる。
消防署からの上りが終わるとあとはもう少し、1キロ少々といったところだろうか。この辺りからだとゴールまではおよそ4分、この周回も何とか12分台で回れそうなタイムである。このまま行けばだいぶ良いタイムが出そうである。その先の上りの途中には、元鉄人クラブの田中さんも応援に来ていた。そこを上り切ってしまえば残りは500m。
『最後をしっかりと走れ』浜銀のコーチからゲキが飛ぶ。吉川はそれに応え、後ろからペースを上げて抜いて行く。やや離され3mほど差を付けられる。しかしそのまま付いて行く。団地の角まで来ると最後の下り。なるべく吉川の邪魔にならない様に気を配りながら走りきる。スタート地点まで来ると最後の上り。吉川もスピードを上げて行く。学校の門に入るところで追い上げ、ゴール前100mのラストスパート。グラウンドに入ったところで並ぶ。後は最後の力を出し切りゴール。時計はまだ36分台を指していた。
何とか吉川にも勝った様だった。久しぶりに女性ランナーのトップに勝った様な気がした。思い切り自分の全ての力が出せた様なレースでした。
(No.144)
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