第7回横浜マラソン

1987年11月8日(日) 雨のち晴れ
種目:20Km 男子35歳以下
記録:1時間19分19秒
順位:総合244位/2,208人 男子35歳以下143位/895人

 SPL.LAP5Km
0Km00:20
3Km11:3911:19
5Km20:068:2719:46
8Km32:2312:17
10Km39:397:1619:33
15Km59:3119:5219:52
17Km1:07:167:45
18Km1:11:264:10
19Km1:15:233:57
20Km1:19:163:5319:45

 起床5時20分。朝食はご飯1杯、もち2切、バナナ1本、カロリーメイト1本、満腹。お茶を少々。6時25分頃家を出発。結構強く雨が降っている。本郷台駅に6時40分過ぎに到着。この頃雨が上がる。空にはきれいな虹がかかっていた。

 関内駅には7時10分頃着。それからゆっくり山下公園まで歩いて行く。まだ殆ど選手らしい姿は見えない。8時に受付開始。ぼつぼつ集まり始める。9時頃になると公園内は人であふれている。9時前からアップを開始。20分程度ジョグとストレッチをする。それほど体調は悪くなかった。まだ道路には水たまりがあった。

 9時30分には新調したユニフォームに着替える。9時45分に集合がかかる。しかしこの頃にはかなりの人数が集まってきていた。もう少し前から並ばないとスタート時に思う様に走れない。前から50mくらいの位置に並ぶ。

 10時ちょうど、細郷市長の合図でスタート。最初はのろのろと言った感じで、全く思う様に走れない。最初のカーブを過ぎた辺りからやっとましになる。特に出遅れた分を取り戻すといった感じでは走らなかった。自分のペースで走る。陸橋を下りきった辺りで鉄人クラブの井上さんを抜く。声を掛けて行く。あとはほぼマイペース、キロ4分くらいの感じ。スタートしてスタートラインを通過するのに約20秒のロスタイムがあった。

 2キロ地点辺りに給水所があった。最初のうちは割り合いにちょっとした上りが気になった。2キロ地点辺りに川を越す様な感じの上りと下りがある。また直角のカーブも初めのうちに多くある。それを過ぎるとほぼ直線が続き、3キロ地点になる。11分39秒で通過。まあまあのペース、悪くない。

 それを過ぎ最初の折り返しに向かう。すぐに先頭とすれ違う。速い、日産の工藤である。2位はスズキ自動車の西。折り返しは17分53秒、約4.5キロ地点。マイペースといった感じ。それほど調子は悪くはないのだが、良いといった感じでもなさそう。5キロは20分06秒で通過。

 昨年はこの辺りからどんどん伸びていったが、今年はそういう感じではない。3キロ辺りで抜いて行った西山さんは調子良さそうにどんどん先へ行く。10キロの部の折り返し点、約6キロの地点で23分24秒。だいぶ暑くなり、汗も結構出てきている。

 8キロ地点の直角右カーブ辺りで32分23秒、勝倉君が追い付いて来る。自分が遅いのか、勝倉君が速いのかよく分からなかった。自分はほぼ4分ペースである。やはりタイムが伸びない。追い越されない様にする。ちょっときつい陸橋を上りきり、左へカーブして下り。三溪園が見えてくる。

 そろそろトップとすれ違う。37分33秒、工藤がトップ。2位とかなり離れている。暫く産業道路を行き10キロ地点、39分39秒で通過。それほど速くはない。すぐ前に西山さんが見えてきた。自分が上がったよりも、西山さんが落ちて来た感じである。給水所で抜く。

 折り返しは43分08秒、昨年よりちょっとだけ速いくらいのペースである。後ろにはまだまだたくさんいる。折り返すとあと半分という気になり、少しだけ元気になる。だいぶ気温も上がってきた感じがし、汗も出る。なるべく日影を走るようにする。

 次の折り返しは51分12秒、昨年よりもちょっと長くなった様な気がした。上りは無理をしない様に上る。下りは楽に下りる様に走る。この辺りからだんだん辛くなってくるところである。ほぼ13キロ地点。

 坂を下りきり、暫くしたところで勝倉君と西山さんが再び追い付いて来る。負けずに頑張る。そのまま約15キロ地点まで行く。途中、八田君が前方に見える。15キロは59分31秒で通過。10キロ~15キロは19分52秒、あまり速くない。昨年までは15キロの先に給水所があったが、今年は無い。ちょっとあて外れ。が、水は無くてもそれほど困らなかった。

 そのまま同じ様なペースで進む。西山、勝倉はすぐ隣には見えなかったが、たぶん付いて来ているだろうというつもりで走った。ペースを落とす事はできない。久々に緊張した気持ちで走る。

 左に大きく曲がるコーナーを通過、1時間6分57秒。そこから暫くして17キロ地点、1時間7分16秒。この2キロは7分45秒、なかなかのペースである。あと残りは3キロ。昨年はこの辺りからややスピードアップしたが、今年もそのつもり。しかしあまりスピードは上がらなかった様である。

 直線を過ぎ、右カーブの後、左カーブ。給水所で水を取り、残り2キロ地点。1時間11分26秒で通過。この1キロは4分10秒。ちょっと距離が違うのかも知れない。

 残りはほぼ一直線。前方に陸橋が見えて来る。スタートの時はまだ濡れていた路面も今は全く乾ききっている。残り1.5キロ辺りから足にやや疲労が出てくる。ここで頑張らないと20分を切る事はできない。19キロ地点、残り1キロ、1時間15分23秒で通過。この1キロは3分57秒。

 あとは目の前の陸橋を越えてゴールである。最後の坂がきつい。途中貧血で倒れている人もいる。大変である。上りきっても今度は下りである。下りもやはりきつい。

 右にカーブして残り250m、時計は1時間18分過ぎを示している。何とか20分は切れそうである。ここからゴールまでが非常に長い。ゴールは見えているのになかなか着かない。スパートもきかない。最後の力を出し切りゴールイン!! 1時間19分16秒、何とか20分を切る。最後の1キロは3分53秒、5キロは19分45秒であった。

 ゴールしてからは、右足のまめが痛く満足に歩けない。半分びっこをひきながら戻る。まめは本牧の陸橋あたりから徐々にでき始めていた様である。何とか我慢しながらゴールまで来た。前回できなかったものが、なぜ今回はできたのだろうか? ちょっと紐の締め過ぎか?

 今回の反省点は2点ありそうである。ひとつは、足のまめ、もうひとつはスピード(タイム)である。足のまめについては、初め、左足裏がつっぱる感じがしたために左足をかばっていた事でできた可能性もある。足の裏はあまり考えなくても良さそうである。また、右足の靴ひもを今回はちょっときつめに締めた様である。あまりきつくしない方が良い様である。

 スピードについては、自分なりには精一杯走ったつもりであるが、結果はそうでなかった様である。それについて、ひとつは10月度の走り込みの疲労があるだろうか? 31日の5時間走も影響しているかもしれない。またもうひとつに、最初のスローペースもありそう。最初からもう少しスピードを上げて行けば、それなりにスピードの感じがつかめて、続いて行く事も考えられる。距離を意識して、初めからイーブンペースというのもあまり良くないかもしれない。20キロ程度だったら、最初にある程度飛ばしてもいいだろう。

 ただ、今回のレースは月末のフルマラソンの事を考えると、ペース配分等の事でずいぶん役に立ったと思われる。フルマラソンではイーブンペースがいちばん良い走り方だろうから…。

 ここのところのレースでは全て同じ様な記録である。
20キロ 1時間19分00秒 1987-10-18 河口湖西湖
16キロ 1時間03分15秒 1987-10-25 座間
20キロ 1時間19分16秒 1987-11-08 横浜
安定した力が付いたのか、それともこの程度が実力なのか…。

(No.24)


  
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