第4回トライアスロンEKIDEN in 沼津
1992年8月23日(日) 晴れ
種目:Swim 1Km、Bike 28Km、Run 10Km
記録:1時間57分18秒(第3走)
| Swim | | 21:41 |
Bike | 51:04 |
Run | 44:03 |
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Total | | 1:57:18 |
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チーム記録 | | 6:02:05 |
初参加のトライアスロン駅伝は、前日の土曜日、22日に横浜から沼津へと向かった。保土ヶ谷に10時、奈良島氏を迎えに行き、そこから東名へと向かう。延々と続く渋滞の中、2時間掛かって横浜ICへ。その後はそれ程の渋滞も無く、2時過ぎに沼津のホテルへと到着。先に到着していた松岡・佐藤組、白木・堀・北沢組と合流し、ひと休みして受付を済ませる。
受付会場は市民体育館、ホテルから徒歩で15分程であった。5時から同じ会場で競技説明会が開かれる。終了後に翌日の買い物をし、宿へ戻った。食事を済ませ、みんなで酒を酌み交わし、11時前に床についた。
当日23日は午前4時に起床。第1走は7時スタート。5時には会場へ向かった。当日の駐車場は沼津第2中学校が指定されていたが、やや狭い様であった。しかし早めに到着したので楽に止められた。
私は第3走、スタートはおよそ11時過ぎになるので、朝は割合にのんびりとできた。会場は千本浜海水浴場、後ろには富士山が控え、とてもきれいな景色のところだった。ただ海岸は大きな石の浜であり、楽しめる様な所ではなかった。まずバイクをセットし、ひと休みした。時間はたっぷりとあったので、余裕をもって行動できた。スタートの7時少し前に開会式が行われ、7時ちょうどに、大会会長の沼津市長の合図でスタートが切られた。
450名の選手が一斉にスイムをスタートして行く。ショートタイプであり、若い人も多いせいか、スタートはなかなか壮観であった。トップは16分程度で上がってきた。國武選手の顔も見え、6、7番というところで上がってきた。我が横浜鉄人クラブの第1走は24分程度、ほぼ予定通り。そしてバイクは50分、ランも50分程度で、およそ2時間3分といったところで、第2走の白木氏にバトンタッチ。白木氏の総合タイムも2時間を少しオーバーしている様だった。
11時を少し過ぎ、第2走よりバトンを受け、スイムをスタートする。スタート前のウォームアップでは、浜辺近くにクラゲがたくさんいて、気になるところだった。しかし周りは前方を確認できる程度の人数で、クラゲの事を除けば非常に泳ぎやすい状態だった。波も海からの風により少々うねりが有る程度である。何人かに追い越されたが、同じか、それを上回るくらいを追い抜いた様である。
スタートして100m程行ったところでひとりに抜かれたが、その直後、クラゲが目の前に現れ、あっという間に鼻の頭を刺されてしまった。波崎、佐渡に続き、またか!!というところであった。しかしクラゲにもめげず、痛さは我慢し、しっかりと泳ぎ続けた。折り返してからが潮の流れに乗っている様で気持ち良く泳げた。20分を切るかと思えたが、少々オーバーし、21分41秒。スタート、ゴールを除けば、スイム自体はほぼ20分程度で泳げた様である。まずまずのタイムで気を良くしてバイクへと移った。
日は高く、気温はぐんぐん上がり、とても暑くなっていた。コンクリートもとても暑かった。風は向かい風、バイクコースは海岸線に沿う堤防、延々と続く片道14キロのコースである。景色に殆んど変化はない。ところどころに居る役員の応援だけが力付けられるものだった。風が少々向かっているためか、スピードはあまり出ない。せいぜい33Km/h。じっと我慢しながら走る。全く変化の無いコースだった。
折り返してくるバイクは風に乗り、気持ち良さそうなスピードで走り抜けていた。折り返しはぴったり14キロ、堤防の終わりが折り返しだった。待望のエイドで冷たい水とスポンジを貰いゴールへと折り返す。追い風になりだいぶスピードも出ていた。MAX.は40Km/hくらい出ていた。多少ドラフティングもあったが、ペースを上げて走り切った。トランジッションも含め、およそ52分で走り切ってしまった。
バイクからランへのトランジッションも問題なく終了する。ただクラゲに刺された鼻が痛かった。波崎の時はそれが良い刺激になって良いタイムが出たが……。ランニングは海岸そばの松林の中を走るコースであった。木に囲まれた中で、涼しくて良いだろうと思った。予想通り涼しかったのだが、林の中だけに道が曲がりくねっており、とても走りにくく、なかなかスピードが出なかった。エイドはおよそ2キロに1箇所あり、暑い中ずいぶんと助けられた。
往路は3キロ地点まで松林が続き、その後2キロは堤防の上の暑いところを走らされた。しかしコンクリートで直線であるので走り易い事は確かだった。5キロの折り返しで23分ちょうどくらい。その前の途中の経過からすると、かなりスピードダウンしている様だった。その分後半頑張って走った。その努力もあり、ずいぶんとペースアップした。しかし後半後ろから大学生が追い付いて来て、追い越して行ったので、暫く付いて行ったが、だいぶ差を付けられてしまった。ランで追い抜かれたのは、唯一このひとりであった。
ランは何とか44分台で走れ、トータルでも目標の2時間を切る事ができる様だった。最後は堤防を上り、再び海岸まで下りてフィニッシュゲートをくぐった。トータルタイムは6時間02分を少し過ぎたところだった。目標どおり、まずまずのレースをする事ができた。
アフターレースは「ほか弁」のカレーライス、しゅうまい、「サントリー」のビール、バドワイザーと氷イチゴがとても美味しかった。
(No.134)
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