第9回富里スイカロードレース大会

1992年6月28日(日) くもりのち晴れ
種目:16Km 一般男子(40歳以下)
記録:1時間03分22秒

  SPL. LAP
3Km11:3611:36
5Km19:327:55
10Km39:3220:00
14Km55:3316:01
16Km1:03:227:49


 土曜日の夕方、日産での打合せの後、千葉へと向かった。途中やや混雑しており、家に着いたのは7時半頃だった。夜は「すし勢」にて親父と少々酒を飲み、寿司を食べた。帰ってきてから少々のんびりし、10時過ぎには床についた。

 翌日起床は5時15分。45分頃には家を後にした。天候はくもり、明け方か、少々雨も降った様だった。東関道を経由して富里へ。会場まで着いたのは7時頃だった。途中雨に降られたが、着いた時はすっかり上がっていた。何とか雨ももちそうだった。受付を済ませ、スイカを4個(1個1,400円)を買う。控え室(体育館)に戻ってひと息ついたのは、8時少し前。まだ2時間以上あった。前日、少々飲み過ぎてしまったせいか(ビール大2本)、体調がいま少しすぐれない。アップを少し早めに始め、汗をかく事にした。

 9時半頃には着替えも済ませ、少し早いがスタート地点へと向かう。ちょうど小中学生の5キロの部が集まり始めたところだった。スタートを見届けて、16キロの部に並ぶ。参加者は全員で7,000人余りとの事。16キロにも3,000人程度は出場している事であろう。ちなみに、5キロの部は200人程居ただろうか。

 スタートは10時ちょうど。先頭より10m程のところに並んだが、なかなか出だしはうまく走れなかった。天気の方の心配は無さそうだった。――レースの終了後は快晴で晴れ上がり、芝生の上でビールがとても美味しかった。

 コースは10キロの部と8キロ辺りまで同じで、10キロはそのままゴールへ。16キロはもう一度4キロ地点辺りまで戻り、もう1周回ってくるという周回コースだった。このコースの良くない点は、20分遅れでスタートした10キロの部と合流してしまうというところである。4キロ地点……9.5キロ地点で合流し、やや遅いグループに巻き込まれて走りにくく、だいぶ苦労をさせられてしまった。レースの方は、……。

 2~300mも行くと何とか走れるようになり、2キロ辺りまでは何とかレースの調子をつかもうと、しっかりと走った。しかしやはり暑く、思うような調子にならない。昨日のビールのせいか、やや体も重い感じ。3キロ地点の表示があり、タイムは11分36秒。何とか4分を切って走っているというところ。その後も、いまいち調子が出ず、久しぶりのレースに苦しめられたという感じ。途中でやめてしまいたいなどという事も考えながら走っていた。

 5キロは19分32秒、この2キロもやっと8分を切ったところだった。2ヶ所目の給水所で水とスポンジ、頭に水を掛け冷やす。これで少し正気に戻り、元気が出てきた。――体調もやっと本調子になったところだったのだろうか。気温もぐんぐん上がった感じだった。

 8キロを過ぎたところで分岐点があった。まだ走っているのは16キロの部だけなので、皆まっすぐに行き、2周目へと向かう。はるか向こうに10キロの部が走っているのが見えた。合流してからは、前述のとおり、人数も増え、道路はランナーでいっぱいになってしまった。この辺りにいる10キロの部のランナーは、16キロの部に比べやや遅いレベルのランナーであった。そのため非常に走りにくい状態になってしまった。

 レースの方は、10キロは39分32秒。この5キロはちょうど20分。暑い中でもあるので、まずまずのところであると思う。レース前は4分を上回るペースになってしまうだろうと思っていた。2回目の分岐点を過ぎ、今度は右に折れてゴールへと向かう。工業団地の中を初めて通り、ちょうど「農協牛乳」の前が残り2キロ地点である。大きな横断幕で勇気づけられた。55分33秒。この2キロは16分01秒。ちょっとオーバーしたが、何とかキロ4分。あと8分も走ればゴール。ここまで来ると、あっという間に来てしまったなと感じた。

 スイカの給水所を過ぎ、坂を下って、上って間もなくゴールである。途中、何人かと競い合ったが、それらの人も周りを必死に走っていた。ゴールは富里中学校。道路から右に入ってコース別に分かれる。16キロのレースで最後必死になって走ってもつまらないので、余裕を持ってゴールへと向かった。ゴールは1時間03分22秒。何とか目標の64分は切れた様だった。

 レース後はいつもの様に、農協牛乳と富里スイカで喉の渇きをいやした。佐藤、萩原、西山と野球場の隣の芝生で、少しのビールで酒盛りをした後、のんびりと帰って来た。

(No.133)


  
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