第32回フロストバイトロードレース
2013年1月13日(日) 天候:晴れ
種目:ハーフマラソン 男子50歳代
記録:1時間27分57秒(グロス) 1時間27分46秒(ネット)
順位:総合286位/5326人 男子50歳代35位/1248人
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3Km | 12:38 | 12:38 |
4Km | 16:56 | 4:14 |
5Km | 21:08 | 4:15 | 21:08 |
7Km | 29:41 | 8:32 |
8Km | 33:49 | 4:08 |
9Km | 38:00 | 4:10 |
10Km | 42:12 | 4:11 | 21:04 |
11Km | 46:20 | 4:08 |
12Km | 50:34 | 4:14 |
13Km | 54:43 | 4:08 |
14Km | 58:59 | 4:16 |
15Km | 1:03:11 | 4:11 | 20:59 |
16Km | 1:07:28 | 4:16 |
17Km | 1:11:47 | 4:19 |
18Km | 1:15:58 | 4:10 |
19Km | 1:20:11 | 4:13 |
20Km | 1:24:08 | 3:56 | 20:57 |
21.1Km | 1:27:55 | 3:47 |
最初にこの大会に出場したのは1988年、今から25年前。翌年も出場したが、その後は出る事は無かった。タツノのメンバーと来ているが、当時の記憶は全く無い。今回の出場は24年振り。久しぶりに横田基地まで出かけて行った。
今回は、その当時には無かった横須賀線の武蔵小杉駅で乗り換えて、立川経由で青梅線の牛浜駅へ向かった。8時半に鉄人メンバーと待ち合わせ。駅からはゆっくり歩いて20分ほど。横田基地の第5ゲートに向かう。基地内には関谷さんが先に行っていて、いつもの場所を確保しているとの事。
駅から基地入口、受付、会場付近と途中はだいぶ混んでいたが、9時過ぎには集合場所に到着した。24年前の記憶が呼び戻される事は無く、全く初めての大会に来たのと同じ状態である。人気の大会らしく会場内はとても混んでいた。暫くは会場内をうろついて見物をする。長袖の記念Tシャツなども買ってみた。
11時スタートなので、その1時間くらい前から軽いアップを始める。ついでにトイレにも行っておく。トイレの数はかなり多い。日本国内?のレースとはちょっと違っている。参加人数も多いので、掛ける費用に制限も掛けないのだろう。焦らずにトイレに行ける。
空は晴れ渡り、風もあまり無く暖かい。日なたにいるとぽかぽかしてくる。昨日バイクに行っているので、アップは程々にして、ストレッチを十分に行う。ウェアの下はランパン、上はランシャツも持って来ていたが、ランシャツでガンガン走るような雰囲気ではなさそうなので、半袖Tシャツにした。アームウォーマーをするので、手袋は要らなそうだった。アームウォーマーは暑そうだったが、途中で補給するジェルの入れ場所が無いので、アームウォーマーは着ける事にした。暑くなったら袖を下げれば良かった。
スタートの様子が分からなくて、きっとのんびりしているだろうと思ったが、意外にみんな早く動き出している。ちょっと焦りながら、20分ほど前にスタート位置に向かう。既に前の方にはたくさん並んでいたが、混雑している程ではない。先頭から数メートル後ろに並ぶ。スタートまで15分程待つが、日も差していてそれ程寒くもない。参加人数はどれくらいいるのか分からない。会場に向かって来ていた人の群れを考えると、1万人くらいは居たのかもしれない。
スタート地点の前方には時計が設置され、スタート時間までをカウントダウンしていた。基地内で開催される大会のイメージでは、いい加減な運営の印象があったが、これだけ参加人数が多いと、運営もしっかりしているのだろう。スタッフもたくさん居る様だった。
ちょうど11時にスタートした。スタート直前には私の前にもだいぶランナーが並んでいて、スタート時にはちょっと渋滞もあった。記録速報を見ると、スタートラインまで11秒のタイムラグがあった。更にスタート直後の渋滞もあって、ロスタイムはかなりあった様に思う。
基地内の道路なのでコースはそれ程広くなく、またカーブも多く、走り出しは横浜マラソンの様にスムーズという訳には行かない。とりあえず走れる様になったのは1キロくらい行ってからだろうか。更に気持ち良く走れる様になったのは、2キロを過ぎてからだった。最近はスピードがあまり出ないので、スタートダッシュというものは無く、最初はダラダラと抜かれる。この辺りはじっと我慢するしかない。アップが足りなかった事もあるのか、速いスピードがちょっと辛い。周りから遅れを取らない様に付いて行く。
距離表示は1キロ毎に有った様だが、1キロ、2キロは見落とした。周りにランナーが沢山いて見つけられる様な状況では無かった。3キロの表示があって、12分38秒。最初のロスタイムを考えると、だいたい4分ペースくらいで走っているのだろうと思う。更に距離表示もいい加減だろうと思っていて、私の息の上がり具合から判断して、4分ちょうどくらいでは走れていると思っていた。
コースは、3キロを過ぎあたりでほぼスタート近辺まで戻り、その先は滑走路の周辺を走って、12キロ地点が折り返し。同じコースを戻って来て、スタート地点の横がゴールになっている。最初はカーブが多く走りにくかったが、滑走路に沿って走る様になってからは、走りにくさは無くなった。
私の調子も、5キロを過ぎたあたりからは安定して、気持ち良く走れるようになった。周りのランナーもほぼ固定した感じもあって、しっかりと前に付いて行く様にした。しかし、ラップタイムを見ると、ずっと4分を超えて、4分10秒前後を表示している。先週の月例では4分そこそこのタイムで走れていたので、それなりに走れるだろうと思っていたのだが、そんなに甘くはなかった。だいたい4分10秒くらいがいいところだった。何となく横浜よりも遅そうな気がしていた。
7キロを過ぎると滑走路を横断する。この辺りまで来ると周りはばらけて、ほぼ一列になって走っている。滑走路は幅が広い。かまぼこ型になっているので、軽く坂になっていた。滑走路は平らだと思っていた。普通の道路と同じ構造だった。排水が必要なのだろう。
9キロを過ぎて、滑走路から離れて行ったところに給水所。水を取る。まだジェルの補給はいらない。帰りのこの給水所辺りで補給を取れば十分だろうと思った。走路の横が畑になっていて、そこから応援してくれる人も何人かいた。ご苦労な事だと思ったが、多少は励みになる。
私が10キロを過ぎた頃に、前方から先導車が来た。その後ろにもうトップが来ていた。1人ダントツ、いいランナーだった。JPのユニフォームを着ていた。3キロ以上は離れている事になる。その後暫くしてぽろぽろと後続のランナーが来た。みんないい走りをしていた。
この辺りまで来てほぼ4分10秒ペースに落ち着き、周りに合わせて安定した走りをしていたが、10キロを過ぎて、最近の通例でもある様に、左足裏の左外側が痛くなってきた。自分ではたぶんバランスが崩れているためだろうと思っている。痛みは感じるが、走れない様な痛みではない。ペースは変わらずに走れている。これも我慢するしかない。そのうちに痛みも感じなくなる。
12キロでやっと折り返し。まだまだ9キロ残っている。もうひとふん張り必要であるが、距離は徐々に減っていく。給水を取って気合いを入れる。折り返しに向かうランナーが次々に来る。次第にその人数が増え、滑走路横に来た辺りでは、道路いっぱいにランナーがあふれていた。どれだけランナーがいるのかと思うくらいだった。
滑走路そばの給水が近付いてきた辺りで、そろそろ補給の準備をする。左のアームウォーマーにはさんだジェルを取り出す。15キロにはまだ早いけれど、早めに補給を取っても距離的な問題は無い。給水所が見えて来たところでジェルを取って、給水の水で口直しをする。これで最後までしっかりと走りきる事ができる。
先に折り返して行ったランナーの中に、塩野絵美の顔が見えた。私と1キロは離れていなかった様に思う。ジェルの補給を取って給水をした後、暫く走ると今度は前に宮崎康子の姿が見えてきた。台湾のアイアンマンで一緒だったので、たぶん私の顔を憶えているだろうと思って、抜き際にひと言声を掛ける。もうばてたと言っていた。ウルトラランナーが何を言っているのだろうとやり過ごす。最終的には、塩野は私の1分半前、宮崎は私の1分半後ろという位置でゴールしていた。
補給も済ませ、残りの距離も徐々に減り、ランナーは更にばらける。私のペースは変わらないが、ペースの落ちたランナーをどんどんとらえていく。中には私を上回るペースで抜いて行くランナーもいるが、そういうランナーは無視するしかない。
再び滑走路を横断するのは16キロを過ぎる辺り。残りは5キロほど。広くて視界もいいので、前にはランナーがまばらに走っているのがよく見える。私のペースは落ちていない。ここまで来れば後ろから来るランナーにはなるべく付いて行く。そして前を行く年配のランナーはなるべくとらえる。どこからか賞品が転がって来るかもしれない。早い位置に居るに越した事はない。
滑走路から遠ざかり、建物の間を走る様になる。距離はいい加減な感じはするが18キロ地点、残りは3キロ。横浜マラソンにイメージを重ねる。本牧の産業道路の直線でのラストスパートをイメージする。徐々にペースアップを図っていく。少しペースは上がり、ランナーを次々にとらえる。同年代らしいランナーが次々に見えてくる。
20キロ地点を通過し、残りは1キロを切り、前に見えている年配ランナーは全て抜き去った。私のペースは時計を見るとかなり上がっていた。そのままのスピードでゴールまで走り抜けた。最初は辛かったが、最後は気持ち良く走り切る事ができた。トータルタイムは遅かったが、暖かくていいレースになった。時計は1時間27分55秒で止まっていた。
結果は横浜マラソンと殆んど変わらないタイムだった。横浜マラソンの後の練習は何だっただろうかと、疑問が残ってしまった。昨日のバイク練習をひとつの言い訳にしようか。
ゴール後、着替え場所までジョグで戻る。まだジョグで走る余力は残っていた。名物?のハンバーガーを買いに行くため、そのまますぐにお金と上着を抱えてお店に向かった。長い行列と比較的短い行列の2つのお店。躊躇無く短い方に並んだが、そちらは既にハンバーガーは売り切れ、ホットドッグしか無かった。仕方なくホットドッグとチキンスープを買って戻って来た。行列でだいぶ待たされたので、既に多くのメンバーが帰って来ていた。いちばん最後のランナーは私より1時間くらい遅いゴールだった。しかし何とか完走した様だ。
レースが終了し、基地を出るまでにも長い時間が掛かった。国道16号の横断歩道を渡るのが大変で、かなりの時間を要した。国道を渡って牛浜駅に行くのも大変なので、JRのひとつ先の駅、拝島駅まで歩いて電車に乗った。朝の混雑を考えると、拝島駅は混雑も無く電車にも楽に乗る事ができた。
(No.564)
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