足柄大橋開通2周年記念・金太郎マラソン大会
1989年5月21日(日) 曇り
種目:15Km 30歳代の部
記録:58分04秒
順位:9位 総合18位
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loc. | dis. | SPL | LAP |
スタート | 0Km | | 0:00 | 0:00 |
トンネル | 1Km | +α | 3:56 | 3:56 |
大橋下 | 5Km | +α | 19:31 | 15:35 |
第2折返 | 8Km | -α | 29:42 | 10:11 |
大橋下 | 10Km | +α | 40:10 | 10:27 |
トンネル | 14Km | -α | 53:23 | 13:12 |
ゴール | 15Km | | 58:04 | 4:40 |
朝6時頃起床。天気は曇りといったところ。走るにはちょうど良さそうなコンディションの様である。いつもの時間からするとそれ程早くもない。遅いくらいである。7時過ぎに大船まで車で送って貰う。7時27分発小田原行きの電車に乗る。ちょうど西山さんと出会う。小田原まではおよそ40分。途中、辻堂で萩原さんが乗って来るはずだったが、来なかった。子供が熱を出したという事で、急遽取り止めになってしまった様だ。小田原に8時過ぎに到着。初めて知る『大雄山線』という電車に乗り継ぐ。20分少々で終点の大雄山駅に到着。大雄山駅で石井君が待っていた。
南足柄市役所と中学校がメインの会場になっていた。駅からは歩いても5分と掛からないところであった。会場はそれほど飾り立ててあるわけではなく、大会が開かれるという程度の設営であった。なかなかシンプルで好感が持てた。受付も机が3つほど置かれている様な簡単なものだった。市役所の玄関前が受付で、すぐに済ませる事ができた。地元の小野田さんも既に受付を済ませ、そこで待ってくれていた。
参加者もそれほど多くなく、手作りの大会という感じがした。ボランティアなども地元の高校生、主婦といった人達が手伝ってくれているようだった。大会は9時過ぎから開会式が行われ、挨拶や注意事項などの説明が行われた。競技は3キロの部から順次始まった。9時30分に3キロがスタート。小学生及びファミリーの部であった。5キロは10時10分スタート。我がメンバーからは小野田さんが参加。タイムは22分24秒。割合に湿度が高い様で、蒸し暑く感じられた。15キロの部は11時ちょうどにスタート予定。
5キロがスタートする少し前あたり、10時くらいからウォーミングアップを始める。30分程ジョグとストレッチを行う。たっぷりと汗をかいてしまった。レース中もとても暑くなりそうな気がした。
レースは定刻どおり11時ちょうどにスタート。グラウンドを半周して道路へと出て行く。今回も座間と同様に、割合順位が気になるレースである。うまくすれば入賞できるかもしれないという様な参加人数だからだ。30歳代は40人程であった。15キロの部の総勢は150人くらいだろうか。
道路に出た時点では前におよそ20人くらいいる様だった。30歳代はその半分くらいとすると10人。数人抜いて行けば何とか10位までに入賞できるだろうという様子であった。レースの展開としては、だいたいその様に行くつもりでいた。
大雄山駅前まではずっと下り、およそ400m程、約20mの高低差。駅前を左折するとあとは大橋まで一本道、4キロくらいは続いている様だ。トンネルの手前でおよそ1キロとの事。タイムは3分56秒、ちょうど1キロでは無い様だ。100mくらい違うのだろう。トンネルは400m程あった。トンネルの中をランナーが走ると靴音だけが響き、異様な感じがする。
この先殆ど平らな直線道路である。順位の方はというと、あまり変わらず、殆どそれぞれのレベルどおりといった感じで、皆マイペースで行っている様だ。自分の周りは時々順位が入れ替わるという様な感じであった。しかしそれも足柄大橋辺りまでであった。大橋はなかなかきれいな橋で、ランニングにもちょうど良さそうなところだ。橋の欄干には金太郎の石像もあった。
橋を渡り切り左側へ降りて行き、川の土手へとコースが変わる。300m程川上へ行き、一度目の折り返し。土手になってからは舗装はされておらず、やや走りづらいか…。折り返して橋の下を通過した辺りでおよそ5キロ地点。タイムは19分31秒。まあほぼ予定どおりのところだろう。あとはそのまま砂利道を川下の方へと下って行く。
第2折返しはおよそ7.7キロ地点、29分42秒。殆どイーブンペースといったところで、なかなか良い走りと言っても良いだろう。土手の上に1ヶ所給水所。行きと帰りで都合2回。軽く水を取る。割にうまく飲めるようになる。
折り返して来て、再び橋の下まで来て10キロと少し。タイムは40分10秒、殆どイーブンペースといった様子。土手の帰りでややペースダウンした様な気はした。橋の下を過ぎると、あとは舗装、少しは走り易くなる。ここまで来ると、順位の方も全くと言っていいほど固定してしまった。前も後ろも100m以上は離れてしまった。前のランナーとは一時順位争いをしていたが、いつの間にか離されてしまった。走り込み不足だろうか、実力不足か?
復路の直線道路では、それ程応援は多くないが、ところどころにいる人達が、一生懸命応援してくれる。ランナーも途切れ途切れなので、ひとりひとりにしっかりと応援してくれるといった感じで、とても走り甲斐がある。また警備の方も、要所要所にいて、しっかりとその役目を果たしてくれていた。この大会の良さがしみじみと感じられた。12キロ地点あたりにも給水所が一ヶ所。ここでも水を1杯取ったが、飲んだ後、腹が水でタポタポしてしまった様な感じだった。少し水を取り過ぎたか…。
前を行く30歳代のランナーをとらえようと努力をしたが、結局はとらえる事ができず、逆にかなり離されてしまった。ひとり、40歳代のランナーが後半かなりバテていた様で、ひとりは抜く事ができた。
残り2キロくらいからはかなりきつく感じられた。距離表示が無いという事もそのひとつだろうか。走る前に大まかな距離は聞かされていたが、やはり走りながらの距離表示はとても大切だと思う。トンネルを抜けるとあと残りは1キロ程。時計は53分台を示していたので、何とか1時間は切れるだろうと安心する。駅の近くまで行くとだいぶ車も増え、車の間をぬって走る。
駅前を右折、ここからは少し上り。もうこれで終わりだ。ラストの踏ん張りで力強く走り抜く。応援がとても嬉しい。最後の坂を上り、市役所の前を通過すると、ゴールの中学校のグラウンドへ入る。ランナーも多くないのでグラウンドをひとりで走っている様である。グラウンドをひとりで走っていて、何のアナウンスも無いので、やや寂しい気もするが、トライアスロンの様な訳にはいかないだろう。それでも応援の人の温かい拍手の中、グラウンドを半周し、ゴールイン!!
タイムは57分を過ぎ、ちょうど58分を回ったところだった。ゴール後は貰った着順カードに名前を記入しておしまい。ジュースとバナナを1本。手作りの大会といったところで、なかなか温かみのある大会でした。
表彰式は12時半頃から順次行われた。3キロの部から年代別、そして男女別と細かく表彰が行われた為に、私の番までまわってきたのは1時半近くになってしまっていた。しかし、いちおう公の大会で表彰されたのは初めて。表彰までの間は美味しいビールで喉を潤す事ができました。とても嬉しい、楽しい大会でした。
(No.64)
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