第9回神奈川マラソン

1987年3月15日(日) 晴れ
種目:20Km 一般
記録:1時間15分27秒 一般男子207位/1509人

   
3Km0:12
4Km0:16
10Km0:38
15Km0:58
18Km1:08
19Km1:12
20Km1:15:30

 朝6時半頃起床。
7時半に朝食。ご飯1杯、もち2個、カステラ1切、目玉焼を食べる。満腹、エネルギーを蓄える。
8時半頃家を出る。磯子駅に9時過ぎ着。駅を出たところで勝倉君と会う。受付を済ませる。自分は前日に受付しておいたので、神奈川新聞の申し込みをする。
9時半頃西山さん宅へおじゃま。10時半頃西山さん宅を出る。5キロのスタートは10時50分、ママさんと菊原さんが出場。20キロのスタートは11時30分。

 10時40分頃からアップを始める。アップをしていて5キロのスタートに間に合わなかった。軽いジョグとストレッチングを20~30分程度行う。11時15分頃にスタート地点へ向かう。最初1時間20分以内の最前列へ並ぶが、遅そうな連中がその前にたくさん入って来るので、もう少し前に並ぶ。

 午前11時30分スタート。結構前に並んだつもりだが、まだまだ前には人がたくさんいた。少しかき分けながら進む。しかし、やはり前の方に並んだのが良かったのか、500m程度進むと思う様に走れる様になる。500mくらいまではスローペース。その辺りで西山さんが抜いて行く。ちょっとペースが速い。

 2キロ過ぎくらいまでは、自分にとってはちょっとハイペースじゃないかと思う。5キロの部の折り返し地点(約2.5キロ)で約10分半くらい。まずまずのペース、ちょうどキロ4分のペースである。3キロの地点で12分。

 下水処理場の折り返しで16分~17分程度だった。少々きついかな、という感じ。しかしまだキロ4分のペースである。気温はあまり高くなく、風も殆ど無く、コンディションはまずまずと思った。コースがフラットで塀が多いので風があまり無く、非常に走りやすい。5キロを過ぎる辺りから日が差してきたので、なるべく日陰を走るよう心掛ける。

 4キロの折り返しの時、西山さんは20~30m先に見えた。徐々に追い付いて行こうと思った。抜かれた直後はなるべく付いて行こうと思ったが、かなり速かったので、無理をしなかった。だいたい集団の流れに付いて行く感じ。ただ、端を走り、少しずつ人を抜いて行く様にした。1.5キロくらい来たところで、先頭は300~400mくらい先を走っていた。かなり速いものだなあと思った。(直線を終わり、右に折れてから暫くしたところで、先頭はもう既に、次に右に折れる辺りにいた。)

 靴は今回も懲りずにソーティUL-100を履く。結構練習で履いたので、今回は大丈夫かな、と思ったが、やはりダメだった。6キロを過ぎ7キロ辺りではもうマメができた様だった。しかしコースがストレートであるので、少々痛いがあまり苦ではなかった。我慢して走る。今回のマメは、タイムにはあまり影響しなかったと思う。

 給水所は下水処理場の折り返しとゴール前の2ヶ所、合計5ヶ所あった事になる。全ての場所で水分は取った。軽く口をゆすぐ程度でも結構違うものである。

 ゴール前の10キロ地点でタイムは「38分」。5~10キロでペースは結構上がった事になる。この間がキロ3分40秒くらいのペースである。7キロ過ぎで西山さんを抜き去る。ちょっとバテ気味のペースの様だった。10キロ地点で竹山君の応援が聞こえた。どこにいたかは分からなかった。10キロ地点でも水分を取る。殆ど飲んではいない。口をゆすぐ程度である。8キロ地点で水分を取った時、目に入り少ししみた。

 10キロからはマイペースを維持し走る。いいペースで抜いて行く人もいるし、抜かれて行く人もいる。自分ではそれほどペースが落ちたとは思わなかった。下水処理場の折り返しでは時計は見なかった。結構苦しかったし、それほど見たいとは思わなかった。ペースは速いと思っていた。

 折り返しの手前500mくらいで女性のトップランナーを抜いた。結構苦しそうだった。彼女の優勝タイムは1時間16分40秒程度だった。(中村玲さん:京セラ3:04(1985)→横浜銀行2:42(1994))

 折り返しの給水所でボトルに入った水を取る。2口くらい飲む。少し元気が出た。残り6キロと思い走る。折り返しを過ぎ、スタートより3キロ地点(ゴールまであと5キロ:15キロ地点)でタイムは「58分」。10キロ~15キロの5キロは20分。ちょっとペースが落ちたことになる。残り5キロをキロ4分のペースで走って1時間18分だなと思う。

 あとはラストスパートと思い走る。足のマメの方も痛かったが、痛みをこらえ足の裏全体で走る。足をかばって走るような事はしなかった。残り4キロ地点からは左のくるぶしもちょっと痛くなった。初めての事だった。

 ゴール前の直線コースに出てからは、ラストの頑張りを出す。どんどん抜くように頑張る。途中2~3人に抜かれる。抜いた人はもっと多い。ゴール前でのタイムが約1時間8分。ここまでの3キロは約10分で走った事になる。いいペースだ。15キロ地点がちょっと違っているのかもしれない。

 最後の折り返しを過ぎて見た時計が1時間12分。ラストの坂を踏ん張って上る。その手前、ゴール前を過ぎてからの上りがいちばん辛かった。最後の坂を上りきりあとは下り、500mラストスパート。マメが痛くてあまりスピードは出ない。

 最後、3~4人で競う。門を右に折れた時、1時間15分18秒。素晴らしい記録だと思った。ゴール、1時間15分27秒。足のマメが痛かった。

 ゴール後は日清の新製品の「ネイチャーズなんとか」というものを飲む。ほとんどおいしくない。水のつもりで飲む。救護室で足のマメを見て貰おうと思い探す。が見当たらない。我慢して着替えに行く。現在の自分の目標の最高タイムが出たので何も言う事は無かった。足にマメができなかったら14分台も出たかも…?

【反省】
三浦マラソンの結果を見てみると、8キロ地点でマメが痛くなっている。今回とほぼ同様である。ソーティは自分にはそれくらいが限界なのかもしれない。今度は「ターサー」で頑張るぞ!! 「ソーティ」は10キロまでのレース用が良いようだ。

1986年 軽量マラソンシューズ「マラソンソーティUL-100」発売

「マラソンソーティ」は袋状に縫い上げたウレタンフォームの底に、EVA樹脂と独自の特殊軽量合成ゴム「RBデュライト」を2層にして接着。片足分の重量を100gと従来の陸上競技シューズより約50g抑えた。
軽量化と耐久性の相反する課題を克服するため、ウレタンフォームの外側にパラシュート素材のナイロンタフタを用い、エクセーヌで補強している。
アッパー本体をホワイトで、補強とハトメ飾りにブルー、アシックスストライプをフラッシュオレンジでカラフルな仕上がりに、ソールはイエローにしたことで、シューズ全体が軽快感を与えるイメージになっている。

(No.14)


  
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