第1回神奈川国際トライアスロン大会
1988年3月26日(土) 雨
種目:トライアスロン
記録:DNF
朝から雨が降っていた。体調は毎週のレースでやや疲れ気味だったろうか。朝は5時起床。いつもの様に朝の支度を済ませる。7時に座間キャンプに到着する為に、車にバイクを積み込み、家を6時前には出る。
横横道路を経て16号線に入り、相模大野から座間へと向かう。朝早い為か、途中殆ど渋滞は無かった。ちょうど7時、座間キャンプ入口に到着。既に20人程が車で到着していた。暫くしてから会場の体育館へと案内してもらう。本部の人間(理事の人々)が少ないせいか、あまり準備が行き届いていない様だった。
雨は絶え間なく降り続いていた。車を駐車場に止め、バイクを組み立て本部へと向かう。受付を済ませる。ゼッケンは「4」、あまり良い番号ではなかったか…。気にする方ではないが、結果は良くなかった。バイクの車検を済ませ、体育館へと向かった。途中、佐倉マラソンの時一緒だった鉄人クラブの沢田氏とばったり会う。今回もあまり調子は良くなさそうだ。
今回の参加者は申し込みが100人余り。そのうち2割ほどが受付にも来なかった様である。その為か、体育館内もずいぶんと余裕があった。暫くはゆっくりする。8時過ぎから清水会長や平井氏、高山氏らが集まり開会式が行われた。やはり年度末の土曜日ということで理事の参加も非常に少ない。
競歩がある為に東海大の小林君による講習が少し行われた。しかしこれは殆ど参加者には無用の様だった。結局ルールを無視し、半分走っている様な状態だった。8時45分頃には開会式も終え、スタートの準備となった。まだ自分はこの時ユニフォームに着替えていなかった。これも敗因の一つか…?あわてて着替えてグランドへ出る。しばらく準備とアップを行いスタートとなった。
スタートは9時5分頃。雨は降り続いていた。会長の合図でスタートする。みんな速い。どうして速いのか不思議であった。どんどん抜かれて行く。途中シューズの紐がほどけるアクシデントもあり、結局最後尾グループになってしまった。半分くらいは走っている様な調子だった。
競歩は1800m。15分程掛かった様だ。その後1キロほどランニング。歩き続けた後のランニングで、ちょっと足の感じがヘンである。ランは得意種目、前を行くランナーをごぼう抜きにする。10人以上は抜いた様だ。速い人はもうバイクでかなり先を行っている。バイクスタンドまで走り、バイクシューズに履き替え、ヘルメットをかぶりバイクをスタートする。この辺りまでは調子は良かった。
バイクでも先行する人を何人か抜き去る。スピードは出ていたが、バイクシューズの右側がぴったりペダルに入らず苦労する。シューズは雨で濡れ、両足ともぐちゃぐちゃ、冷たい。結局ペダルは最後まで入らなかった。やはりLOOKのペダルが良いか…?
バイクコースはカーブが多く走りづらい。まだ日産のコースの方が良かった様だ。上り坂も長いものが2ヶ所あり、初めはかなり戸惑ってしまった。最初の1周はそれほど調子は悪くなかった。しかしそれを過ぎる辺りから、徐々に雨で体が冷えてきて、結局3周しかする事ができなかった。終わりの方では、スピードを出すと風を切り、体温が下がっていくのが感じられ、非常に寒く、ぶるぶる震えながらバイクに乗る有り様だった。
3周を終わり、4周目に入ったところで、これ以上は無理だと判断し、やむなく棄権という結果に終わってしまった。初め、ウェアはランニング用の長袖とランシャツで十分であろうと考えていたが、やはり少なくともバイク用の長袖シャツ、そしてできればウィンドブレーカーもあっても良かったのではないかと思った。残念である…。
(No.32)
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