第2回シマダカップ西湖バイアスロン大会

1988年5月3日(火・祝) 晴れのち曇り
種目:バイアスロン(Run3Km、Bike130Km、Run20Km)
記録:6時間10分27秒 8位

   
第1ラン10:45
バイク4:15:00
第2ラン1:44:42
合 計6:10:27

 前日2日、午後3時頃家を出発。一部やや混雑していたが、3時間ほどで会場の富士五湖の一つ西湖に到着する。既にシマダのスタッフにより会場のセッティング等は終了していた。

 翌朝は5時過ぎに起床。軽くバイクでウォーミングアップ。ついでにコースの下見もしてくる。スタートは8時30分の予定。徐々に人々が集まって来ている。ゴールデンウィークの最中という事もあって、高速道路が混み合い、十数人が遅れているという事であった。とりあえず参加者は40人程。松野・西湖リーダーの挨拶に続き、シマダ社長の挨拶がある。そしてスタートは少々遅れ、8時40分頃。

 まず最初は3キロのラン。トライアスロンではなくバイアスロンという事で、得意のランから始まる。トップグループに付いて行く様にする。高山、井口、松本など、トライアスロン、ランニングでも強いメンバーとトップグループを形成する。1.5キロの往復、タイムは10分45秒。順位は井口に続き第8位。3キロのランは、次に続くバイクの集団をばらけさせる為の手段に過ぎない。そしてメインのバイク130キロ―西湖13周が始まった。

 正直なところ、バイクで130キロというのは未体験であるので、どんな風になるのか、完走できるのかが不安であった。しかしとりあえず先頭グループで出発できたのはラッキーであった様である。1周10キロ、平均30Km/hで20分で1周できる事になる。目標は平均時速30Km/h、130キロでは4時間20分。まずこんなにバイクに乗っていた事がない。

 とりあえず最初はどんどん飛ばして行く。1周、2周程度はかなり速かった様だ。平均では35Km/h程度出ていた様である。およそ17分くらいで一周できていた。

 4周目くらいまでは何とか勢いで回っている。富士山からの吹き下ろしてくる風が強く、エイドステーションの反対側の岸では向かい風に悩まされた。5周を過ぎ、1時間半程度を過ぎる様になると、ペースも落ちてきて、暫く我慢のレースになる。この程度ではまだ後ろから抜かれるという事はない。時々抜きつ抜かれつという展開になる。しかしやはりバイクは強いという程ではない為、一度抜かれてしまうと、徐々に離されていってしまう。たまに周回遅れの人を抜いて行く。

 何とかこらえながら8周~9周まで行く。あとは4周程度。1時間半もあれば、何とかゴールできるだろうと思いながら周回する。風の向きも天気がだんだん悪くなっていくたびにその向きが変わり、走りが変わっていく。

 残り2周程になると、やはり先頭は速く、遂に1周抜かれてしまう。残り1周では、あと10キロと思いつつこらえながら、そして130キロ走り終える喜びに浸りながら走り切った。この時点では12~13位程度であった様だが、上位2~3人がバイク終了後に棄権し、ランでは10位ということでスタートした様であった。

 ランはキロ当たり4.5分~5分程度の練習ペースで走れれば、気持ちも良いだろうということで、1時間30分~40分程度に目標を設定した。

 5キロ程度行ったところで、櫛田氏が足を引きずりながら歩いているのをとらえた。これで9位に上昇する。あとはじっとこらえながら三菱のGSを過ぎ、坂道を上り、1周をこなす。1周のタイムはおよそ45分程。トランジッションも含めると48分程度掛かったようである。2周目になると、ペースもやや上がり、だいぶ速くなったようであった。

 しかし15キロを過ぎると、徐々にペースは落ち、最後は「こうもり穴」の標識を楽しみにしながらゴールを目指して走った。最後は疲労で少し眠くなりながらも、8位を行っていた三上さん(モヒカンの三ちゃん)をとらえ、約1分30秒程の差を逆に付けて、気持ちよくゴールすることができた。

(No.36)


  
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