新湘南バイパス開通記念ロードレース

1988年3月20日(日) 曇り
種目:12Km 一般男子
記録:42分54秒
順位:30位

    
6Km21:3321:33
12Km42:5421:21

 朝は5時50分頃起床。天候は曇り、レースのコンディションとしては上々の様である。今日のレースの距離は12キロという事で、普通よりやや短め、気も楽である。目標は時速16キロの45分ちょうど。キロ当たりでは3分45秒である。

 朝食はいつもの様にご飯と餅。満腹になるまで食べる。それからあんドーナツを食べる。十分に満足。7時ちょっと前に車で家を出発。藤沢の佐藤氏の家まで出向く。7時半過ぎに落ち合い、佐藤氏の車で、今度は飯野氏の家に向かう。飯野氏の家から会場までまた車で行く。会場の今宿小学校には8時30分頃到着。既に中学生など殆ど集まっている様であった。

 受付を済ませて体育館へ行く。暫くのんびりし、9時から開会式。やや肌寒い。15分には開会式も終わり、軽くアップをする。40分にはみんな集まり、スタート地点へと向かって行く。ランニングの恰好で行ったためにやや寒い。スタート地点まで500m以上はある様だった。

 インターチェンジの上がスタート地点であった。道路は長く細く、ずっと続いていた。スタート10分くらい前にはスタート地点に到着。暫く寒い中を待たされる。道路は舗装したての様で、感触はなかなか良い。並んだ場所は先頭から2列目、なかなか良いポジションを取る。

 10時ちょうどにスタート。速い人は、中にはいるが、それ程はいないだろうと思ったが、とんでもない。ハイペースでみんなどんどん飛ばして行く。5.5キロの人達もだいぶ速い様だった。初めからはあまりハイピッチでは行かず、いつもの様に、イーブンペースで行ける程度のペースに変える。それでも自分ではかなり速いつもりでいたが、徐々に、徐々に抜かれてしまった。

 しかし、3キロ程行くと――5.5キロの部が左に折れて行ったあたりから――あとは殆ど順位は入れ替わらず、縦に一列になり、ずっと進んでいる様だった。前のランナーから離されない様に、いつでも追い抜いて行ける様に、ピタッと付いて行く。

 1位から3位まで表彰という事で、入賞する事は難しいだろうが、10位以内には何とか入りたいと思っていたので、順位だけは気にしながら、そしてタイムも良い記録で、と思いながら、前のランナーが落ちて来てくれればいいいなァと思いながら走っていた。

 折り返しは21分33秒、なかなか速い。結局折り返しまでは殆ど順位は変わらなかった。そして道路も殆ど変わり映えする事なく、同じ様な景色を呈していた。折り返しでは殆ど東海大の学生が先頭グループを占めていた。順位は30位との事だった。

 そこから先、ゴールまではまた再び長い道路が続いていた。順位はほぼ固定化し、その差も殆ど変わる事は無かった。コンディションとしては、道路が新しいためにバネも良く、足が良く上がっている様であった。もうここから先は順位は上がる事はあっても下がる事はしない様にしよう、と思いながら走る。ひとりに抜かれたら別のひとりを抜き返してやるのだ。

 そしてあと残り3キロ程度から徐々に前との差が詰まり出してきた。前のランナーが落ちて来たのだ。しかしそれと同時に後ろからのランナーの足音も聞こえてきた。順位は上がる事はなく、ひとつ下がってしまったのだ。こうなったら前のランナーを抜くしかない。何とかひとり抜き去り順位を元に戻す。その前のランナーも徐々に落ちて来ている様であった。しかし今度はまた、後ろのランナーの荒い息づかいがが聞こえてくる。そのランナーにも抜かれるが、しかし再びもうひとり抜き返す。

 あと残りはもう1キロ程度である。インターチェンジへの案内も表示されている。またひとり後ろから足音が聞こえてくる。もうここからは抜かせはしない。ピッチを上げ、抜かれない様に争う。ぴたりと付いて来るが、こちらもどんどんと行く。残り500mくらいで再びインターチェンジの表示がある。ピッチを上げ、やや苦しいが、最後の力を振り絞り走り抜く。

 後ろのランナーには2~3mの差を付けて何とかゴールインする。タイムは42分54秒。目標の45分を大幅に上回っている。なかなか良いレースができた様だった。折り返しからは21分21秒。往路は苦しかったが、それより楽に走れた様で、そして更にタイムは12秒も上回っていた。非常に満足!!満足!!

 レース後は飯野氏のお宅でビールをご馳走になり更に満足!でした。

(No.30)


  
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