第547回月例湘南マラソン

　24年第1回目、正月の月例マラソン、無事に参加することができた。道路がだいぶ空いていてずいぶん早く現地に着いてしまった。しかし日も出ていて暖かく待つのも苦ではなかった。

　受付で聞かされたのは、きょうは走路に砂が上がっていて、5キロ、10キロは中止。いずれも3キロに変更になっていた。3キロの折り返し地点の先は砂が山の様になっているとの事だった。

　私の調子はいつものとおりでどこまで走れるかは分からなかった。とりあえず無理せずゆっくり走る事にした。場合によっては1キロだけで終わりになるかもしれなかった。

　とりあえずいつもの様にいちばん後ろから1キロを走り出す。6分以上のペースでは走らない。そんな気持ちだ。周りにいるゆっくりランナーのペースに合わせて走る。

　走り出すといたるところに砂の山、まともに走れない。前が詰まってしまい歩いてしまうところもあった。

　折り返しで3分半ほど、これなら問題は無い。帰りも砂の山は変わらず、ペースも同じようなもの。いちばん最後から出て行ったけれど、最後のランナーになる事は無く無事にゴールした。

　無理をしなければなんとか次の3キロも走れそうだったので、走る事にした。これも同じようにいちばん後ろから。トイレの前の暖かいところで待っていて、いちばん後ろが来たところでそこに入っていく。

　砂の山には嫌気が差して、国道の方に逸れてしまおうかとも思ったけれど、そちらに行っても早く走れるわけでもなく、砂にまみれてゆっくり走るのもいいかと思って、そのまま走り続けた。

　こちらもいちばん後ろになる事は無く、何人かを抜き去り無理なく余裕で走り切った。それにしても砂の山には参ってしまった。来月の砂の状況はどうだろうか。

（No.692）