第8回 '90三浦国際市民マラソン

1990年2月4日(日) 小雨
種目:ハーフマラソン
記録:1時間21分40秒 総合103位

    
1Km3:463:46
2Km7:413:55
5Km19:3511:5419:35
6Km23:404:05
10Km37:5914:1918:24
12Km45:587:59
15Km58:0512:0720:06
17Km1:06:128:07
20Km1:17:3711:2519:32
21.1Km1:21:394:02

 昨日は竹山が我が家に泊まり、今日は一緒に出かけて行く事になった。大船駅6時37分。団地は6時15分のバスで出かける。朝は道路が空いているので10分程で大船まで行く。

 朝から天候があまりすぐれなく、結局大船駅にはいつものメンバーしか来ていなかった。久里浜まで横須賀線。あとは京急で三浦海岸駅へ。駅前で西山さんが待っていた。そのまま会場へ。

 天候は曇り、前日の雨で砂浜は湿り、風が吹いても砂は飛ばず、歩きやすくて良い。しかし風が強すぎる。8時過ぎには受付も済み、いつものスタートライン下の海岸に場所を確保する。結局5キロに出場のランナーは無く、ゆっくりとウォーミングアップをする。30分ほど体を暖める。5キロの選手の後を付いて行く。その頃からやや小雨がぱらついてくる。体中にワセリンを塗りたくり、防寒対策をする。ウェアも下にTシャツを重ねる。

 ハーフは10Kmの部がスタートした後、10分後の10時にスタート。ほぼ最前列に並ぶ。周りがハイペースで飛ばして行く中、しっかりとマイペースで焦らずに行く。今日は天候不順な為、参加者が少し減ったのだろうか…、いつになく走り易いような気がする。ほぼキロ4分弱程度のペースで行く。1キロは3分46秒、まずまず。そしていつもの坂の取り付き、役場下では6分47秒、調子は良さそう。元鉄人クラブの長谷川氏が抜いて行く。

 少し坂を上ったところで2キロ地点、7分41秒、これもまずまず。急勾配の坂を上り、上へ上へと上がる。ほぼ上り切り一度県道に出る。片側通行の交通規制の中、上り坂を上がり、「松輪」入口を再び入る。15分41秒、4キロ地点あたりだろうか。再び細い道へと入り、アップダウンを繰り返す。

 5キロ地点を過ぎると、その先に給水所が用意されている。5キロは19分35秒、たぶん今まででいちばん良いタイムだろう。まだ5キロ地点、誰も水は取って行かない。この先上りは少しだけ、あとは下って行くだけのコースになる。なだらかな長い下り坂の途中に復路の15キロ地点がある。往路ではおよそ6キロ地点、23分40秒、殆んどペースは変わらない。なかなか調子が良い。

 5キロ地点辺りからピンクの上下のウェアの女性がずっと付いて来た。背はそれ程高くなく、年もあまり若そうにないのに結構速い。ゴールして分かったが、上田菊代さんとの事だった。なるほど、うなずけた。

 カーブの多いところを下りながら行くと、だんだん城ヶ島に近付いて行く。いつものチェックポイント、大橋の料金所で32分25秒。そして大橋を渡り、坂道を下り切り平坦な道に出ると10キロポイントがある。タイムは何と37分59秒。下りで結構飛ばし過ぎてしまった様だ。この5キロ、18分24秒で来てしまった。しかしやや飛ばし過ぎて、ややバテた感じがした。

 バスの折り返し点まで行くと、今まで折り返し地点だったのが、右へ折れて少し遠回りになった。その先に中間点があった。40分05秒。あと残り半分。前回と同じ様に後半頑張れば目標の19分台も出るだろうと予想した。少し疲れは出ていたが、まだまだ行ける。昨日から雨が降り、そして今日もやや雨模様の天気なので、呼吸などはそれほど辛くない。

 給水は城ヶ島大橋の下に1ヶ所、そこで少し水分を取る。往路の大橋の上に12キロポイント、45分58秒。10キロからは約8分、少しペースが落ちたのだろうか。大橋のゲートを過ぎ、来る時に下って来た畑の中の農道を上って行く。そろそろ上りも終わりという長い坂の中腹に15キロポイント、58分05秒。ほぼ4分ペースに落ちてしまった。それでもまだ前回のタイムは上回っていた。

 ここまで来てしまえばあと残りは6キロ、ほぼ下り中心の道のりになる。途中に市民の出す私設エイドステーションで水を一杯、大いに助かる。あとから思えばこの辺りから少しずつペースダウンしたのだろうか。5キロ地点付近にある給水所でも「紅茶」を少々。残りは5キロという事になる。

 松輪入口付近で17キロ地点。ここまで来てしまうと残りは「役場下」の急坂取り付きまでほぼ下りの道のり。結局この下りで前回ほどのスピードが出ず、15~20キロのラップとすれば、1分も遅いものになってしまった。「役場下」を通過すればあと残りは1.8キロほど。ここらで少し順位を稼ぐ様に、最後の頑張りを見せる。

 右にカーブし、最後の直線に出るあたりが20キロ地点。ここのタイムは1時間17分37秒、ラップは19分32秒。タイムだけを見れば特に悪くはないだろうが、前回はここを18分台で下って来ている。やはりここでの遅れが全てだったのだろう。

 ラストの海岸線の1キロは全力を尽くして走る事に徹した。ゴールのタイムは1時間21分39秒。前回よりも50秒ほど遅くなってしまった様だった。スポーツニッポン紙に載る様にと頑張ったのだったが、結局100位には数秒差で届かず、今年もまた涙をのむ事になった。しかし自分の走りとしては十分満足できるものがたくさんあった様に思えます。また来年チャレンジする事にしよう。

 この大会、三菱樹脂に入って初めてのレースです。スポンサーも三菱自動車。三菱グループが頑張ったレースでした。

(No.79)


  
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